2018年3月18日日曜日

乞う 甘き一票を

桜の蕾も、もうそろそろかなあと薄眼を開けたのに、春風姐さんったら「もうちょっと我慢なさい」ってひやっとしたワンショットを吹くんだから、また眼ぇつぶっちまったよ。CR脇の桜並木がブツブツ言ってました。

本日は御所市まで南下してから高取・明日香を周回。高取町のメインストリートは雛祭?で賑わっていました。毎年やってるイベントだそうで、商店や家がお雛様を展示して、道行く人が覗き込むって塩梅です。合わせて竹細工や手作り手芸品やら五平餅やら様々売っていて、いつもは見ない人出。

メイン会場近くのbigお雛様
出窓みたいなところに手作りっぽい雛人形が並んでいたので、覗いてみたらその背後には恐らく製作者であろう私よりも年上と見られるマダムがずらーっと控えておられ、口々に「まだ間に合うで」「遅れたホワイトデイにどう?」「彼女に買っていってあげて!」等々口角砲の一斉射撃にあいました。いや・・・私、孫が三人もいる身なんで・・・と必死に弾除け。「えー!そうは見えへんわ」「独身や思たでえ」「全然見えへんわー」と更にヨイショの重量弾が炸裂。「うわ、もう打たれっぱなしなんで失礼しますわ」と這う這うの体で逃げ出しました。ツーリングの格好って都合よく隠せることもあるけど、逆効果にもなります。

左:キャラクターひいなちゃん 右:ガラスの向こうにお雛様

左:閻魔様も展示中 右:立ち姿のお雛様
高取町はお雛様の産地って訳じゃ無いようですが、家庭で余っている?お雛様を活用するってなかなかのアイディアですね。
高取ポタリングの後はキトラ古墳脇の坂を登り、高松塚古墳脇の坂を登って下って明日香村の中心へ。観光客も結構見受けましたがインバウンドは皆無。日本語しか聞こえないのは有難い。とは言え明日香は大昔、大陸からの渡来人が多かったところで、そもそも「あすか」の語源は朝鮮語であるという説もあります。余り狭小に考えてはいかんという事ですね。
川原寺 均整の取れた建物です
明日香ではお馴染み、今西誠進堂さんで和菓子タイム。今日はお客さんも入替り立ち替わり。またお彼岸を控えてか忙しそうでした。それと今日初めて和菓子お持ち帰り。梅大福と栗大福。本当は苺大福が良かったんだけど苺がトッピングされてる形なので、バックパックに縦に入れると崩れそうで止めました。で、我家でも梅大福は大好評。おススメです。栗大福?こっちはまだ食べてないのだ。でもきっと美味しいに違いない。因みに今西さんの看板は「みたらし」と「焼餅」。みたらしはその場で焼くので香ばしく甘すぎないと巷でも高評価。焼餅だって少し「こわっ」とした皮にしつこくない「こしあん」が絶品! と言うことでいつもほっこり・まったり・にんまりさせて頂いています。有難うございます。

和菓子タイムが終わればツーリングも終わったようなもの。あとは橿原神宮から中央CRでフツーに帰りました。本日走行79.7km。

左が栗大福 右が梅大福
お菓子と言えばご存知でしょうか、現在「きのこの山」VS「たけのこの里」の国民総選挙実施中。今年はどっちも勝たせたいなる中途半端な「どっちも党」が参戦し三つ巴の争いです。現時点では「たけのこ党」が「きのこ党」にダブルスコアの大差をつけて首位驀進中。私は・・・故あって「たけのこの里」に甘き一票を投票済みです。娘夫婦にも言い渡しました。

「そなたらに話がある」
「?」
「こたびの総選挙、極めて厳しい戦いじゃ」
「AKB??」
「言うまでもない事だが、当家の投票先は決まっておる」
「ユイハン???」
「おのおの、是非たけのこの里に一票を投じられよ」
「ダレ????」
「良いな。パッケージを裏返すと投票用紙になっておる」
「あ」
「特に婿殿。ケヤキザカ・・・ではなくキノコヤマの誘惑に負けるでないぞ」
「ぷっ」
販売大手の〇オンは不偏不党のようです
きのこの山はキノコ雑炊に入れると哀れな姿になりますが、たけのこの里はたけのこご飯にもしっくり?きます。更に・・・「きのこの山」を材料に「たけのこの里」を作るという悪魔のようなレシピも登場!はっはっは、これでたけのこ完勝間違いなし。
総選挙は7月末まで実施中。皆様、是非甘き一票をお願いします。

(因みに私、明治とは何の関係もございませんので念のため)

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