2016年12月17日土曜日

紅葉終了

寒くなりました。奈良市の本日の最低気温は0.3℃。風も結構ある。が、これから年末にかけて出走できる見込みは段々減ってく。
という事で出たのはいいけど立ちはだかったのは春日若宮おん祭り。何事も地味な奈良市で一番大きなお祭り。小学生の頃は、この日は半ドンだったような気がします。

三条通から猿沢池周囲にかけて屋台が立ち並び、まだ朝10時前と言うのに営業しているところあったりして大混雑。超徐行で時々押し歩き。馬を運ぶトラック(なんて名だ?)も来ていました。春日大社は元々藤原氏の氏神を祀る、いわゆる「私立」なんですが、これはもう公立の賑わいです。それに市民も何となく大抵の祈願は春日大社に行っちゃいますしね。
祭りの主役:若宮そのものはよく知らないのですが、小さな蛇だったーって話もある位で、神の起こりは難しい。ただ、高畑町(志賀直哉邸とかある上品な住宅街)から春日大社にかけては森を抜ける幾つかの小径があり、デートコースに打ってつけ。神の杜ですからめっちゃ健全請け合い。

正暦寺 申し訳程度の晩年紅葉
で、走りましょ。まずは奈良市の南の山寺・正暦寺。紅葉の名所も既に落葉残念。殆ど人気もなく冷たい西風が山を吹き抜けるだけ。南天の赤い実だけが妙に印象に残る冬風景でした。ここからその裏の杣道を辿ります。コンクリートザラザラで割れ目や段差がふんだんに現れ、山水が流れたり枝葉の絨毯になっていたりのワインディングぶり。それに400m越えの坂道なので乗ったり降りたり忙しい。木の枝と言っても馬鹿にしてはいけません。枝をスポークで巻き上げてディレーラが破壊されたって話もありますから矢鱈と踏むものではありません。君子危うきに近寄らず。

杣道を脱出すると県道80に出て、少し戻り登って奈良県ヘリポートへ。吹き流しが真横になってました。勿論ヘリnothing。トイレを借りて、そのままダウンヒル。そもそも冬の山道は

 上りで汗かく。草臥れる ⇒ 頂上で休憩。身体は冷える ⇒ 下りで汗が冷たくめっちゃ寒い

の法則で、そう快適なものではありません。途中で県道47に入り大柳生町に着いた頃には冷え切っておりました。

誰も居ない寒々ヘリポート
今度はR369の登坂。また400m越えです。あ゛ーなんでこの道選んだ?ハイキングシーズンならまだしも周囲は冬枯れの山ばかり。峠てっぺんの円成寺でまた暮紅葉探すも、こちらもすっかり落葉状態。2週間遅かった。仕方なくそのまま山を下り交通規制中のダウンタウンを避けて帰宅。本日走行60.4km。

円成寺もすっかり冬模様
何故紅葉に拘るか。そりゃあこのブログのタイトルです。何しろメイプルリーフ!紅葉を訪ねんでどーする。今年は紅葉がきれいだったので、今月最初の週末出走不能が痛かった。そう上手くは行かんよね。

メイプルリーフ 下手リング。

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