2015年10月19日月曜日

湖南周回

3年ぶりに琵琶湖の南湖を1周してきました。

本当は北半分を回りたいのですが、今日も朝一で所用があり、そのまま琵琶湖に車を走らせたものの、大津到着は10時を回っていました。なので北はムリ。

◆空母 草津イオン 発進
今日は草津イオンに駐車。航空母艦のような巨大イオンですから甲板、ではなく駐車場もめっちゃ広く、艦載機、ではなく駐車台数も4300台というピンと来ない凄さ。そら、周りは渋滞するわな。駐車料金としてスポーツドリンク(それもTOPVALUE!)買って出発。晴天で対岸の比良山系までクリア、時々鮒臭い?けど気持ちいい。

マリーナ・琵琶湖大橋・比良山系
◆ワニ探し
琵琶湖博物館を周回し、マリーナ地区を通過し、琵琶湖大橋を渡って湖西地区・堅田の道の駅(米プラザ)でお昼。ここから一旦北へ向かいます。細っこい迷路道を辿ってワニ探し。ワニとはビーチなのだ。随分前にカヤックのお師匠に「マキノ遠いので、もちょっと近くでフネ出せるとこ無い?」って聞いたら「ワニ付近かなあ」とご回答。以来、ワニってどんなとこだべ?と思ってたのです。アリゲーターとか出たら嫌だし。で、着いたのは和邇川河口。なる程ここならカヤック出せる!駐車スペース狭いけど。

ワニの湖岸
◆目指せ東大 灯台
ワニを確認出来たので違う道を引き返します。内陸に向かいJR線を越えて旧街道?のような道を爽やかに走って再び堅田へ。次目指すは灯台。ネットで見つけました。標識(出島灯台→)に沿って走ったら迷って戻ってようやく発見。「灯台」って言うより「カンテラ掲げました!」って感じ。USJの街並に溶け込みそうな風情でした。たもとでは絵描きさんがスケッチ中。ジロジロ見るのは失礼と早々に退散。しかし、湖なのに灯台があるって、やっぱり琵琶湖は難所だったんですね。

出島灯台
◆堅田迷路へ
続いてここいらの名所「浮御堂」へ。古い漁村って感じの路地が入組む中、「浜通り」という内陸県にあるまじき名前のメインストリート(軽トラの離合が精一杯ですが)を走り、前回発見した隣の公園から眺めました。ここもメジャーになったのか人と犬で大賑わい。そして、ここからが堅田の迷路。前回も迷ったのです。地図見てても迷うのです。今回も…迷いました。「ぐるっとびわ湖サイクルライン」って標識が所々にあって、その矢印通りに走った筈が行き止り。どゆこと? しかしそのお蔭で古びた水車や道端の古井戸等のワンポイント史跡?を見っけました。

迷い込んで見つけた水車小屋
◆レッドカーペット注意報
ようやくR161に出て南下、唐崎緑地に到着。カヤックで立ち寄る休憩スポットで陸地からのアクセスは初めて。やはり岸辺には赤浮草が押し寄せています。昨年ほどではないですが、最早名物に近い感じです。ビワレッドカーペットと勝手に命名。
下阪本付近はR161ではなく1本内陸の道を走ります。交通量が少なく走り易いだけでなく、格子のある旧家が並び、とても趣のある道です。するとある角に「坂本城址」なる道標を発見。やっぱ城下町だったのね。ただその付近は新しい住宅ばかりで、どこが城跡なんだかさっぱり判りませんでした。

陸地と間違えそうな赤浮草

ここが坂本城址です。どこが?
◆大津絵の道
風情ある道もやがてR161に合流し、最後の景勝ポイント「大津絵の道」へ。観音寺西なる七差路!の大津絵橋から浜大津までの100m程度の歩道です。この両脇だけが妙に新しい住宅で、歩道はインターロッキング、所々に大津絵のタイルが嵌めこんであります。不思議な絵ですねえ。パッと見、どっちが上だかも判りません。私は「関取が袋をぶちまけたら水と大ウナギが出てきた」絵かと思ってたら、七福神の一人・福禄寿(寿老人)が頭を剃ってもらっている所のようです。転じて「欲は程々に」なる意味。つまり、高い所から無い頭(髪)を剃るので、剃る側・剃られる側どっちも滑ったら危険=「欲は程々に」。難解。江戸時代に流行ったそうです。昔の人は賢かったのね。歩道の終点にはトイレがあって、ワタシ的には助かりました。入替りに掃除のオジサンが入ってきて「お気を付けて!」。有難うございます。トイレ掃除は心も磨かれるのですね。

大津絵のみち。ウナギにしか見えん

◆帰艦?帰還?
浜大津には琵琶湖汽船の「ビアンカ」と滋賀県の「うみのこ」のBig2が並んで停泊。一帯ではジャズフェスティバルが催され大変な盛り上がり。なぎさ通りから湖岸の遊歩道を走り、唐橋を渡ります。ここいらは珍しくないのでさっさと通過し、空母「草津イオン」へ帰艦。本日走行61.8km。南湖一周は50km弱なので寄道10kmって所です。

草津イオンではトイレで顔まで洗えて助かりました。ついでに眠気覚ましにコーラを買おうと自販機探したのですが、見つかりません。館内広いので隅々まで見た訳ではないけど、ラッシュ時のレジにコーラ1本で並ぶの嫌なので結局手ぶらで出発。

「スカ」とさわやか、なのでした。(^^;


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