朝練第2弾で明日香へ。今回からノースリーブ中華ジャージが登板。出発は5時10分。既に太陽は昇っていますが気温は25℃未満。朝靄が無くいきなりストレートな陽射しは猛暑日を予感させます。
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玉藻橋にはオゾンと森の香りがいっぱい |
奈良市街地・猿沢池に5時40分到着し、いつものように県道を経てR169を走ると交通量は昼間と変わらん。この国道は重量車が多いせいか、道路の端っこの舗装が山脈のように盛り上がっているのですが(わだち掘れと言うそうです)標高が記憶以上になってる。気温が高くアスファルトが軟化しているのでしょうか。尾根伝いに走れなくはないけど、曲芸みたいで怖いので内か外に振れてしまい、ちょびっと危ないです。
明日香着は7時過ぎ。石舞台古墳公園の外れ、玉藻橋を渡って祝戸の森裾を折返します。ようやく蝉が鳴き始め、ウグイスやホトトギスの声まで聞こえ、森の木陰の小径はめっちゃ快適。橿原公苑競技場では中学校の大会でしょうか、いろんなユニフォームの中学生で溢れ返っていました。
帰宅は10時過ぎ。外気温31℃で、酷暑になる前に帰れて良かった。復路では何回かロードと擦れ違いましたがグループライドもあって、今日は厳しそう…と思いました。本日走行74.3km。
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さて、去る月曜日、最高気温36℃の中、有休取って万博に行ってきました。
噂の「予約システム使いにくい」はその通り。元SEの私でも「どこをどうする?」と直感が働きません。要は何でもIDクリエイト(入場券購入)を経由するように作られているから、入場券を取る時はいいけど、その後の処理が「もうID取ってるのに!」となるのです。その後のメニュー展開が解りづらく、しかもスマホ前提なので縦長基調の画面で一画面での情報量も限られています。設計段階から正規化し過ぎ!と思いました。ある程度は幅を持たせたダブついたシステムの方が使いやすいのですよ、協会さん。
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チケット ミャクミャクは分裂すると可愛い |
愚痴はこれ位にして、現場への足は「主要ターミナルからのバス」にしました。特に帰りは座りたいし、すいていると言われる西口ゲートだし。バスも予約が必要で、これには「関西Maas」への会員登録が必要。Maasって只のバス予約やん…と思わなくもないけど、こっちもスマホアプリが必要。ペーパレスなのは便利と言えばそうだけど、そうでもない人多数の気がする。
往路バスは順調に走って9時半に到着。10時入場の列に加わりますが、9時半と言え熱射大変で日傘は必須。人が集まると風が通らず、お年寄りやバギーの赤ちゃんには過酷な環境、スポットクーラーはまさに焼け石に水でした。30分じりじりと待って入場。ゲートがいきなり増えたこともあり、手荷物検査を含めスムーズで、10時5分には入場していました。西口オススメです。
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西ゲートに向かって歩く皆さん |
パビリオン予約も全落選だったので「あまり待たなくていいパビリオン」を中心に回ります。勢いマイナーなところばかり。カミさんのリクエストはトルクメニスタンとアゼルバイジャンとペルーだったので、マップ見ながらその途中に入ってゆきます。結局12か国とコモンズ5館に入りました。G7などメジャーは皆無。印象的だったのは…
〇カンボジアのVR。部屋の隅っこでゴーグル付けた人が手足をバタバタさせていて、なんじゃこりゃと思ってましたが、実際に付けてみるとまさにVRの中なので「なるほど、そうなるわ」と納得。
〇チュニジアのカフェのライトミール。私はチキンサンドを食べましたが美味! ただ食べるところが狭くて落ち着いて座って食べられないのが難点。
〇アゼルバイジャンの入口までのアプローチは美しい。館内はフツーだけど3階のカフェは穴場かも。プロフおにぎりは美味しかったよ。
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アゼルバイジャンカフェのプロフおにぎり |
〇トルコは国産の第5世代?ジェット戦闘機をアピールしていました。
〇ネパールは未だ工事中。開催期間に間に合うかが焦点です。
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工事中のネパール館 |
〇マレーシアの未来アニメは、アジアのアニメって感じで親近感でした(アニメータ、アジアの人が多いからね)
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マレーシア 未来アニメのワンシーン(孫とおばあちゃん) |
〇トルクメニスタンは「中央アジアの北朝鮮」と呼ばれるだけあって大統領崇拝一色って感じ。白っぽくて整ってはいるんだけど「これが自慢なん?」って展示も多く、「大統領・馬・犬(アラバイって言う牧羊犬)」の三点セットでした。カフェは列が出来ていて、ベランダでも食べられるようです(暑!)。
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トルクメニスタンの英雄様
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トルクメニスタン 展示物は乗り物多し |
〇最後に寄ったバーレーンは並んだ割にがっかり。って言うか館内も開けっ放しなのでめちゃ暑い。壁にはユスリカたくさん。
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バーレーン 島国だから?船の展示が多かった |
万博テーマが抽象的なので、勢い「資源」「生命」に偏りがちで「我が国はこんなに凄いよ(だから投資してね)」って言うのが共通した印象でした。言われている事ですが、屋根のある場所が少ないので、あと3ヶ月のうち2ヶ月は暑さ対策とゲリラ豪雨対策必須です。緊急搬送されている人も見掛けました。開催期間の半分は「真夏」ですもんね。大屋根リングも散歩にはいいのだけど、この暑さでは夜だけでしょうか。
コモンズ館のカーボベルテでは、仕切られたガラーンと何もないスペースに、おじさんが一人パイプ椅子に座っていて、訪れた人と一緒に写真に納まると言う何の展示か判らないサービスやってたのがめっちゃユニークでした。カーボベルテは大西洋の島国です。
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コモンズB カーボベルテのお留守番おじさん |
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コモンズA ガーナには文化祭みたいな空軍機(CASA-C295) |
こう言ったゆるーい感じが関西万博って感じです。万博には賛否両論ありましたが、結局は、
「やって良かったやん。(あとは)知らんけど」
ってオチになる気がする…。
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万博に飛んで来たブルーインパルス(キャプチャ)とユスリカ |