2022年4月23日土曜日

奥明日香のブラブラ

 本日は半年ぶりに奥明日香まで。往路は平城京跡から一条通を走って、転害門から大仏殿を回ってみました。

私は奈良の街の中では、この東大寺の北の界隈、北御門町と呼ばれる辺りの雰囲気が一番好きです。なんて事はない古い住宅地なんだけど、大仏殿界隈の喧騒から離れてひっそりと佇まう、静かな街です。時々鹿ちゃんも遠出して来たりします。

そう、転害門って変な名前ですね。でもこの門(建物)は奈良時代からここにある国宝なのです。元々は東大寺の西側の門の一つだったそうです。にしても妙な名前。この門の付近は手貝町ですから、恐らく縁起を担いだ当て字と思われます。で、大仏池の脇を通って東大寺構内にちょっと入り込み・・・、あれ? 鹿ちゃんおらん。見渡すかぎり鹿っ子一頭見当たらないのです。どーなってんだ と思いながら南大門前?の交差点を飛火野方面へ右折すると、鹿わちゃわちゃ・・。丁度春日大社参道から飛火野にかけて、鹿ちゃん大集合。

時刻は9時半。そっか、朝ご飯の騒ぎが収まった頃合いなのか。観光客も鹿に紛れて大勢いらっしゃる。鹿せんべいおばちゃんの横に直行する鹿もいるし、横断歩道を渡るのか渡らないのかウロウロキョロキョロするのも結構いて、通りがかる車も路線バスも「どーしたもんだか」状態でした。

奥明日香の入口・稲渕

鹿の喧騒から脱出しR169を南下、北東方向から明日香イン。飛鳥坐神社で休憩し、稲渕地区へ。今日は誰もおりません。棚田はきれいだけどまだ田植えもしてないもんね、見るもの特になし。がらんとした道を奥明日香・栢森(かやのもり)方面へ。相変わらず飛鳥川にしめ縄が渡っています。以前から知っていましたが、今日は露骨に見えます。ぶらんと垂れ下がってるのってあれですよね。覇気は感じられんけど紙垂が添えられていると神々しくもある。柏森に到達するとまた川を渡るしめ縄。こっちのは、なんて表現したらいいんでしょ、あの形。アシナガバチの巣? 前にある説明板を初めて読んでみました。さっきのが男綱でこっちが女綱。ブラブラしているのは『陰物』だそうで、じゃ、女綱のブラブラは・・・藁縄で表現するのには無理がありますよ。

これは男綱のブラブラ

こっちは女綱のブラブラ

しかし陰物って何とも言えない表現ですね。この二つの綱は五穀豊穣とか疫病退散とかの意味があるそうで、ことさらエッチな話ではないのですよ。ラブラブじゃなくブラブラですから。(!?)

カモの水浴びを盗撮してもた が、清涼!

妄想は置いといて、春の奥明日香は走るに気持ちよく、柏森集落から芋峠入口で折り返し、明日香村ダウンタウンへ爽やかダウンヒル。4分待ち信号にはしっかり引っ掛かりつつも、また『元気な果実工房』でジェラードタイム。

本日は「桜もち」「柿」のダブルがカップイン。ん-ーーうまっ。桜もちには本当にプニプニしたのが入っていて食感も大変宜しい。柿にも「干し柿」を刻んで入れているそうで、これまたGood。他にも食べたいの、たくさん。旬の「あすかルビー」に疲れが取れそうな「南高梅」、ベーシックなバニラビーンズに、チョコバナナ、ラムレーズン、レモンシャーベットetc。あかん、ヨダレ出るわ。

上が桜もち 下が柿です

帰路は中央CR。この道は橿原から飛鳥川に沿って北上する幹線の筈なのですが、葛城CRが「京奈和自転車道化?」によってどんどこ路面が良くなっているのに較べ酷いまま。京奈和自転車道と重畳するまでは、ほぼグラベルか?と思うほどの凸凹道。舗装したての京奈和自転車道も「ド根性雑草」が結構顔を出していたので、こちらも時間の問題って気がするけど。本日走行82km。

痛々しくもある

サイコンは健康回復しましたが、あー、タイヤが亀裂だらけ。1年前、これ見て焦って交換したら、裏側は何ともなかったのですね。どうもコンチGP5000はこういうものらしいです。勿論亀裂がある分、異物が入り込み易いでしょうが、まだ走行3000km未満なので、あと1000km位は走ってやろうと思う次第。インジケータの穴もまだしっかりしてるし。何しろ高価なのでね。オートバックスのCMでタイヤ4本8,800円!とか観ると思わずひっくり返りそうになるわ。それ、GP5000の1本分ですやん。

10月の「しまなみサイク大会」にエントリーしましたので、その前にタイヤ交換しましょう。

Reタイヤ なんて嫌ですからね。

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