2022年12月5日月曜日

はりまシーサイドロード

 久し振りにCTJツアーに参加。岡山県備前市の日生(ひなせ)港から兵庫県相生市まで公称35kmの初心者用短距離コース。「かきおこツアー」と銘打っている通り、3か所で牡蠣が食べられる(自由食)のがウリ。残念ながら私は牡蠣は苦手。が、催行まであと3名とかメール来たもので、今年は2回申し込んで全空振りだったし、海辺のサイクリングは好きなのでまあいいかと参加。

日生港 背後は備前日生大橋

結局参加者は10名ほど。女子も3名いらっしゃいました。いつものように奈良観光バス駐車場まで車載し、バスは6:45発。大阪梅田に立ち寄って阪神高速池田線から中国道山陽道を経て、日生町の五味の市なる海鮮市場に10時40分頃到着。取り敢えず早めの昼食タイムになり皆さん「かきおこマップ」を手に散会。私は事前に昼食難民を察知し、近くのカフェを調べていたのでまっしぐら。するとなんと「臨時休業」。えー。代替プランは持ち合わせておらず、止む無く当てもなくJR駅方面へ。飲食店はちらほらあるものの予想以上のカキオコ一色。JR駅って町の中核なんだから何かあるだろうの期待は見事に裏切られ、ふらーっとなった所に昭和テイスト満載の喫茶店発見。

入るとマスター?らしきがゴルフ番組を鑑賞中。奥のキッチンに奥様らしきがいらっしゃる。年季の入ったソファ風のボックス席でサンドウィッチとカフェオレするもマスターはほぼ無言で給仕。ゴルフ番組を中断され機嫌悪いのか、性格なのか不明。テーブルには灰皿があり、今どき珍しい「タバコが吸える」文字通りの喫茶店でした。セットメニューなんてないので少々割高でしたが背に腹は代えられず、支払い時に「牡蠣だらけで困ってたので助かった」話をすると初めてにこやかに笑って頂きました。マスター、怖い人じゃなかった・・。海鮮苦手な人は気をつけて下さい。聞きしに勝る牡蠣軍団です。

五味の市で出発準備中

11時半に出発。国道から海沿いの山道に外れたり国道に戻ったり、一体どこを走ったのかあやふやだけどついて行くだけ。あっという間に兵庫県赤穂市に入り、「はりまシーサイドロード」なる山あいの道(R250)を走って赤穂城跡に近い大石神社で休憩。内蔵助さん関係ですね。私は喪中なんで鳥居を潜るのは遠慮しておきました。一帯は城址公園として整備中のようで、きれいになりますよきっと。

大石神社の入口 四十七士が居並んで迎えてくれます

赤穂城の隅櫓(やっと青空)

千種川を渡って坂越地区へ。ここの海鮮市場でも休憩。私は塩ソフトを堪能しながら牡蠣の水揚げ風景を見学。坂越の名前に相応しくここからまともな坂道へ突入。今回、ピストバイクの方が2名参加しておられ、坂道を目前にすると猛アタック。きっと苦労を買って出られる奇特な方なんでしょうね。トンネルも2か所。アップダウンを事前把握していないので、ギアの切替に忙しい。と言っても距離が35kmと判っているので何でも出来ちゃいますよね。

千種川を渡ります

坂越港に塩ソフト

牡蠣の?作業

山を越えると再び「はりまシーサイドロード」に出て街へ降下。身近に海が見えたなーと思ったらもう終点の海鮮市場でした。到着は14:38、私の走行距離は37.8kmでした。

自転車をバスに収容中、適当にBBQをとのことでしたが、お腹もすいておらず、近くのペーロン博物館へ。展示物は殆どなく、立派な艇庫でした。ペーロンと言えば長崎ですが、相生にも伝わり盛んなようです。十数艇が収容されており、2階の窓越しに見ると「戦闘妖精雪風」での出撃を待つ特殊戦・戦術偵察機の居並ぶさまを思い出しました。ペーロンたちには全て「〇龍(飛龍とか雲龍とか)」の軍艦か関取のようなパーソナルネームが与えられています。ペーロンって龍舟なんでね。

船底にはスケグのような直進安定板らしきが見えます

ペーロン基地

因みに相生にも大きな造船所があります。山道からも豪華客船みたいなのが見えていました。JMU系の造船所のようで、JMUと言えばイージス艦からヘリ空母、フェリーさんふらわあ 等の実績充分。

ペーロンだってペローンと作っちゃえますね~。 

なんちゃって (ノ≧ڡ≦) てへぺーろん

あーあ(走り足らん…)


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