2019年7月20日土曜日

やはり今日は宇治へ走りました

京アニの件、全く言葉がありません。夢も才能も将来もある人たちがなんであんな目に遭わねばならんのかと。 お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、怪我を負った方々の一日も早いご快癒と復活をお祈り申し上げております。 人もシステムも歴史すら欠損してしまった状態から元の日常に戻すのはとんでもないパワーが必要ですが、しかし京アニはきっと復活するだろうと信じております。
疾走する宇治川
という思いと仕事絡みの別件もありまして、本日は宇治ツーリング。いつものように木津川CRからR307、宇治川ラインで天ヶ瀬ダムから宇治市内へ。林からクマゼミの声が聞こえ、夏休みの匂いがします。天ケ瀬ダムでは折からの雨を大放流中。宇治川の流れも速く、一緒に走った感じでは時速15km/h前後、つまり8ノット。めっちゃ速いです。落ちたらえらい事です。

ド迫力の天ケ瀬ダム放流
雨が続いたせいか宇治の人出は少ない方でした。平等院の表参道で呼び込みやってましたからね。
宇治川はずっと工事中で、北側はまだ幕のようなものが張り巡らされていました。あじろぎの道の方は一段落したっぽかったので、宇治橋を渡り”ユーフォの聖地ベンチ”へ行ってみました。ポンプ小屋は美装され、護岸壁も立派になりました。新装記念に写真一枚パチリ。が、この直後にフェンスにもたれかけていた「たんちょう」号が写真左手の崖下に転落。(よく見ると写真でも落ちかけてる…) 慌てて駈け降りて車体を持ち上げると…、パンクはしてない、ディレーラも大丈夫そうだ、お、右のSTIレバーが内側に曲がっとる。
ユーフォの聖地で転落の様子解説
崖から車体を引き上げ、右STIのカバーを捲って、ボルトを回すもカ・カタイ…。蚊は寄って来るわ、次の聖地見学の人も寄って来るわで、その場での修理を断念。幸いその他の部分に異常はなくちゃんと走れましたので、朝潮橋を渡って京阪宇治駅の裏から、いつものコースへ向かいました。すぐに三室戸駅。その駅前に花屋さんがありました。そう、本日一番重要な任務、献花用の花束を作ります。

事件があった京アニスタジオは私は全然知らない存在でしたが、宇治から伏見桃山に抜ける途中で、何てことないそこら辺の風景をスケッチしている若者に出会うことがありました。きっと京アニの子なんだろうなあ、木幡(京アニ本社所在地)から近いからなあと思っていたものでした。もしかしてあの子たちが今回巻き込まれたのではないかと思うと、忸怩たる思いになります。

スタジオはいつも走る六地蔵駅前の道から見える場所です。ニュースではその脇に献花がたくさん。走り抜ける訳には参りません。花屋さんのお姉さんは事情を聞いて上手に作ってくれました。白・黄・薄青の3色で、バックパックに差して走れる程度の大きさ。長さも切り揃え、白いリボンを巻いてくれました。有難いことです。

花束背負っていつもの道を北上、六地蔵駅に近づくとこれまで見たことのない車の渋滞。周辺にはマスコミたくさん。そしてスタジオが見える場所に花束が積まれていました。私も自転車を降り、そこへ献花。いざ手を合わせると言葉が出ません。結局「本当にごめんね・・・」しか言えませんでした。テレビカメラが旋回して来るので建物の方向に頭を下げてすぐに走り出しました。京アニの描く風景が好きとは言え、ここでは部外者ですから。

府道7から観月橋を渡り、R1BPを走って上津屋の流れ橋PAで休憩後、木津川CRを走って帰宅。本日走行79.1km。

歪んだSTIレバーは帰路の途中にあるCBAさんで治してもらいました。やはりペロッと捲って太刀打ちできなかった六角ボルトをクルっと廻しひょいと戻して10秒で完了。あら・・・。
誠に有難うございました。左のSTIも少々歪んでいるので自分でやります。

これだけ曲がりました の図(下が修理後)
そもそも何故崖下に転落したのか? 写真で解る通り地面に勾配がついていたのですね。実際は写真の下矢印付近に停めたのですけど、ジリジリ動いて勾配がきつくなった所で、ツルっと滑った!

たんちょう号ですから。(ほんなら飛べよ! と)

◇ 後日の追伸
京アニの応援、いろんなところでされています。これは京アニ作品のテーマ曲ピアノメドレーを聴くことでのドネーション?何回も聴いちゃいます。

これはFonziさんの演奏(YOUTUBE)のHCです

 

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