2012年8月3日金曜日

近江八幡でカヤック

本日、有休とって近江八幡でカヤック漕いでいました。

私の会社には「夏休み」と言う制度が無いので、お盆前後に皆、調整して有休取るのですが、私も本日その第1号。今の計画では中旬以降にもう1日休むだけなので、夏休みと言う程でもないのですが、サービス業なので仕方ありません。

でも平日に琵琶湖なんて、年に1回あるかないか。きっとガラガラで「俺の湖」状態と思って行ったら大賑わい。どうも世間も夏休みに入っているようです。カヤックも数艇出ていまして、普通の休日と変わりませんでした。

いつものように宮ヶ浜から出航。そのまま南西へ向い、水ヶ浜の先まで行って戻ってきました。往路は比較的沖合いを漕いで、復路は湖岸沿いをまったり漕ぎました。ここいら辺を漕いでいるカヤックは私だけで、釣り人は少なかったのですが、お嬢さんが水上スキーの特訓?を受けていましたね。

水が温かいせいか魚の姿は見えず、アオサギ,カワウ,トンビ,シロサギ達が手持ち無沙汰そうにキョロキョロしていました。トンビも低空飛行で水面を突っついたりしていましたよ。目の前をアオサギが飛ぶとなかなかの迫力です。古代の翼竜は凄い迫力だったんでしょうね。

本日は南西方向の風のようでしたが、場所場所で波がコロコロ変わりました。ピッチの短い波が異なる方向からぶつかり合う場所ではフネが小刻みに揺れてどっち向いてんだか判らなくなりますので、ちょこまか姿勢制御が必要です。波長の大きいうねりっぽい波が来る場所では、手を抜くと流されるので当て舵を当てっぱなしです。程よい波ばかりで、まあ、のんびりと漕げました。

水も南湖とは異なり透き通っています。でも大きな藻が湖底から立ち上がって群生し、湖岸近くでは巨大な暗岩や洗岩が見渡せます。そんな中をゆるゆると進むと、不思議の国の探検隊みたいです。カヤックだとほぼ無音航行なので、魚が跳ねる音は勿論、水鳥の羽ばたきの音や、小さな洞に打ち寄せる波の音もよく聞こえます。

海と違って、琵琶湖には古代の香りがします。湖底に石仏が立っていた・・・なんてミステリアスは話もありそうです。
その頭上で水上スキーの嬌声が・・・ ますます不思議。

正面が沖ノ島。右は岬?です
カフナの船形はきれい。特にバウ形状が好き



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