2025年6月28日土曜日

御幸橋アンダーパスとアイサイトXテスト

 梅雨明けですと?!

 雨が続くのは困るけど、梅雨明け=酷暑朝練開始 じゃないですか。まだ6月終わってないよ。

 今日は気温はそこそこ高いけどカラッとしていると聞いたので、普通に枚方周回に出走。主目的は「御幸橋アンダーパス」。以前から何やら工事してると思っていたし、今月嵐山往復した時に完成しているのが見えていました。が、アンダーパスしちゃうと御幸橋を渡れないので今回初走行。

枚方大橋・高槻方面めっちゃクリア

 8時前に出発。弱い向風の中をR168で山を抜けてゆきます。磐船トンネルを抜けたところで赤い大型スポーツバイクがさーっと抜いて行きました。目の前の左ヘアピンをバンクしてゆきます。お、下りやったら…とこっちもバイクが走れない最内側をバンクし追従。と言っても差は開くんだけど、ミラーには絶対残ってるくらいに追いかけたろ、と無駄な闘志を燃やし、幸い四輪車が来ないのでほぼノーブレーキで路面の凸凹だけ躱しながら追いすがりましたが磐船橋の平坦路で見失ってしまった。道路の幅を全部使えたらもうちょっと差が縮んだんだけど「自転車は左端を走行」って意識してしまった(実際、四輪来たら危ないし)。と言ってもそれほどの坂でもないので50km/hには達しなかったんだけどね。

 山道を抜けて私市に入ったら、そのバイク、ターンして戻って来てた。どうやら山道を行ったり来たりしているみたい。そのうちタヌキに化かされるかクマに追いかけられるかしますぞ。

新名神淀川架橋は着々進行

 枚方市駅西方の三矢交差点付近からCRに入り、関西医大裏を経て河川管理道路へ。交通量は普段並み。御幸橋近くになって、茶色の樹脂系混合舗装(と呼ぶそうです)の小径に分岐。草原の中を進んでゆくと真っ新な駐車場。「用途」が理解出来ていないけど、ここら辺は再開発なんでしょうか。桜シーズンの駐車場不足対応なのでしょうか。駐車場の端っこに門ゲートがあって、木津川河川管理道路が伸び、御幸橋をアンダーパス。これまでのように一旦坂を上がって御幸橋端っこの信号を待ってからCRに入って京阪線の下を狭いトンネルで潜り、再び坂を上ってCRという正面衝突の恐れあるルートを取らなくても、真っ直ぐ木津川CRに出られます。京阪電車が来るのを待って記念撮影。

いきなり駐車場

御幸橋アンダーパス(上流方向から)

京阪橋梁アンダーパス

 電車を待っている間に横の草むら見ると、そこここにカメムシ。ジャイアンツカラーの黒とオレンジ。自然界でよくある配色です。今年も大発生ですかね。帰宅後調べると「ナガメ」って種類。菜の花につく害虫で漢字で書くと「菜亀」でややコミカル。臭わない種類だとかめっちゃ臭いとか、カメムシ臭については正反対の意見が出ていました。その後、流れ橋PAで休憩後はCRを快走し帰宅は正午。気温は30℃でカラッとしていたし、距離が短いので疲労は少なかったです。本日走行64.3km。来週から朝練にするか考えどころです。

ナガメ

水無月の風景もこれまで?

 それから先週日曜日の午前、アイドルタイムを利用してアイサイトXテストとして名神高速を走ってみました。瀬田東IC→八日市IC-下道-湖東三山IC→瀬田東 の予定でしたが、行ってみれば湖東三山スマートICが上下閉鎖中で、止む無く彦根まで走って復路は彦根IC~瀬田東でした。

 なお文中の写真は胸にくっついたカメラのシャッター触るだけなので、ハンドル手離したりしていませんので念のため(なのでピンボケや的外れも多かった)。また速度メーターは隠すほどのスピードじゃないんだけど、いろんな動画見ててもぼかしたりしているので一応隠しました。

 まずは車線変更。これは定番化してウィンカー出すだけ。最早自分でやる必要が無くなってしまった。一度だけ手動介入で際どい操作をしたら、アイサイトちゃん怒って解除されてしもた。自分でやる場合はOFFにしてからやりましょう。

前方車両と右後方車両を検知状態

追越車線の前方と後方を検知しています 後方車はミラーに映っていますね

 カーブ前減速。今回の区間ではさほど急カーブはなく竜王IC~栗東IC間緩カーブでも元々の速度が大したことないので減速してくれた気がする…程度でした。スピードオーバーで突っ込む気もなかったのですけど。

 料金所前減速は、高速上に通過する料金所がなく実感できず、目玉である渋滞時のハンズオフアシストも渋滞皆無でムリでした。そしてワタシ的に一番評価の高い「ドライバー異常時対応システム」はテストする勇気なし。試した人、いるんでしょうか…。


彦根のスタバで休憩。背後の道をビワイチで走りますね

 通常の加減速や旋回は彼女、つまりレイバックの意のままで、私、何もせずハンドル持ってるだけ。元マツダ整備士ユーチューバーのひでぽんさんがS4に乗った動画で「オレ、要らんやん!」と叫ばれていましたが全くその通り。

 ヒモになった気分です(心地よい…)

彼女のおしり(敷かれたい…)(多賀SA)


2025年6月21日土曜日

分水嶺 33℃

 やっと土曜日が晴。が酷暑の今週、奈良市は36℃とかだった。土曜日の最高気温予報は34℃。毎年、熱中症もどき?と感じるのは33℃。丁度分水嶺なので遠出は避けて御所→橿原のパターン。エアコンが効いた場所で休憩できるよう、御所は京奈和道・御所南ICの道の駅「御所の郷」で折り返します。

 出発時間もいつもより30分早め、8時前。往路は気候的にも快適でした。水分ミネラル補給は早目と言うことで、飲みたくなくても30分おきに給水。往路で500mlを飲み切るつもり。一般論としてサイクリング1時間当たり500ml以上になってるので、気温を考えても最低ラインなんですが、持参しているのがハイボトニック飲料なので即効性ということで。

葛城山も快晴できれいでした

 往路は金剛葛城CR(京奈和自転車道)で、和歌山港まであと何キロとか気の遠くなる表示がありますが、結局御所市センターの葛城公園までロードバイクを1台も見なかった…。今日は走るべき日じゃなかったのか、最高気温見間違えた?とか気になりながらも、割と快適に御所南IC着。道の駅って10時開店とかだったりするので、御所まちを見物して時間調整しました。少し見ない間に、お店増えましたね。カフェとか有難いよ。尤も観光客は皆無だったから苦しい戦いと思うけど。

新しいカフェ

ここもカフェみたい

紙屋さんですよ

何屋さんなのか何屋さんでもないのか不明な素敵なレトロ建物

 予定通り、道の駅に10時過ぎに到着。サイクルラックはないから二輪置場の柱に自転車を結わえ、入るとエアコン快適。早速ソフトクリームタイムと、フードコートに入り、自販機のディスプレイメニュー選択ボタンを押すも反応しません。ん? と思ってディスプレイの上の貼り紙を見ると「フードコートは11時から」。

 まじですか。お客さん結構いるのに誰も食べられない訳? 時間調整までしたのにソフトお預け? この真夏日に?

 閉店ガラガラの勢いでがっかりしました。仕方なく物販コーナーの中で「有田みかんアイスバー」を見つけ、談話スペースのようなところでアイスバータイム。決して悪くはないんです。けど、ちょっと葛バーみたいなモッチリ感で、みかんの皮の匂い?香料?がきつい。正直30点でした。テンション低く二輪置場に出ると、二輪車次々ご到着。ホンダ・ホンダ・スズキ・カワサキ… 皆さん、何も食べられませんよ、まだ。

タキギ売ってました。売れるのかな?

 県道116で橿原へ。復路は追風気味と思っていたら結構前からくる。気紛れですね、梅雨の風。周囲が古墳だらけの道を走り、橿原神宮前駅に出ました。神宮の森を走って、朝練定番の休憩所、R165下のセブンイレブン橿原四条町店でクーリッシュタイム。みかんバーの仇を(はい?)セブンで討つのです。ボトルの中も丁度飲み切って、かわりにソルティライチを補充。イートイン小スペースには相変わらず絵が飾ってあります。今回はまた、夜中に見たら怖そうな絵だった。誰が(何故)描いてるのよ?! セブン画廊6月の展示作品は「なによ、アンタ」(勝手に命名)。作者の胸中を知りたいものです。

セブン画廊は毎回違う作品で楽しませてくれます

 復路は田原本町辺りから「やっぱしんどいなー」と感じ始めペースダウン。脚は平気ですが身体全体っつうか、33℃でいつも感じるアレです。いつもより1ヶ月早いけどね。

 途中休憩を二度入れて、13時半に帰宅。本日走行76.2km。帰宅時の気温は34℃。あーやっぱりねーって感じです。だけどまだ梅雨なんだよね。梅雨の晴間は有難いけど33℃は要らない。悩みますね、朝練にするかどうか。

 ユーウツナツウーユ

 回文ごっこじゃなくて!


2025年6月15日日曜日

雨降りはささやかなLED化

 レイバック納車後3週間。少しずついろんな特性が見えてきました。評論動画もたくさん見ましたが、評論家?ユーチューバー?は概ね推しです。試乗して前評判を覆すパターンが多かった。が、街では見かけませんね。前車VMレヴォーグは、同じカラーの同じモデルを何度も見掛け、信号待ちで前後になって気まずい?思いになったこともありましたが、レイバックは一度見ただけ。後ろ姿は現行VNレヴォーグとそっくりなんで、時々、お!とか思いますが皆レヴォーグ。ううむ、売れてないのか。

 性格の基本は「快適」「コンフォート」「燃費はやっぱりレヴォーグ」って感じ。触るところもほぼないですが、広々とした縦型センターディスプレイはスマホの如くウィジェットを入れ替えれば好みに出来ます。アクセル開度や油温も表示出来、オッサン需要も満たされます。ブースター計がないのは残念だけど、きっとレヴォーグにはあるんだろうな。また車の角度(左右・前後)も表示できるので、この坂、何%ってすぐに判ります。流石は元飛行機メーカーです。お陰で、普段ゼイゼイ言ってる坂って精々4%と判りました。

 未だに判らんのがライト関係。世の中に合わせて”AUTO”がデフォで、OFFっ放しは不可。停止時のみスモールオンリーに出来ます。が、夕暮れ時、AUTOでスモールが点灯していてもディスプレイ(メーター)は無表示なんですね。ヘッドライトが点灯して初めてライト点灯表示が点きます。気にしなきゃいいんだけど気になります。

スタバまでバイク散歩

 そんな週末、またも雨。日曜の昼前にはほぼ止みましたが、強烈な南西風が吹き荒れ、出走する気ゼロでした。ちょっとバイクで走ったくらい。んな中で、ささやかな車弄り。触るところない中、電球交換。VMレヴォーグで真っ先に換えた室内灯もレイバックは最初からLED。ラゲッジルームとバニティミラー灯は昔からの電球(12V5W:W5W)なので、バニティミラーはいいとしても、広大な?ラゲッジルームの灯としては暗いと思いラゲッジ灯をLED化。交換したのはBordanのT10無極性。2.4Wの288LMで6,000Kの白さ。SMD3014チップが18コついていまして、お値段二つで699円。安くなりましたね。交換作業はものの3分。カバーを養生したマイナスドライバーで慎重にこじて外し、電球を真っ直ぐ抜いて、LED球を真っ直ぐ入れ、カバーをパコっと嵌めるだけ。明るくなりました。

ラゲッジルーム照明 Before After

 気を良くしてカミさんのラパン(HE33S)の室内灯もLED化。ウチのラパンも6年目で決して新しくない車だけど、こっちはよく見掛けますよね。トールワゴンが嫌な人にとっての選択肢が少ないからでしょうし、ラパン自身が可愛いからね。たまに乗りますけど悪くないですよ。高速を長距離ぶっ飛ばすとかはしんどいですが、近場だけならこれで十分と思わせます。サイドブレーキが足踏みなのが唯一の✕(私、ブレーキは左足派なので)。車重680kgなんで身軽なこと。

 室内灯はT10×31mm。1.92W350LMで6,000Kの白さ。両端で支えるタイプで、半面に3014チップが27コ埋まっています。中華製と思われるXSETAなるブランドで2個899円。交換作業は3分。カバーの欠取部に養生したドライバー差し込んでカバーを外し、電球を入替えカバーを嵌める。効果は正確には夜にならないと判りませんが多分明るくなったでしょう。

室内灯 Before After

ラパンのカフェっぽい運転席。レトロなステアリングとメーターは結構好みです

ラパン:後席も結構余裕あります

 明日の天気予報は最高気温35℃とあります。まだ6月中旬ですよ。6月末までほぼ最高気温は33℃前後。走っていて熱中症を自覚するのは毎年33℃なので、朝練との分水嶺が続く訳で、困りますね。

 環境省はかつて「温暖化対策のこと、まずはLEDから始めましょう!」とか言ってたけど・・・ 

 焼け石に水滴だわ。


2025年6月7日土曜日

ようやく嵐山へ

  4月下旬以来、6週間ぶりに自転車走行。TOJの時に数キロ走ったのは別にして、いきなり100kmって大丈夫かなと思いましたが、そう大丈夫でもなかった。

渡月橋は疎ら

 何しろ5月は4週連続天候不良。通院とかもありました(焼かれて切られて)。先週のインプラント埋入オペは昨日無事抜歯。まだボルトが埋まってるだけなので嚙めないし、ハブラシも禁止。結構不便です。そんな状態なので、まずは数十キロから再開しても良かったのだけど、毎年新緑の頃に訪れている嵐山。近畿も来週から梅雨入りとの噂だし、その後は例年以上の酷暑とやらで、車折神社参拝もままならないと思い強硬出撃。

 往路から25km/h未満のまったり走行で脚を残します。若干の追風気味で、背割堤で休憩以外は無停止で車折神社へ。CR周辺では田植えの真っ最中。このシーズンはCRが泥んこになるんですよねぇ。11時過ぎに到着し参拝。それ程混んではいませんでした。CDジャケットと玉垣を並べて写真撮ってる女の子、いましたな。ひょっとして本人だったのかな。

拝殿から参道を見たとこ

こうやって駐輪しています(気を遣う…)

 トロッコ嵐山駅を経由して走ってると、今日もインバウンドから聞かれました。優しそうな眼鏡掛けた白人の人。レンタサイクルで回っていらっしゃり、奥様?は浴衣で乗ってる!(汚さないかな)初めの問いを私が答えられなかったと見て(結果的には合ってたんだけど)翻訳アプリを必死で探して(どの国の人も一緒ね)、しかしその様子を恐らく監視カメラで見たトロッコ博物館の女性職員が不審げに顔を出したので手を振って、博物館?西側の駐輪場らしきは職員専用ですよねと問うと、そうですと答えて引っ込んでしまった。見りゃ状況判るだろうに、だったら駐輪場は**ですよとか答えられんのかいな。だから京都は自転車に優しくないと思われるのです。外人さんも”Staff only”を理解したようで手を振って去って行ったけど、私、インバウンドには厳しいけど、あの人は気の毒だった。あの後、きっと奥さまに怒られてるよ…。

踏切で遭遇した嵐電電車

 この後は竹林調査。全国的に「淡竹」が120年周期に当たって枯れているので嵐山の看板「竹林」は大丈夫かなと思ったのです。有名な「竹林の小径」は自転車押して歩くと結構邪魔ものなので、線路の北側の竹林(竹林の散策路とGoogleMapにはあります)を見に行きました。うーん、確かに倒れているのもあるけれど一斉に枯れてる感じじゃなく安心。どうやら嵐山の竹は孟宗竹のようですね。

竹林はこんな感じ

大丈夫そうですね

 目的は果たしたのでごった返すメインストリートをゆっくり走って「賞味期限1分の鯛焼き」へ。今日はやっぱあんバターにしてしもた。待ち行列ゼロは初めて。心の準備をする前に可愛いお嬢さんが「バター入れさせていただきまーす」と渡されてあたふた。但し食べるのは流石に慣れて来て、バターも零さずエレガントに頂けました。

あんバター!

スズメちゃんがやって来ました

 なんだかんだで嵐山出発は12時半ごろ。弱い向風で何となく草臥れ。時速20キロのママチャリ並み走行。脚と言うより手や上半身がだるい。風は涼しいのですが汗は半端ない。熱中症ではないですけどね。新幹線を潜る辺りから足の内側筋肉が引き攣り始め、鴨川を渡った所のマンション下で休憩。その後は、さくらであい館で「すだちソーダフロート」休憩。炭酸は良くないんだってね。判っていますが…美味しい。氷はボトルへ頂戴し、容器を返却した時スタッフさんびっくりでしょうね。この人、あの氷、全部食べたん!? 

さくらであい館では自転車モチーフも取扱い(自転車乗り、買うかな…)

 木津川CRでも脚を宥めるため二回小休止。結局足は攣らなかったけど、へぇこら16時過ぎに帰宅。本日走行111.2km。次の週末も雨っぽいので(梅雨やしね)走れてよかったです。

お茶畑は新茶が摘まれ茶色くなってます

西浜樋門 CRを迂回させて作ってて6/15完成とか書いてたけど、この状況でまじ?


 そうそう、木津川CRの精華町ポンプ場を越えたあたりで、少し前を灰色の動物がのんびり横切り、土手の叢に消えて行きました。尻尾がふさふさしていて「キツネ?」と思ったけど、灰色のキツネなんて日本にいないよね。全身グレイ一色で太い尻尾は真っすぐ後ろに伸びていたし、鼻先が長く尻尾の形状・色からタヌキやアライグマではないと思いますし、イタチとも形が違う。大きさも中型犬並み。

そこでAIに聞いてみたら

 『あなたが見かけた動物は、おそらく「ニホンキツネ(ホンドギツネ)」の灰色がかった個体である可能性が高いです。特に、冬毛の終わり(春先~初夏)には毛の色が薄れたり、白っぽく・灰色っぽくなる個体が見られます』

との事でした。そんなの居るん? 灰色一色は、ウチのレイバックみたいと一瞬思ってしまったので間違いないと思うけど、こうしておこう。先週隣の木津川市では「クマ出没」が二件続いたので、この辺り野生動物の動きが活発化してるのかも知れません。

 怪獣8号が現れるのも時間の問題かと… 来月から2期放送だそうです!


2025年6月2日月曜日

ドラキュラ待つも戦闘機飛来せず

  まずは先週の土曜編。未だ口の中が血生臭い。昨年抜歯した奥歯をインプラントにすべく顎骨へのボルト打ち込みオペ。オペと言うより今回も工事でした。

 麻酔を打って、抜歯して歯茎だけになっている部分を切開し、真ん中にドリルで穴を開けボルト(インプラント)を埋入、切開部分を縫合すると言うオペですが、ドリルがグイングイン回り、レントゲンで途中経過を見て、院長チェックが入り、またドリルが回り・・・ 最後にCT撮るまで2時間弱。ポリープ切除よりずっと長かった。

 その間、顔にタオルを被せられているので見えないながら飛び交う言葉は「センター行っとる?」「もうちょっと掘り下げい」「カウンターシンク当てて」「4.5やったら太いか」「トルクレンチ!」等、大工さんか…。治療工程表(まさに工程だ)によると今後2ヶ月間、組織の拒絶反応がないか観察するそうです。完工は3か月先みたい。工事中はずっと湧き出る自分の血を飲んでいました。ドラキュラか?!

石山寺のモンキアゲハ(右翅を一部欠損して可哀想でした)

 オペの後にカットの予約を入れていたので、歯科医院を出てからロキソニン飲んで髪を切ってもらい、麻酔が切れた頃イオンモールへ。空自奈良基地の文化祭で戦闘機F15が飛んで来るのでイオンモールの屋上駐車場で待ち受けようと思いました。時間に余裕があったのでスタバで冷たいキャラメルマキアートタイム。熱い飲み物はご法度と言われてまして(麻酔で鈍感になっているので火傷の怖れがあるらしく)、しかしどちらかと言うと涼しい日、氷を控え目にして頂き、その分ミルクを増量。こういう細かい芸が利くのがスタバの良いところです。キャラメルマキアートは好きですが、半分血の味でしたね。ドラキュラ状態のまま飛行予定時刻の5分前に屋上駐車場のレイバックの所に行くと、やたら人がたくさん。

イオン屋上駐車場 早々からチラホラ見物の人

 みんな同じこと考えるんですねー。強風の中、大勢の人が空を見上げています。予定時刻14:30を数分過ぎた頃、C130輸送機登場。ブオーンと上空を飛び越え、少し南の基地上空で旋回し、またブオーンと帰ってゆきました。その間、F15来るかなと気にしていたけど来ず、C130が去った空を一同待ち受けますが気配なし。予定時刻14:45を過ぎでもついぞ現れず、屋上の観客たち流れ解散。後でHP見たら気象状況で飛ばなかったようです。残念。

ボケてますが唯一のC130

 昨年は確かT4も来たけど今年は多分飛行停止中。何とも淋しい文化祭でしたが、元々自衛隊機は見世物じゃないしね。そして一晩中「血の塊」をペッペッ吐き続けて、朝になってようやく出血が止まったけど前日は禁止されていた歯磨きをしたところ、縫合部分にハブラシが当たったらしく(当ててはいけませんと言われてましたが)また少々出血。なので本来ならゆっくりしたい所だけど、先週雨天中止になった「レイバックのお祓い」に朝から春日大社へGO。

 春日大社の祈祷はいろんな祈祷混在で行われます。私の回?は自動車のお祓いが二組、赤ちゃんお宮参りが一組、前厄払が二組。全五組中二組は横浜市と川崎市で(祝詞で判るのでプライバシー皆無)わざわざ来られたのか帰省されているのかは不明。祈祷と車のお祓い後、本殿に参拝した所、インバウンドでごった返していました。

春日大社 車のお祓い所 隣にアウトバック

 そのあと高速道試運転のため京奈和道へ。ETCはOK、クルコン(アイサイト)もOKでしたが、これまでアイサイト3ではパドルでシフトダウンしたらアイサイトが解除されていたのがされなくなっていて、例えば高速出口で前車と別れ、減速したい場合、これまではパドル操作でエンブレかけたらアイサイト解除&減速がいっぺんに出来たのが、アイサイトが生きているので急加速して焦った。アイサイトスイッチOFFかフットブレーキで解除されるようです。京奈和道を一旦出て、今度は京滋BPに乗ります。初めてのアイサイトXテストは2車線高速じゃないと出来ないからです。ますはレーンチェンジテスト。

 念の為、前後を目視確認し、後続車がいないことを確認した上でウィンカー出すと、すーっとレーンチェンジし加速、前車を追い越し、頃合い見てウィンカー出すとすーっと戻ります。おお、スムーズさは感動ものです。但し復路の二尾トンネル~宇治トンネル間でやってみたらちっともチェンジせず。宇治トンネル(4,300m)は入ってすぐ追い越し禁止になるし、前後の交通量もそこそこだったので条件不適合だったかも。ウィンカー出しっぱで走ってちょっと恥ずかしかった。残念ながらカーブ前減速は実験できず、またの機会に距離のある高速道で試します。

 アイサイトXは動作環境決まっているので、場所を選ばないといけません。料金所前減速は京奈和道で試したかったけど、結構な速度で突っ込んで行くので焦ってブレーキ踏んでしまいました。実は対向の自動車専用道は対象外。アイサイトXの作動アイコンを、よく考えたら見てなかったわ…。アイサイトははっきりと「運転支援」と位置付けられ、例えば「アクティブレーンチェンジアシスト・渋滞時ハンズオフアシストは自動運転システムではありません」とマニュアルに明確に書いています。やっちゃえ!って訳にはゆかないのです。

 折角京滋BPを走ったので、カミさんの希望もあり石山寺を訪れました。名の通り巨石だらけの山にお寺があります。大河も過去になったのでそれ程混んでおらず初夏のプチ山歩き。藤は終わり、菖蒲は咲き始め、紫陽花はまだといった新緑の寺でした。

石山寺のトイレ表記がユニーク

 門前で蕎麦屋に入ったら、窓辺にツバメが来ました。まだ飛行訓練中の若鳥に見えました。

窓越しの若ツバメ

 きっとT4の代わりに来てくれたのでしょう。