2019年12月29日日曜日

エブリスタ新作セレクションに選んで頂きました!

バタバタと年末を迎え、本日走り納め。橿原・桜井から大和川沿いの「しきのみち」を回ってきました。往路は葛城CRを走りましたが、いつの間にか京奈和自転車道になってた!?数台の自転車とすれ違い、R165BP下を東進し、途中で横大路に入って桜井から折り返し。

私は「しきのみち」から眺める大和青垣の山々が一番大和らしい風景と思っています(奈良ではなく大和ですね)。山の辺の道を抱き、パワースポット三輪山を擁する連峰は大した高さはない(精々数百m)ものの、1300年前から同じこの山々を眺めて生活を営み、政を争い、和歌を詠っていたのだと思うと感慨深いものがあります。
「しきのみち」から見た大和青垣の山々
本日はツールカンを載せて走りました。バックパック縮小に伴い、レインウェアをジャージのバックポケットに入れていましたが、落ち着かないのでいい方法はないものか、と思案した所、
①夏場はレインウェア要らない
②夏場はドリンクボトル2本差しが必要
∴夏場じゃなければボトルケージに入れとけばいいやん…という事で、ツールカンに収容して搭載することに。

今日は雨の心配はなかったけど、寒い時のウィンドブレーカも兼ねているので実験的にやってみました。ツールカンは梅田で会議があった際に、会議場のビルにあったサイクルショップで買ったカーボン柄の柔らか素材のモノ。全く無印なので、タグを捨ててしまった今、どこ製の何か皆目判らんのですが、多分Ebonのネオプレーンツールボックスだと思います。ここにカペルミュールのレインジャケットをギュウギュウと押し込んでます。空間的に少々余裕があるので、小さなチョコとかキャンディ類なら入ります。特に外れそうになることもなく(落車したら吹っ飛ぶ事請け合いですが)使えそうです。本日走行は68.2km、2019年は3574,9kmでした。月平均は僅かに目標300kmに届かなかった…。

こんな感じで押し込んでます
「しきのみち」を走ったのは、WEB小説次々作のヒロインの出身地をこの辺りにしようと思っているからで、実際、住宅地ってあるのかしらんと確認したかったのです。旧村があるのは知っていましたが、新しい住宅地は…なかった。桜井市寄りに規模は小さいながらも区画整理された住宅地があったので実家がその辺で…と言う設定で行くことにしました。この辺が故郷だと、万葉集や古事記なんかの和歌を絡められますので、ストーリーに彩りが添えられます。
次々作だと言うのは、只今サイクリング小説「コトシリーズ」の姉妹編として2年前に作ったピアノ絡みのラブストーリーを次作として手直中なのですね。人物は総入替で、コトシリーズからは分離して、2月頃公開できればと思っています。

それで、今月公開しました「FLY!AGEHA」が、小説サイトエブリスタで12月の新作セレクションに選んで頂きました!めっちゃ嬉しい。何しろエブリスタサイトの作品数は40万とかだそうで、1日に1000以上の新規投稿があるのですね(連載含む。数えようとしたけど1300で挫折した…)。新作セレクションは1ヶ月にUPされた新作の中で20作品程が選ばれてるみたいで、なかなか狭き門なのです。2018年は9月に「文の鳥」を選んで頂いたので、年に1作程度のペースが続けられたらと思っております。今後も精進しますので、アクセス宜しくお願いします。

因みに、次作手直中に「クラシックもたまにはいいな」と思ってしまい、只今、ピアノでパッヘルベルのカノンを練習中です。カノンと言えば、リンナイ風呂自動システムでの「お風呂が沸きました♪」で流れるメロディですよ。”♪タンタラタンタラタ タタタタタタタ…♪”って奴ですね。我家の給湯システムは以前ノーリツだったので、お風呂と言えばオースティンの「人形の夢と目覚め」 ”♪タラ タンタタタンタタタンタン タラ タンタタタンタンタン タタタタン♪お風呂が沸きました」が頭に付いて離れなかったのですが、最近は「カノン」にも慣れてきました。どちらも有名な曲なので、聴けば、ああこれか と思われると思います。

本年もお付き合い下さいまして誠に有難うございました。来年もまた宜しくお願い致します。
では、どちら様も、良いお年をお迎え下さいませ。

2019年12月22日日曜日

サンタずラブ

しっかり雨です。近畿では暖かい日が多くて実感湧かないながら、昨日、レヴォーグをスタッドレスタイヤに交換したら腰痛い。タイヤがどんどん重くなる上に、落車以降、腕の力が思うようにゆかず(懸垂は出来ても腕立て伏せが痛いみたいな珍現象)一苦労でした。

てなことで、クリスマス前の戯言でございます

◆登場人物
 赤サンタ   サンタの管理職
 ピンクサンタ 新入りだがドS
※役者が一人足らんですが、悪しからず






赤   :愛してる、と言ってくれ!
ピンク :バカ言うんじゃねぇ(怒)





赤   :待ってくれよぉー
ピンク :待ってられるかぁ!




赤サンタ ちゃんと待ってたピンクに追いつく

ピンク :しょーがねぇーなぁー、おせぇぞ
赤   :やっぱ、あ、愛してるんだよな…
ピンク :るせぇ、さっさとプレゼント配れや!
   
ピンクサンタの怒パンチ! 〇==(`ε´











赤サンタ、うまくピンクサンタの腕を取る

ピンク :うわ、何するんじゃ!
赤   :わんだほう!











ぶちゅ~

赤   :そりゃ、火ぃついちゃうでしょ
ピンク :まじか・・・


なかなかブラックなような、そうでもないような職場です。
今年のプレゼントは正しく配られるのだろーか
  

2019年12月15日日曜日

競馬場へ行ってみた

落車の後遺症が一段落でお試しに出走。振動の都度、左胸の奥が痛むのは憂鬱でしたけど。先週タイヤ&チューブ交換したので、一応安全見てフラットな枚方周回です。気温も10℃前後でこちらもフラット。本シーズン初めてフェイスマスクと冬ジャージ着用しました。

大好きなR168天の川TN~私市の下り連続カーブも、いつもはノーブレーキで自動車の背後にびたーっと付いたりしますが今日は自重。(危ないから本来はいつも自重せなあかんのやけど)枚方市駅付近では和太鼓が鳴り響き、幟持った行列があちこちを練り歩いていました。今頃、お祭りなんだろうか。で、枚方市駅の中を押し歩いていたら、お兄さんが紙看板を持って「如何ですかぁ?」 ん?乗馬クラブ体験? いや、これで充分なんで…と自転車指してお断りしましたが、実はこの瞬間、心のスイッチが入りました。

淀川管理道路は、本日南側を走行。新名神の高架の橋脚が淀川横断に向けて着々と出来てきています。この橋が開通すると一般道(歩行者や自転車用)もついて来るかな。京奈和道の木津川の橋には10円要るけど自転車側道があるんで、こんな感じで側道が出来れば、長岡京方面に行く場合、わざわざ枚方大橋まで戻らなくて済みます。
管理道路では同志社大のトライアスロン部が特訓中。御幸橋近くのゲートに可愛いマネージャーが並んでて、タイム計測&声掛けてもらって、自転車置くとランで戻ってゆきました。すご。

御幸橋を渡り、桂川沿いをちょこっと走って京阪淀駅へ降りてゆきます。そう、枚方市駅で入ったスイッチとは「競馬場行ってみよう」でした。元々競馬にもお馬さんすら何の興味もないですが、淀駅隣の京都競馬場には池があって、これが昔の巨椋池の一部であると言う話は知っていました。おうおう、見てみようや、湖の名残。どうせ今頃競馬なんかやっとらんやろ。
ところが競馬場に近づくと、観客に警備誘導のおじさん達多数。聞くと、競馬はないけど馬券は売ってるとの事で、専用の自転車置場に丁寧にご案内頂きました。
飛行場並に広々した京都競馬場
近づいてみるとその大きさにびっくり…。国家予算が投じられるとこんな規模になるのか。建物内はまるで新幹線の駅みたい。6階建の4階まで上がってみました。いやあ、いい眺めだ。コースが見渡せる。屋根に遮られ遠くの景色は見られませんが、馬場を見る場所ですもんね。レストランもたくさん。寿司からカレー専門から和食・洋食が十数店。吉野屋にKFCにフードコートもあって、ここは・・・イオンモールか。
案内板に「シンザン像」と言うのがあったので、建物を出て行ってみました。「シンザン」は知ってますよ。拙作『コトの風』に出て来るコウヘイさんの愛車(S-WORKS)の名前ですからね。五冠馬だって書いてる時に調べました。が、本日そのエリアにはロープが張られ、立入禁止に。ありゃ。 この他、子ども用遊び広場もあって確かにTV-CM並みにレジャーランドっぽい。しかし、本日来場の人は「モノトーンのおっちゃん」大多数。皆さん紙と鉛筆持って、大型ディスプレイや端末の着順とかを眺めてお出でで、JRAが目論む華やかさとはかけ離れた印象でした。それ以上用事もないので1時間程で退散。いい社会見学になりました。
こ、ここでは何の研究が・・みたいな建物でした
巨椋池名残の池と弁天島
パドック。真ん中の木は祟りが怖くて残ったらしい…って京都っぽい話
さくらであい館でトイレ休憩して、木津川CRの山田川出口まで無停止走行。自転車は極めて正常に走り一安心。後輪が新タイヤなので乗り心地も半分向上でした。本日走行73.4km。

しかし、ハタと気づいたのだ。競馬場行ったのに、シンザン像を含め、お馬、一目も見てない…。本番レース馬じゃなくても、ポニー位いるだろーと思ったんですけどね。もう行く事ないと思うので、結局、

ウマが合わない・・・ のかも。

2019年12月8日日曜日

落車の後遺症

 先週の落車の影響は続いております。まああちこち痛いこと。歳取ると回復に時間かかります。両手や足の擦過傷は、左手の指2本が3日程出血が止まらずグジャグジャでしたがようやく薄皮張って、触ったり曲げたら痛いけど回復の兆し。
他、翌日に出てきたのだけど、右掌と左腰骨周辺が赤紫色に変色。めっちゃきしょい。左腕を上げると痛いわ、息を大きく吸うと胸が痛いわ、あーあ。ダメージ意外と多し。通勤でカバン持つの大変だった。

で、改めてR165の現場をストビューで見ると、なるほど路面が凹んでいる。長いヒビも入っていて、ストビューいつ撮ったのか判りませんけど、そしてゼンリン撤退後はストビューも信頼度落ちているのだけど、この中に致命的な段差があったとしか思えません。R169・R165は路面悪いので注意しながら走ってたんだけど…、縦の溝は見落としやすいのかも知れません。
この辺のどこかに段差がある筈(ストビューより)
そして対策。タイヤとチューブ交換しました。フロントは4600kmほど、リアはタイヤ2700km,チューブ5300kmほど経過しています。フロントとリアが異なるのは、ずっと前にリアタイヤがバーストしたからで、本来は一緒の方がいいんだろけどケチった。今回は手元にGP4000SⅡの新品予備が1本だけなんで、滑らんようにリアを新品に。リアタイヤはフロントへ。
予備品も要るので先週ポチったのですけど、GP4000SⅡが廃版とは知らんかった…。なので予備品は新型のGP5000。今後前後一緒に変えます。しかし高いタイヤや。1本定価8,950円? イエローハットで軽自動車タイヤ4本で8,500円とか書いてあったような…。

GP5000履くのは先になりますが、評判見てるとGP4000よりグリップが良くなったとか。その代わりに耐久性がマイナスともありました。確かにGP4000はトレッドは強いけどサイドはそうでもないなあと思っていましたし、先日の落車もリアが滑って粘りがなかったとも言えます。時間たつとグリップ落ちるって。そう言えば、最近フロントもズルって滑ること何回かありました。だからGP5000には期待しかないですが、残念なのはパッケージ箱のジャーマン魂おば様が消失した事。象徴だったのにな…心底残念。
GP5000とGP4000SⅡ オバ様が惜しまれる
タイヤ交換ついでに、不揃いのバーエンドキャップも交換。Veroxの3Dナントカシリーズのメイプルリーフバージョン。要はカナダ国旗のアレンジです。フランスの会社なので欧米の国旗がモチーフで、アイルランドのシャムロック(三つ葉)がきれいでしたが、やっぱメイプルでしょ、で車体と合わせました。
エンドキャップは可愛くなった…
ひどい先週の走行でしたが、唯一、帰路に飛鳥川の川べりで雉を見掛けたのは良かった。緑の身体に赤い顔、長い尻尾。いるもんやねえ、と思ったけど国鳥なんだし、桃太郎が行きずりで会う位だから、昔はたくさんいたんでしょう。残念ながらすぐに茂みにガサゴソ入って行って写真も撮れませんでした。

書くことないので雉の記事でした。おしまい。
FLY!AGEHAの準ヒロインのヘレナ(中学生時代)ですよ


2019年12月1日日曜日

また落車

先月落車したばかりと言うのにまた落車。前回は立ちゴケに近かったけど今回は本物。なんて書いていられるのもラッキーだったからで危うく事故になるところでした。(反省)

今日は紅葉がきれいと言うのでR169&R165で長谷寺まで行く予定でした。慣れた道です。普通にR169を南下し、中和幹線へ左折、R165に合流。朝は寒かったものの10時を過ぎると気温も快適になり、気持ち良く巡航していました。R165は最初こそ4車線ですが、すぐに典型的な2級国道である2車線道になります。近所の方はご存知の通り、交通量は結構あります。路肩ギリまで民家が迫っているところもあり、路面もそれ程よくないので、何年か前に段差で派手な落車をした私は、結構路面は良く見て走っていたつもりでした。
それが、いきなり後輪が足払いを喰らったようにスコーンと滑りました。25~26km/hで走っていたので、その瞬間投げ出され、ヘルメットがガツンと地面を打ち、ボトルが転がります。

ヤバっ!と瞬間自転車立てて路肩へ寄ってボトル拾って路肩に立ち上がり、後方に合図。自動車は20~30m手前で徐行してくれていました。ラッキーでした。自動車の直前でああなったら巻き込まれるの必至でしたから。すみませんでした、軽四のドライバーの方。滑った現場を見に行くも、さしたる段差が見受けられず、一体何に滑ったのか謎のまま。

自転車を見るとチェーンが外れていて、そのままは乗れない。路肩の狭い所だったので、担いで少し先の駐車場脇に寄せてチェック。グローブ取ると指の関節部分が擦過傷で出血。まずは血がつかないようにとバンドエイド巻いて、使い捨て手袋嵌めてチェーン復旧作業。しかしそもそもチェーンが挟まってクランクもタイヤもビクともしない状態。RD動かしながら騙すようにフロントからアウターに嵌め、スプロケに嵌め、RDのプーリーに嵌める。しかし、これがなかなか嵌らない。あちらを嵌めればこちらが外れる状態。ようやく嵌ってクランク回すも逆回転はするものの、順回転は動かない。あれ?ブレーキシューがリムを噛み締めとる。リアのブレーキを手でグイっとセンターに動かし、何とかアウター&リア中位のギアでタイヤが回るようになりました。ここまで15分のすったもんだ。
RDは傷だらけ…
RDハンガー曲がってる気がして、怖くて変速できません。スマホで調べると8km程西にCBAの店があります。よし、そこで軽いギアに固定調整してもらって帰ろうとグローブ嵌めると、見事に中指・薬指・小指の関節部分に穴が開いています。あらー、あんま使ってないのにーと二重ショック。R165を重いギアでまったり走行。段差ではチェーン外れんじゃないかとビクビクでした。CBAまでは坂もなく何とかお店に辿り着きました。
グロ画像ですんません…
「すんません、応急処置お願いしたいんですが」と、状況を説明し、穴が開いて血だらけのバンドエイドが覗くグローブ見せると納得頂けたようで、快くチェックしてくれました。結果は…なんと異常なし。前も後も綺麗に変速し、ハンガーの歪みもなし。イケメン兄さんがチェーン外れ時の諸注意を歯切れよく教えてくれて、ついでにプーリー交換を聞いてみると、「うーん、替える必要ないですよー」と正直にアドバイス。CBA橿原葛店の株は私の中でストップ高状態に。ありがとー。
お世話になりましたCBA橿原葛店
さて、そこから中央CRを目指したのですが迷子。中和幹線の高架橋は自転車NGなので高架下を行くも線路が越えられない。さんざ走って、これは南下して橿原市中心部から出直した方が良いと集落の中をつっかえつっかえ進むと、ようやく今井町付近の見覚えある場所に出ました。あー、古い町は大変や。今日はもう冒険はしません。手指の擦過傷以外にも肩も痛むし左腰も打ち身のようで痛い。まったりペースで中央CRを流しました。帰宅後、RDをチェックしてみましたが正常に変速、やれやれ。本日走行75.5km。

しかし、トラブルって大抵最遠地点で起こるものですね。自転車動かなかったら一体どうやって帰ろうかとホント焦りました。

私事?で恐縮ですが明日出張なんですね。出張の前日に落車して身体のあちこちに、絆創膏や湿布貼ってるって、拙著WEB小説「就職します!」主人公の西陣左門と一緒やんか。うーむ。まさか自分の予言、書いたとは思わんかった。ちょっとびっくり。

紅葉は進みつつあり、帰路に寄った太子公園では落葉がきれいでした。師走ですが、

秋深し、紅葉も落ちるし、ワタシも落ちる…。