2015年3月8日日曜日

不思議ワールド・ヤマダ牧場

和束を越えて、滋賀県甲賀市信楽は山田牧場までツーリング。何だかカールおじさんでも出て来そうなのんびりした感じ。天気は曇で路面はびしょびしょでしたが思い切って出発。

府県境越えは、府道5号線。加茂から緩々(ゆるゆる)と坂を登り、ローソンでトイレ&昼食調達。更に緩々と走りかけると道端のお店の横に妙に生々しい毛皮の洗濯物発見。はい?本物?店は食品店ですが「自家製ハム」の広告も。こうやって出来るのね。毛皮もきっと暖かい敷物にでもなるんでしょう。猪クンに合掌。(∴写真は割愛)

道は清流に沿って山の中に入ります。路肩の崖の工事が所々で続いています。路上にも時々岩石の欠片が散らばってます。小さい不安が横切りますが、見なかったことにして通過。木々の間からウグイスの声が盛ん。 
 ”♪ ケキョ ケ・ケキョ だってまだ練習中やねん ケキョ ♪” 
早く上達しないと梅が終わっちゃうよー。

そのまま湯船を過ぎ、MTBイベント真っ最中の自然公園の横を通り、府県境越え。急ぎR307を走りセブンイレブンへ。何故なら和束ローソンからここまでトイレないんです。相変わらずモーターバイクがたくさん停車し賑やかです。漆黒ウェアで揃えたレディースチームも見かけました。いろんな情報交換するんでしょうね。漆黒ウェアに金色の龍虎が見えたのは気のせいか? ま、これも見なかったことにして、店内に入るとトイレに長蛇の列。うーん、事情はバイク野郎も一緒な訳だ。こうなると目的地にいち早く到着するのみとそそくさと出発。

R307から伊賀方面R422に入り少し走って法蔵寺方面に右折。田圃と林の中を1km程で山田牧場到着。事前情報では、いろいろ動物がいて、トイレがあって、牛乳なんか売ってる。大変アバウトで実はよく解っていませんでした。入口から地道を押し歩いて入ってゆきます。すると牛舎発見。モウモウと白黒のがたくさん居ます。どこが何だか判らないのでウロウロしてトイレ発見。ついでにポニー・黒豚・猪も発見。

黒豚さんの近くに「たんちょう」を停めて、道なりに歩いてみます。場内は車の往来もあり牛乳の出荷なのか忙しそうな様子。地道の坂を登るとプレジャーボート発見。は?ここ、海近かったっけ?。坂の上には売店に休憩所、立派なトイレとその番犬、大きな牛舎がありました。周囲には馬・羊・ヤギ・孔雀・ニワトリ・ウサギ達がてんでバラバラに居ました。そして白人っぽいきれいなお嬢さんがきりっとしてお世話しています。更に動物たちの向こうにも船が鎮座(擱座?)。何だか不思議ワールドです。誰が何をしようしてる?ここはノアの箱舟か?

取り敢えず売店でソフトクリームを購入。普通に日本のお姉さんが売ってくれました。今は土日のみやっているそうです。大変素朴な休憩所で暖かい。ちょっとホッとしました。ここは確実に牧場です。ソフトはしつこくなく美味。チーズケーキも人気とか。その後、食事中の孔雀さんやらハイジに出て来そうなヤギさんやらシャイなポニーさんやらに挨拶し、トイレ番犬のラブラドルレトリーバーとじゃれて坂を下山。緑の牧場を想像すると全然違いますが、山の中の不思議ワールドは、信楽版「ブレーメンの音楽隊」っぽくて愉快でした。

来た道を戻ります。府県境からR163までは殆ど下り坂。漕がなくても進むのですが、寒いので時々回します。一気に加茂駅前まで走りました。貴重なトイレ拠点です。そのまま奈良市街・平城京跡を抜けて帰宅。本日走行95.8km。何とも不思議なツーリングでした。

そうそう、山田牧場を出ようと「たんちょう」を押して地道に入ったら、突如目の前のスペースにダチョウがヌーッと出現。牧場のトリが鳥だなんて最後までやってくれました。それも長身のダチョウですから…

これがホントの大トリ。 ~ 座布団1枚!

本日の舞台 山田牧場

牛さん 並んで律儀に食事中

背後に船が見えますか

牧場の至宝 孔雀殿

ここにも船が! しかもラッタルまである

本日の大トリ ダチョウ君


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