2018年10月13日土曜日

湯婆婆の草餅

半年以上ぶりに信楽へ。前回は信楽へ着いたら吹雪になって凍えて帰って来たのを今思い出しました。勿論今日は晴天で出掛けましたが、信楽駅前では雨に降られたのだ。非常にピンポイントでした。
さて信楽は滋賀県甲賀市にあります。市町村合併でそうなったのですが「こうが」ではなく「こうか」市なんですね。大抵忍者でも「コウガ流忍術!」とか言ってそうな気がしますけど間違いです。
Koka City ですよね
いつも通り府道5号線をチンタラ上って参ります。山の木々が一部乱取りみたいに倒れている所がありました。台風のせいなんでしょうか。
湯船の中心部、バイパスの橋の袂で、いつもお婆ちゃんが野菜とか草餅とか、小さなテーブル出して売ってます。暑い時はパラソル立てて、吹雪の日はいなかったけど寒い時も売ってます。湯船の婆ちゃんなので密かに「湯婆婆」と呼んでいましたが、今日は思い切って草餅買ってみました。数個が1パックに入ってました

私 「そんなには食えんなあ」
婆 「ああはいはい、1個百円やから」
私 「じゃあ2個下さい」
婆 「はいはい あーどこに入れよ」
私 「コンビニの袋持ってるからそこに入るよ」

丁度脇で婆ちゃんと立ち話中だった近所の?親戚の?女性も、車にビニール袋あるから取って来よか?と言ってくれたのですが、

婆 「いやいや、今日持ってきてたん思い出した。あかんなあ歳取ると。みんな忘れる。お豆さん入れよと思て持ってきてんねん」
とテーブルの下をゴソゴソして 「ほら!」
婆 「ほんまに歳取ったらあかんわ、みんな忘れる。美味しかったよー言うて手ェ振ってくれはる人居てはるんやけど、誰やったかいなー思てなー、せやせや、さっき買うてくれはった人やわあ てな」

となかなか可愛い。きっと若い頃は賑やかなお嬢さんだったんでしょうねえ。

と、言う事ですから湯船で草餅買ったローディの皆さん、帰り道で無視されてもご容赦下さい。尤もローディは基本誰が誰か判らん格好してますからね、婆ちゃんじゃなくても判んないっす。

草餅は信楽のフレンドマートのイートインコーナーで頂きました。なかなかずっしり、あんこはあっさり風味です。3つ食べるとちょっと苦しいかも。小腹が空いた時に丁度良い感じ。湯婆婆GoodJobです。

帰路も橋の袂にいらっしゃったので減速して「美味しかったですよー、有難う」と叫びながら通過すると「おおきにー、ありがとうー」言ってくれました。お元気ですわ。齢は推定80代後半かと。また買わねば。本日走行97km。
狸ファミリー(と親戚の?蛙ちゃん梟ちゃん)大集合!

コウカ忍者なのだ
めっちゃ考えたか何も考えんかったか どっちかのナニモノ?
さてサイクリング小説「コトの空」に続くコトシリーズ?最終話「コトの花」を公開・連載中です。(右バナーも設置しました)
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このお話、本当に厚かましくも某賞に応募して、9月末に落選発表で、そうしたら10月からWEBにUP可能と考えてました。ところが9月末に発表って関連雑誌の9月号にて発表という事だったんですね。9月号って7月に発売されてるのですよ。書店で聞いてみて「この人あほ?」みたいに思われてしまった。ま、どのみち落ちてますので安心してUP中ですけど。

因みにこういう小説応募って50歳以上はそもそも歯牙にもかからんそうで、一説では読みもされないとか(年齢で足切り?)。出版も商業ベースで考えるとさもありなんです。今後こんな無駄な事はしない事にしました。
で、予告していた中年ローディのラブコメは来月あたりに公開します。現在最終チェック中なんです。しかしながらお蔭様で「文の鳥」は大勢の方に読んで頂き、本当に嬉しかったです。異世界転生モノ以外でも読んで頂けるんだなあと思いました。しかし自転車モノになるとまたぐっと読者が減るのでね、どうしたもんだかです。

今日の婆ちゃん、いいキャラクタになりそうなんですけどねえ。でも「湯婆婆」なんて名前使ったらエライことになりまする。湯船婆?なんだか違う話になりそうだ・・・。健全なイメージが崩れちゃうよ。

今日の信楽駅前の大狸様はコスチューム・・・nothing!ううむ、ハロウィンを期待して行ったんだけどね、そう言や狸のお化けって超和風。何故なら アメリカにタヌキはいないから~。
英語でタヌキはraccoon。これってアライグマと一緒なんですね。

影が薄い! ってか影がない!
充分ユーレイの素質ありそうだけど。


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