2022年11月1日火曜日

サイクリングしまなみ 2022

 「サイクリング しまなみ2022」に参加してきました。コロナ直前の2019秋に参加して以来、しまなみ海道は3年ぶり、イベントは3回目。毎回、大会名も違うしコースも違いますが、今回のA~Hの全8コースのうち尾道発はA・Bの2つだけ。しかも尾道に戻って来るのは唯一、私が参加したBコースだけでした。Aコースは今治まで行っちゃうので、それはそれで良いのですが「帰りどうすんの?」が面倒で、Bコースは今まで走ったことのない島が入っていたのでこちらにしました。距離はどちらも公称70km。

Finish!

今回は受付が前日に尾道駅前だったので前泊も尾道。中国自動車道の吹田~池田が工事通行止で、新名神の高槻~神戸を経由してみました。ホテルも尾道駅近くで、ドアtoドアで4時間半。14時過ぎに着いて、まずは受付に出掛けるとそこいら中、自転車乗りだらけ。参加数7,000で尾道発だけでもAコースが1,000名、Bコースが300名なんで、まあそうなるか。

30日当日は午前3時半起床、5時過ぎに向島運動公園のいつもの駐車場(グラウンド)到着。まだ真っ暗。5時半に駐車場の集合場所に自転車と一緒に行きまして、スタート地点である西瀬戸自動車道(有料道路)の向島IC(料金所)に向け6時過ぎ?出発。1,300台が1km弱を移動。最初こそ自走したもののすぐに渋滞し押し歩き。夜明け前で気温がぐっと冷え込み寒い事!料金所には8時にやっと到着し、スタートは30分遅れ。初めての高速道路走行です。

向島料金所のスタート風景

が、自動車道は「慣れてない」プロトン状態。高速道とは言え道幅が特別広いわけでなく並走すると追い越しが危ない。ガチの人から観光モードの人も居るんで、度々ヒヤッとしました。上りでは詰まるし下りでは加速するし、止まっちゃいけないけど写真撮りたい人もいて、自動車道走行のルールを事前に周知する必要ありそうですね。

プロトンは生口島の南IC手前で自動車道を降り、海岸線に向け降下、BコースはR317を左折、一同トイレを必死に探し、旧生口中学校のトイレ(2ブース)へ。私が行った時はまだ2,3名の行列でしたがたちまち長蛇に。すぐに岩城島への渡船乗場があります。初めて渡る島です。渡船は道路がそのまま動くようなもので、目の前の小漕港へ。ばあちゃん達が手を振ってくれます。これは全体的に言えることですが、地元の人たちが表に出て声を掛けてくれるのは嬉しいものでした。

第1エイド岩城港のウェルカムボード

岩城島はいきなり坂を登って降りてまた登って降りて、で第1エイド。地元バンドが演奏する中(結構上手でしたよ)、10時だけど昼食タイム。15分程で出発し、町中の細い道を走って海沿いへ、と思ったらまた坂を登って降りて、ゆめしま海道の岩城橋。今年の春に開通したばかりの新しい橋。ですが写真の通り真ん中まではひたすら登坂です。駆け下りて生名島。5年前に一部を走ったことある島で、坂のイメージしか残っていません。その生名島を時計回りに1周。相変わらずシトロンの小波が寄せる白浜ががきれいと、海を見渡したら、生名港に巡視船が見えました。後で写真を拡大すると”PLH32あきつしま”。7,000トンクラスの海保の旗艦的な大型巡視船ですね。なんでここに居たんでしょ。横浜の船ですよね。

うわ。岩城橋の上り勾配が見えます

巡視船 あきつしま

この風景を見に、しまなみに来たのです

岩城橋を下から見たところ

西側に入って所々に小坂があります。因島への渡船乗場に11時に着き駆け込み乗船。因島は何回も走った場所です。まず自転車神社にお守りの更新に立ち寄り。似たような人がちらほら来ていました。Eコースの人は路上スタッフに「道、そっちじゃないよ!」と注意されたそうです。判りそうなもんだけどね。喪中なので鳥居は潜らず、お参りはせず、これまでのお守りを返納し、新しいの(今度のカラーは白)の授与のみ。で、機嫌よく生口橋を潜って走っていたら前方に人だかり。自転車の大渋滞です。主にEコースの皆さん。誰もが何だか判らず少しずつ押し歩き。このまま第2エイド(万田発酵)まで渋滞との噂も聞こえ、マジか…と思ったら暫くして走り出しました。ほっ。

寄道の自転車神社

自転車渋滞 ま、こうなりますわな

万田発酵さん いつもすみません

第2エイドも混雑。お饅頭とゼリーを頂き10分位で出発。長大トレインになっていますが、隙を見つけて追い抜いてなるべく前に出まして…、ところがそんなことしてるから寄道しようと思っていた「はっさく屋さん」への分岐を逃して因島大橋に上がってしまった。今回唯一の自転車道での渡橋です。写真撮りたいけど止まれず向島に入り、またせっせと走行。足は結構残ってるので飛ばしまして第3エイドの向島中学校へ。こんなフィニッシュ直前にエイドなんて要らないのにな…と思っていたのが大間違いでした。

グラウンドにはずらーーっと「渡船待機」の行列。そりゃそうですよね。Eコースの1,500名に我々300名が加わるんですから、あの向島と尾道間の渡船はちっちゃい船。自転車込みなんで、1回に50名として36便。5分毎でも掃けるのに3時間かかる計算。一般の人もいる訳ですから実際はもっと? マジか。1列に10名位並んだ列がジワジワ前に進むものの、結局1時間待ち。その間、向島中学吹奏楽部が、学園天国とかを脇で演奏してくれて、和みになりました。有難う。上手でしたよ。

これが本当の船待ちの町

今回授与された 自転車神社のお守り

ようやく渡船に乗れてフィニッシュの尾道市役所には14時20分着。スタッフさんが写真撮ってくれて、何かフィニッシュの手続きが要るのかと聞いたら何もないと。えー、向島で途中下車しても一緒やったんか。何故にフィニッシュを市役所にしたのか今でも謎です。

Bコースは駅前で渡船に乗れとのことだったので、探しながら駅前まで自走し乗船。いつも乗ってる渡船でしたが、すっかり忘れていました。再度向島に上陸、運動公園まで自走します。信号待ちで後ろから来た方が、道が判らないとの事だったので、ややゆっくり目に走って運動場の駐車場には15時20分到着。やれやれでした。ここまでの走行距離は78km。そんなものでしょう。16時前に車を出して、先程スタートしたICから本州向けて出発。料金所ゲートで前の西濃トラックが、何を間違えたのかバックしかけ、めっちゃ焦った。あそこ今でもETCで入れずコイン投入なんですよね。何とかならんかな。

尾道BPから福山西ICに入って山陽道の福山SAで着替え(第2トイレの個室が広くて良かった)、お土産買って再出発。なんとここに「はっさく屋さん」のはっさく大福がありラッキー。夕暮れの高速をアート引越しセンターのトラックにアイサイトで追従し、楽させてもらいました。時速は80キロだけど、きっと安全運転だろうと、ブランド力ですねえ。帰りも神戸JCTから新名神走ったけど、周囲は真っ暗。川西や箕面ICも周囲に灯がなく、トレンドの住宅地なのに山の中でした。びっくり。

刀剣乱舞! (掲載はご了解頂いています)

因島の渋滞中に前に痛車発見。ディスクホイールには「刀剣乱舞」の推しキャラが。お話伺うと、データでデザイン渡すと簡単に出来るそうでした。ジャージやフレームにも推しキャラ(誰だかよく知りませんが)でしたので統一感ハンパない。見てても楽しいです。やたらダウンチューブの太い電動アシストロードだったら、こういう装飾が似合うのでは、と思ってしまった。

痛E(イタイ)バイク。

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