2016年7月2日土曜日

エジソンはエラいヒト

暑かったですねー。本日は半年以上ぶりの枚方周回。

朝から風が強いです。雲は目で追えるほどに早く流れ、夏草の匂いを運んできます。少し伸びた稲が波のように靡いて、その上から雲間の光が追いかけます。昨日は半夏生でした。暦の上ではそろそろ梅雨も明けてきて、半夏(カラスビシャク)なる植物が田圃に生えるので田植を終わっときなさいよって時期です。ま、変わり目ってことですかね。

R168で天の川沿いを枚方に出ます。ガードレールを越えて、葛の蔓がピュンピュン出ていて手足に当たり結構痛い。淀川沿いを走る頃は南西の風で追風快走、30km/hを遥かにオーバーで喜んでましたが、その後報いを受ける事になろうとは。

御幸橋からそのまま一般道に降りると京阪・八幡市駅前に到着。久し振りに走井餅でもと思い駅前ロータリーを回ってみたら、丁度改札から出てきた横断歩道の前に胸像発見。見るとトーマス・A・エジソン。え、エジソン?あのエライヒトの? なんでまたこんな所に? 解説板が嵌めてあったものの「エジソンと八幡男山の竹が結びついて云々」と今一つ解らない。更にロータリーの道路には「エジソン通り」なる標識まで。もっともロータリーですから大した長さではない通りですけど何だか場違い。ま、由来は別にして、エジソンの子孫もこんな所に一族の名前を冠したストリートが存在するとはびっくりでしょう。

エジソンさん八幡市駅前にてお出迎え
謎が解けぬまま「ま、いいか。飛行神社行こう」と走井餅をすっかり忘れて飛行神社へ。ずっとClosedだった受付に「手作りショップ」が入っててびっくり。お嬢さん2名でやってて、詳しくは見ていませんが、飛行機の手作りではなさそうでした。そのまま流れ橋PAまで走って休憩。今年初の四季彩館北海道ソフトクリームでガス補給。木津川CRに上がろうとして道を曲がり損ね、何とかなるやろと曲がった次の路地に伊佐家なる文化財の古民家がありました。一般開放はしていない旨の看板があり、中は判りませんでしたが落ち着いた茅葺の大屋根が垣間見えました。路地を行くと案の定、CRに出て流れ橋を渡ります。橋脚に一部金属製と思われる桁が入っており、以前より頑丈な柔軟構造になったようです。でもまあ路面は結局流れるんでしょうなあ。

F104戦闘機エンジンの後に手作りショップが!
上津屋の伊佐家 庄屋さんだったそうな

木津川東側の管理道路を走りますが、ここからはマトモに向風。しかも暑い。何しろ本日の城陽市や京田辺市は風速5m/s&気温34℃以上でヘロヘロ。山城大橋からCRに戻りましたが木陰すら殆どなく、山田川でCR出てからアルプラで心身冷却しました。本日走行66.4km。

夏の日って感じになって来ました、流れ橋
えーエジソン。どうやらエジソンが発明した電球に使われたフィラメントが八幡市男山産の竹で出来ていたそうです。ただ、電球そのものの発明は実は別の人で、エジソンはフィラメントに竹(カーボン)を用いたのが画期的で長時間の耐久性を実現させたとか。尤も、その後フィラメントにはタングステンが使われるようになり、エジソンの功績は発明と言うより電力の事業化にあるそうです。この時に設立した会社が現在のGeneral Electric(GE)だって言うのにはちょっとびっくり。エジソンにはいろんな曰くがあったようですが、エラい人には違いないようです。

なんでエジソンがフィラメントに竹を使用したのか? 答えは、たまたまあった土産品の扇子の骨を使ったら具合良かったからって話です。

ハイ、発明にはセンスが必要ってことで・・・。


【お知らせ】

ShortStory スペース・ラヴ 後編12話 「水の星の危機」 を追加しました。いよいよクライマックスです。

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