2017年8月11日金曜日

逃げ 成功

最早日本は亜熱帯です。毎日スコールが来ます。今日は見事に「逃げ」成功。この季節はこういうテクも必要になるのですな。

訪問したのは御所市のレトロタウン御所まち。御所まちをじっくり見るのは2年ぶりです。今回はある程度勝手が解っていますので縦横縦横とアミダ籤のようにくまなく走る作戦。往路は葛城CRと葛城川沿いの道路を走って11時前には葛城公園着。レトロというより超昭和的なJR御所駅を起点にアミダ走り開始。御所まちには江戸時代の建物が多いんですが、そんな中に洋館が点在。これが街並を引き締めます。

ワタシ的に御所まちNo1は やっぱりこの BARBER
御所市の財政難から文化財指定を断っているという話を聞きましたが、それでもそのまんま使用されている家の多い事。勿論、橿原市今井町のように全体としての保存や調和を心掛けているのではないと思いますが、それでも不思議と「とんでもない」建物は見当たりません。新しい住宅もそれなりに溶け込んでいる不思議な景観です。

こちら 歯医者さんです
腰のタイルといい、ラウンドした雨戸といいめっちゃモダン
用途不明のレンガ館。ちょっと怖いかも
それ程広くない御所まちですが、お医者様の多い事。10軒位あったような。しかもその半分くらいは歯科医。甘いもの好きな人が多いのかしらん。アミダ走りを始めたものの、すぐに一巡できるだろうと、気になった所へ道を逸れたりしていたら、結局どこに居るんだか判らなくなって、格子状の道にも拘らず迷子になります。方向音痴度を試されてる感もある御所まちです。そんなしてフラフラしていたら西の葛城山・金剛山から黒い雲が急速に頭上に拡がってきました。これは危ない。即座に東へ離脱。京奈和道高架下で振り返ると、金剛葛城山が灰色のカーテンで覆われ、雨雲レーダーには赤や黄色印が背後に固まっています。

こりゃホンマにヤバい。北東・橿原市へ向かいます。往路はまったり走ってきましたが、ここに来て30キロの高速(私にしては)離脱開始。目的地は橿原公苑内のサイクリングステーション。橿原神宮手前の聖地踏切でポツンと大粒が落ちてきて、パラパラと降ってくる間に何とかサイクリングステーションに到着。ここにはメンテ用の部屋があるので自転車も屋内に退避できるのが有難い。休憩室のテーブルにヘルメットを置いた瞬間、外は大雨。助かったーで約30分の雨宿り。

雨が上がり陽が戻って来たので出発。大雨後いきなりの強力太陽に周囲の道路はモウモウと湯気が立っていました。が、1kmも行かないうちに路面はカラカラ。めっちゃ狭い範囲で降ったんですね。やっぱスコールや。なので復路も涼しくはならず気温35℃の中をヘロヘロと帰って来たのでした。本日走行73.3km。

判りにくいけど 左は大雨中。右は30分後

御陵前だからって心霊写真ではありません。みんな蒸気です
サイクリングステーションでの雨宿り中、隣のストレッチルームでは女子中高生がダンスの練習。背恰好はまさに”ラブライブ”を地で行ってる感じ。ほのかちゃん達Museとは違って屋内で練習できるのは幸せな事ですな。オッサンがジロジロ見るのは怪しいのでチラ見ですけど、上手でしたよ。若いと動きにキレがあります。

もっとも最近のオッサンもキレが多いと言われています。自戒と実情を込めまして、オッサンは

キレたらあかん。

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