早速、事故調査委員会を一人で設置し、タイヤとチューブを外して検証。ビード剥き出しでタイヤから外れるって初めて見た。チューブも絵にかいたような破裂パンク。更によく見るとリム打ちの痕っぽいのも発見。蛇噛みとか言われる形ですが、2つの傷の間隔がリム幅より狭くてちょっと怪しい。前回のチューブ交換が原因か?とも思うものの、前回交換後数十キロ以上走ってるしね。確かに凸凹段差は越えたので、その衝撃でビードがリムから外れて破裂を招いたか、別原因でのチューブ破裂の勢いでビードがリムから外れたか、ニワトリとタマゴ状態で解りません。
無残であります |
リム打ちっぽい痕もあります |
取り敢えずリムテープ巻いてみた |
しかし、思ったのです。前車ゆきかぜでは平均1ヶ月に1回はパンクしていましたが、間隔は均等ではありません。しない時はずーっとしない。一度パンクすると立て続けに起こる。原因が取り除かれていないとか必然と言うこともありましょうが、直感的に「自転車あるある」にはなりませんか。自転車に限らず技術的トラブルは続けさまに起こり、原因は関連することもあるし、全く別の原因である事もあって、よくこれだけ重なったもんだ と唸る事が私の職務上の経験からもあります。笹本稜平氏の小説「太平洋の薔薇」に登場する巡視船かいもんの矢吹船長も「悪い事はとかく団体でやって来る」と言ってますが、全く同感です。だから原因究明は難しいのですね。
実は密かに疑っているのは気温。タイヤに空気を入れる時は勿論ゲージを確認し、かつタイヤを指で押さえて確認します。今日は心持ち柔らかい気がして、110PSIを越えて入れたのですね。勿論、規定の120PSI以下には抑えましたが、気温が高く柔らかく感じた可能性もあり、更に出発時には気温が上がり内圧は規定オーバーになったかも知れません。そうなるとチューブはタイヤにより密着する筈だけど、何等の衝撃で前週に入れたビードが外れかけてチューブが膨らみバースト というシナリオが、現時点での事故調報告です。
なので先週冤罪だったGP4000Sは今回も無罪、天気を無視して空気を入れた私の責任となりまする。
TYKY (天気と空気読めよ)
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