2025年7月6日日曜日

たつた揚発祥の守護神

 朝練始めました。最高気温が34℃だと「ちょっと涼しいんちゃう?」と感覚がバグるようになって来たので防衛的に。

龍田大社

 出発は5:40。とっくに夜は明けています。気温は25~6℃でまあ快適。田園は朝靄に包まれ山もまた白っぽい。富雄川沿いからR25を走り、まだ交通量が少ないんで楽々と王寺町。ここで6時半。引き続きR25を走ってJR高井田駅でトイレ借りたのが7時。本日は大和川沿い、えーと大和川リバーサイドサイクルライン(まんまやね)でしたっけ、を走って松原橋梁折返し予定。概ね南風でここまで来ると自転車たくさん。7時半に到着し、チョイ休憩の上折返します。 まだ、柏原市の施設も営業前なので、高井田駅近くのセブンでドリンク補給(梅ソルティ!)とクーリッシュタイム。と言ってもここはイートインがないので駐車場でフェンスにもたれ、午前8時の高井田駅のホームを眺めながらチューチューやってました。

折返点・松原橋梁

背後はJR高井田駅

 来た道を戻りますとR25の温度計は30℃。この頃には朝靄で弱かった陽射しもちゃんと射して来てまじ暑い。王寺町に到達する手前、大正橋へ左折して三郷町に入ります。と言いますのは、先日ニュースで、海上自衛隊のフリゲート「たつた」進水式と言うのを見てしまい、「たつた」と言う名称は奈良県お馴染みの龍田川ですよね。艦艇にはその名前の神社が祭祀されると大和神社で知ったので、その神社に寄ってみようと考えました。

FFMたつた 進水 防衛省HPより引用


「たつた」なんだからきっと龍田神社と言うのが・・あった! 以前よく通ってた王寺から斑鳩に抜けるルート沿い。ああ、ここなら気軽に寄れると調べていると、もう一つ「龍田大社」というのも浮上。これもまた三郷町なので寄道可能。まだ進水したばっかりで就役していない艦だから、どっちの神様が鎮座されるのか判らないのですが、龍田大社に「巡洋艦・龍田」の慰霊柱があるとガイドされていたので、こっちかなとこちらに寄道することにしたのです。

「たつた」の名称は三代目で、先代は大正ひとケタ生まれの軽巡洋艦。初代は明治時代に英国で生まれた艦でした。初代は「通報艦」と書かれていて、まあ「パシリ」役ですね。奈良県ゆかりの艦名って、昔はそれこそ三笠とか大和とかビッグネームがありましたが、ビッグネーム過ぎて再利用できないのか海上自衛隊には見当たりません。イージス艦「こんごう」ってありますが、金剛山は大阪府と半々だし。「大和」は宇宙戦艦になっちゃったから海自ではなく空自の当番かも知れません。だからまあ「たつた」が初めてじゃないでしょうかね。もがみ型フリゲートの11番艦だそうで、ステルス性丸出しのツルンとした艦形で、プラモデルでも作り易そう。

軽巡洋艦・龍田 プラモデルメーカー・ハセガワHPより引用

 私も小学生の頃、ウォーターラインシリーズの軍艦プラモは盛大作ったけど、軍艦って主砲は勿論、機銃に至るまで砲身たくさんで、かつマストやアンテナなどハリネズミみたいで作るのも面倒、出来上がっても埃溜まって大変と肩身狭かった。その点。もがみ型はきれいですね。

で、左折後少し大和川沿いに進み、JR三郷駅を右手に見たら左折、すぐに右折し細い坂道を上ります。天辺の小さな交差点を左折し(直進は崩落で通行止めでした)、また結構な坂をよいこら登ると龍田大社です。8時50分過ぎに到着。参拝者が次々にやって来ます。氏子さん?向けの行事をやっているようでした。驚いたのはロード用の自転車ラックがあったこと。見習ってくれ京都の社寺。

拝殿

サイクルラック完備

 まずは拝殿にて本殿参拝。風の神様である志那都比古神と志那都比売神が主に祀られており、創建は2,100年前だそうです。( ゚Д゚)  境内にはひまわり畑?や簡易な散策道もあり、端正に手入れがされていました。その中に先の軽巡洋艦・龍田の慰霊柱も建てられておりました。

黙祷 龍田慰霊柱

 滞在時間は10分程。坂を下って大和川の橋を渡り、龍田川沿いに出て、今度は斑鳩パークウェイなるR25BP予定の道路を走って本道のR25に戻りました。このBP、ずっと前から工事ストップの気がするけどどこへどうするつもりなんだろ。その後は道の駅・中町で冷却休憩し、帰宅は10時15分。思ったより早く帰れました。本日走行75km。帰宅時の外気温も31℃とまだ大丈夫の範囲。やっぱ朝練じゃなきゃしんどそうですね。脚の疲労も最小でした。密かに梅ソルティのお陰では?と思っています。

龍田大社の向日葵

 結局、大和川は6回!も渡った

 そうそう。たつた揚げって軽巡洋艦・龍田の料理長が、フライを揚げようとしたら小麦粉が無く、しゃあないと片栗粉使ったらこれがウケた、と言うのが発祥かも知れないとWikiに出てました。粉が無きゃフライにならんもんね。

 必要は発明の母です。


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