2014年7月13日日曜日

戦艦 大和神社

久し振りにお陽様の元で走れました。が、本日は夕方から劇団四季・ライオンキングを見に行く予定だったので時間に余裕がなく、桜井方面早回りコース。

コースは奈良市街地に出てからいつもの通り県道・R169を南下し桜井から橿原へ、そのまま飛鳥川沿いの大和中央自転車道を戻るルートですが、本日のチェックポイントが2ヶ所。大和神社とCafe・4'Seasonです。

大和神社はR169にでっかい看板があって、以前から「何やろ」と思っていました。正直、壮大な名前の割に聞いた事がなく、新興宗教かしらんとまで思っていたのです。変に勧誘されても嫌なので珍しく事前勉強。するとWikiでは謎の4世紀付近に出来たとか書いてあって、やたらと古いです。しかも場所ももっと南の方とか古すぎて判らんみたい。も一つ、2次大戦中の戦艦大和にこの神社が祭られていたとか。同名の好というものでしょうか。因みに神社の名前は「おおやまとじんじゃ」と読むそうです。「和」一文字で「やまと」なんですね。これは、かつて「倭」で「やまと」と読まれていたのが漢字の意味的に(野蛮なとか言う意味)宜しくないから「和」が当てられた事に由来します。

で、まずはR169から看板通りに細い道に入ります。集落の中を抜ける生活道路ですね。軽トラが擦れ違うのも大変な細さ。すぐに神社発見。大きな鳥居です。参道が思ったより長く細かい砂利道を走ってゆきました。二の鳥居の向こうに拝殿が見えます。手水で手を清め、まずは2礼2拍手1礼でご挨拶。人気もなく「ふうーん」と歩いていると手水の横の小さな小屋?に「戦艦大和展示」と書いてあったので入ってみました。中にはでっかい「戦艦大和」の模型が4つ並んでいます。寄付されたものもあるらしく「作者」の紹介もありました。プラモデルと思うんですが神社に寄付すると「奉納」になるんですね。私の親父も大昔、1m以上の戦艦武蔵のプラモデルをお正月に作っていましたが、作った後が大変でした。埃はたまるし置くところないし。母親の「ハタキ」攻撃にアンテナや機関砲はやられ、最後は満身創痍で廃棄されました。奉納すりゃ良かったんですね。

神社を出て、元の細い道を南下します。格子窓と白壁の古い民家が並び、昔はこちらが街道筋だったのでしょう。のんびりとした夏の風情が漂っていました。巻向付近でR169に合流し、そのまま南下。次のチェックポイントを目指します。Cafe・4'Seasonは8月の上旬にジャズライブがある場所で、カミさんから「行きたいからどんな所か見てきて」と指令がでてました。場所は藤原京の近くの国道沿いでだいたいこの辺、と大雑把。国道はR165でしょうから、R165を西進します。すると台湾料理の西にそれらしき看板発見。南欧っぽいきれいなお店です。それに、なんとスポーツ自転車用のラックが駐車場に鎮座。

ほえーっと思いながら「ゆきかぜ」をラックに掛けて入ってみました。店内も白とナチュラルオーク系ですっきりまとめられていて、我家の好みの色合い。お嬢さんオーナーがやっていらっしゃって店内にはロードバイクが堂々駐輪。よく判らないままジャズライブの話を聞いてると、オーナーもロードに乗られるとか。店には自転車乗りも結構訪れ、奈良県の公式サイクリングコース「ならくる」のサポート店舗だそうです。で、Cafeなんですが「大和茶かき氷」を頂きました。ボリュームたっぷり、お茶シロップ?に粒あん、白玉入りで美味しかったですよ。急に暑くなった本日、ストライクメニューでしたね。今後の寄り道場所が出来てラッキーでした。取り敢えずは来月のライブにまたお邪魔します。

ライブチケットもついでに購入し、そのまま橿原から自転車道へ。夏草茂りカメムシ臭の香る自転車道をせっせと漕ぎます。南下してた頃は南の風だったのが、北上始めると北西の風。いつもの事ながら人生常に向い風。どーなっとんねん日本の天気。そう言えば今日はセミの声を聞きました。ニィニィゼミとクマゼミ。梅雨終わったーに聞こえました。本日走行66.3km。

ライオンキングには間に合いました。いつもの事ながら、四季のミュージカルは日本の宝ですね。全国複数同時に別の演目をあのレベルで揃えるのですから大したものだと思います。それに、家族の意見として、ライオンキングのイボイノシシ(ブンバァ)とミーアキャット(ティモン)の言葉は「関西弁」が最高。役どころにもぴったりですしね。閉幕しても拍手は鳴り止まず、アンコール?は10回を数えました。

しかしティモンがミーアキャットとは思わなんだ。リスみたいだし。

ミーはキャット?

 
大和神社拝殿
戦艦大和のビッグモデル





Cafe 4'season 
オーナーさんのロードが見えます



0 件のコメント:

コメントを投稿