宇治川中洲の島に鵜飼用のウが入ってるケージがあった事を思い出し、そこに居たらラッキーと行ってみました。宇治に行くには木津川CR-R307-宇治川ラインの定番コース。あじろぎの道から自転車押して中洲(塔ノ島と言うそうです)に渡り、隣の中州(橘島)に渡る手前でケージ発見。
中はウがたくさん。ウッティーはどれかなと思っていたら、丁度、美人鵜匠がいらっしゃったので教えてもらいました。1歳ちょっとでまだ若干灰色。足に黄色の輪っかをしています。すっきりした横顔が初々しく、高校生新体操選手のようです。但し、正面向いた顔は、なかなかの迫力、魚も竦む筈でした。ケージの中のウ達はバタバタ騒いだり鳴いたりでしたが、橘島への橋の下では2羽のウが練習?中。棟梁っぽい鵜匠と女性鵜匠が岸辺から縄を操っています。練習内容は「初心者用」なのか「昇段用」なのか、はたまた「リハビリ用」なのかさっぱり判りませんが、まあこうやって慣れてくんでしょうね。
因みに、鵜飼には川でもウミウが使われます。湖川の水辺でギャアギャア騒ぎ、木々を糞だらけにして枯らすのはカワウ。見た目の違いは少なく、素人では区別つけるのは難しいかも。カワウは集団行動をとりウミウは孤高を好むので、鵜飼ではウミウの方が使いやすいんだって。鵜匠は孤高のプロフェッショナルを束ねる監督なんですね。
ウはペリカンの仲間なので魚をするっと飲み込むのが上手なのですが、カワウは雑魚を獲り、ウミウは高級魚を獲るとの話も。ここら辺でもウミウのプロ根性が垣間見れます。練習の成果が素人にはよく解らないので橋を渡って橘島から本土へ。
今日の宇治川は水も透き通り、俄かの暑さを宥めるように楚々と流れていました。まだ緑色の紅葉から鶺鴒が対岸へと飛翔。秋待つ季節の1枚のtableauのようでした。
宇治橋袂は大賑わい。店には行列ができているので自転車連れが抹茶ソフトを求めるのは容易でないと判断し、川沿いの府道241を走り始めます。路側帯が20cm位しかないおっかない道でそのまま行けば観月橋。京滋BPを潜って暫く後の交差点で、左R24の看板。何を勘違いしたか、R24から右折でR1と思い左折。実際にR24の交差点で、いやいやここらはそんな単純じゃない事に気付き、今日は電波が入るスマホで地図確認。そのまま南西方向に行くとR1に出そうだったので、今日もまた初めての道をグイグイ進行。
広々とした巨椋池干拓地の中を走っていると、突如左手にヘリコプター発見! 何?え?警察ヘリ? よく見ると京都府警航空隊の金看板がありました。ヘリはブルーのポリスカラー、機種等詳細は判りませんでしたが”へいあん”と名前が読めました。以前ヘリを見に行った京都ヘリポートは空家状態でしたが、こんな所に稼働中のヘリポートがあるんですね。出会い頭って恐ろしい。中には入れなさそうなのでそのまま走行、時々スマホ見て進路修正し、R1-BPに無事合流、流れ橋PAへ。
木津川CRは向風の中、26km/h目安で流します。チェーンの伸びがなくなったからかトリム修正も殆ど要らない変速。低めのラチェット音にも慣れてきました。本日走行74.7km。
さて、今日見た子が”ウッティー”と思っていたら、実はここで生まれたウミウは全て「ウッティー」と名乗るそうです。個体名ではなく宇治川鵜飼ウミウの愛称だって。今年も2羽生まれていて早3羽。いちいち名前公募してってのが大変との判断でしょうか、それとも宇治ウミウのミニオンズ化?
残念、ウッティーはトイストーリーでした。(映画観ないと解らん話ですみません)
本日の宇治川 |
横顔がすっきり美人?のウッティー(1号) |
訓練中のウミウ 飛べるし魚も獲れます |
待機中の京都府警ヘリ 飛べますが魚は獲れません |
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