2021年9月12日日曜日

自動二輪免許は遠い

  このところ週末は教習所と重なるので(まだ行ってます…エラい混んでて週イチペース)週末は一か八かで走る日を決めます。で、先週に続いて雨が降り「八」になるという展開。現在も↓のような雨雲レーダーですからね。どっちへ逃げれば雨を躱せるかと随分悩みましたが、結果的にはどこへ行っても逃げられん…と出走中止。正解ですよね。そもそも今も盛大降っているし。

ずっとこんな感じ

因みに一か八かの「八」は「罰」の意味です。元々サイコロ賭博から出た言葉。サイコロに8はないし、「罰」は「バチ」とも読みますよね(この罰当たり者め! みたいな)。


三日前にようやくワクチン1回目打ちました。ボールペンの芯みたいな注射器で全然痛くもなく、入ってから出るまで30分。流れ作業です。ただ予診のドクターが予診票にサインするのですが、字が芸術的でさっぱり解読できませんでした。拙作「モノクローム」で看護科のJK、サブヒロインの高倉翠(たかくら あきら)が病院実習の際に藤本万智看護師に言われた、

「私が見る限りでは、ドクターって字が下手な人が多いんだよねえ。だから確かに見ても判らん」

って当たってましたね。思わずほくそ笑んでしまった。因みに「ほくそ笑む」の「ほくそ」は「北叟」と書きまして、「塞翁が馬」で有名な「塞翁」たる老人の事です。この人が嬉しい時にそっと笑うのがクセだったと言うことで、思い通りに行った時にこっそり笑うことを「ほくそ笑む」と言うようになったとか。雨降りはお勉強になりますね。

で、1回目接種なので副反応は大したことなかった。打った場所らへんは結構痛みます。押したら「いてっ!」と言う位。周囲に多かった「腕が上がらない」事はありませんでした。年寄ほど副反応ないみたいで身体年齢80歳と言われてしまった。


教習所の話は免許を無事取り終えてからでないと偉そうに言えませんが、そして目途が立ってないので厚かましいのですが、まずは「教官が優しくなった」のにびっくり。四輪免許は私、学生時代に横浜で取りましたが教習所は「金を払って忍耐を学ぶ場所」と言われてました。今なら「ブラック」と呼ばれるかも。実車実習での教官の一言目が「ばかやろう!」でしたから。(エンジン掛かってるのにセル回そうとした私も悪いですけど)

勿論、既に四輪免許持ってるとか、教官より歳喰ってると言うのもあるでしょう。しかし優しいです。

そして見抜かれましたね。「原付とか結構乗ってはるんと違いますか?」「いえ、乗ったことないですけどロードバイク結構乗ってます」「あー、やっぱり」 と言うことで何らのクセがついてるようです。尤も水たまりやマンホール避けるのはクセがついているので言われなくてもできますが、乗り物として全然違うから却って苦労は多いです。


そもそも右足は回してナンボなのが、自動二輪ではリアブレーキですからね。加速時に思わず踏んでしまう。そして左手は握るとクラッチ切れます。急ブレーキかけようと左手に力入れると却って空走します。南無…。斯様に、慣れるまではギクシャクもいいところ。

同じなのはカーブで車体倒す、段差でタイヤが滑ってコケる点。雨天の第1段階見極めて派手にこけました(勿論アウトです)。

教習車はホンダのCB125なる教習専用車。ワタクシ、小型二輪だから配達用のようなちっこいバイクだと勝手に思っていたので、大きさにまずびっくり。重量も140kgもあり、初日にこけそうになった車体を右腕だけで支えようとして軽く捻挫してしまった…。ロードバイクは指一本で持ち上がるので舐めてました。市販車と違ってコケても車体を守るようなガードがついているのと、操作状況を視認できるランプが矢鱈ついてます。教習所にも2台しかなく、毎回同じのに乗るので、めっちゃ愛着湧きます。

CB125 (中勢自動車学校さんのHPから拝借)

走るのは来週に持ち越し、と思ったら台風来そうだって? その名も14号「チャンス」。

今年の天気はふざけてるのか…。

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