2023年1月9日月曜日

うさぎ初め

 あけましておめでとうございます。 

当家、一応喪中につき、行事こそ控えましたが孫たちが帰省していて本日が今年初走行。

行き先はズバリ宇治。昔、兎道と書いて「うじ」と読んだとかで、ウサギさんには大変ゆかりの地。ネットでも賑わいが伝えられていました。と言うことで「うさぎ初め」走行でした。

カワイイな…うさぎさん

ルートは一緒。R307から宇治川ラインへと出て、白虹橋から宇治川北の道を辿ります。散歩の人がちらほら。朝霧橋まで来ると予想通り、宇治神社へ入る人で大賑わい。私、正面から鳥居潜るのは避けようと、一旦さわらびの道に入り、歩行者並みの徐行で宇治神社の奥、恐らく関電宇治発電所への細い道沿いに入って駐輪。発電所はゲートが常時クローズなので往来は皆無で草茫々。持参したTOPEAKのクランク装着スタンドで自転車を道端に立て、宇治神社駐車場裏口?から進入、いきなり本殿裏に出ます。

宇治神社のシンボル 見返りウサギ

ここで、由緒ある「見返りウサギ」お神籤をGETし、境内の「ウサギ探し(3羽いるそうで)」後に裏口退場。鳥居は潜らず参拝も控えました(却って無礼な気がするけど)。そのまま「さわらびの道」を進むと宇治上神社。世界遺産ですが、ここの鳥居が道路上に堂々と立っているもんで、ここだけは潜らざるを得ませんでした。(-"-)

もう1羽がどこかにいる筈なのです…

今回、上神社はパスしそのまま進むと右側に大吉山登山道入り口が。「響け!ユーフォニアム」で祭の夜に麗奈と久美子が楽器を背負って登った山ですね。私も一度、自転車担いで登りました。その後はスルーだったのが、通行中の老夫婦が「よっしゃ、登ろか!」と仰ったのを耳にし、何故か私もその気に。自転車担いでも何もいいことなかった記憶があるので、今日は麓のプチ休憩スペースに、またクランクスタンドを付けて駐輪、徒歩で登りました。入口に「夜間の登山は危険だから禁止」の看板が。恐らく「響け!」のシーンをトレースして登る人が続出したんでしょうね。確かに夜景は綺麗だけど、道中は灯が皆無。路上は岩の切断面が露出し、落葉がそれを隠して滑り易く躓き易く、要は本当に危ない。良い子の「響け!」ファンは昼間に登りましょうね。

こんな路面ですから、夜間は危ない。自転車もムリ

すぐに頂上…と思っていたのが結構ありました。緩い九十九折り坂道が1km弱程でしょうか。標高100m程の展望台からは市内が一望できるのはアニメのシーンの通り。人も多く(圧倒的に年配者)そそくさと下山し、引き続きサイクリング。

麗奈と久美子が「愛をみつけた場所」を演奏した展望台

今日は「さわらびの道」から「かげろうの道」に入って北方向へ。クネクネ走ると京滋BPを越え、T字路左折し府道7号経由で黄檗の南側に出ました。普段ならここから北上し、六地蔵を経由でR1BPに回り込むのですが、それじゃトイレがずっとない。今日はいいやと再び南下し京阪宇治駅近くの交流館「茶づな」に入ってトイレ&抹茶ソフトタイムに。「響け!」の等身大?パネルが掲示してありましたが、2期までしか知らない私には「知らない子」もおりました。

「響け!」のキャラクターたち。推しの夏紀先輩は左端に!

以降は宇治川沿いを走って、隠元橋を渡って観月橋からR1BP、そして流れ橋PAへ。自転車置場にホンダのCB750が駐車中。おっきい!私、一時は現在のZ125をCB125Rに乗換えようかと思案していたのですね。Z125はクルクル回るし可愛くてヒラヒラ手軽なんですが、70km/h出すと脊椎がずれるかと思うほどの振動。その点、フルサイズのCB125Rはめっちゃ安定していると書いてあったので考えていたのですが、職場の長年のバイク乗りのご意見で、自動二輪の世界のホンダは四輪でのトヨタ。四輪のスバルに近いのはカワサキ、との名言を頂き、思い留まっております。(知らんけど)

Z125pro 春日原生林入口にて

隣はスズキの隼なるモンスターマシン

木津川CRは真向向風。道もクネクネなんで時折追い風になりながら1時間で山田川到着。途中の木津川べり茶畑上で「カッ」と鋭く鳴きながらゆっくり降下する猛禽類発見。少ししか目で追えませんでしたが鳶には見えない。迫力あったので鷹の類でしょうか。ずっと前にも目の前を大きいのが横切った記憶があるのですね。鳶を見ることはないので、何らの猛禽類と思うのですが、カラス天下の川べりを何とかして欲しいです。本日走行82.1km。

茶づな の構内にて

宇治神社北側の関電宇治発電所ですが、なんと大正2年生まれ。発電量は黒部の10分の1の3万キロワット余。世界遺産の隣のあんな場所にクロヨンの10分の1の古い古い発電所があるなんて、みんな、もっと知った方がいいよ。何故ならここは琵琶湖の水を遥々11kmもトンネル掘って持って来て発電しているのです。取水場所は瀬田ツーリングで寄っていた南郷プティブランの近く、フレンドマートの隣です。ここから宇治川ラインの北側の山の中を滔々と流れ、大吉山を突っ切って発電所にもたらされているのです。凄いですね。110年前の運転開始ですから建設はほぼ明治時代ですよ。水の流れと時代の流れを重ねてしまいます。

そう、滋賀県民の常套句「琵琶湖の水止めたる」が実行されたら京都の電気も止まるんです。脱炭素生活の鍵を握るのは…   滋賀県民の機嫌だ!   

本年もよろしくお願い致します。

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