本日は琵琶湖南端、瀬田までツーリング。木津川CRからR307へ入り、デンジャラスラインと緊張してたら、途中で新しいバイパスらしきに分岐し、車は軒並みバイパスへ。お蔭様で狭い恐怖の第1デンジャラスゾーンは快適に通過。GoogleMAPにもまだ載ってないんだよねー。森の中の登坂路は相変わらず危機一髪でしたが、そのまま宇治田原を抜けて宵待橋から宇治川ラインへ。
見下ろすと、深緑の瀬田川水面に山の木々が映って日本画のよう。鳥は鳴き葉は茂り、初夏の山々は生命に溢れています。交互交通は数か所残っていたものの、大してロスもなく南郷へ。
今日はeat-inができる大津で人気のベーカリーに向かいます。ところが、半年位前に調べただけなので名前も場所も確信がない。何となく「随分北の方で川から内陸に入る」「松原町」「信号がある」って記憶だけが出てきます。試しに京阪線沿いの道路を走るも判らず元の川沿いの道に。そのまま大津中心部へトロトロ走ると、あった!「松原町交差点」。道路拡幅工事中のようでややこしそうな道へ左折、1軒1軒確かめながら走るとPan.cafe SUZU.ya って瀟洒な店を発見!記憶では「木造和風」だったのですが、まあいい、きっとここだ、ここにしよう。
小さめのパン3つととカフェオレを注文。はっきり言います。めっちゃ美味しい。パンは勿論、カフェオレも美味しい。パンの種類は少ないですがハズレなし。特にカスタードクリームなんて絶品でした。唯一残念だったのは駐輪用ラック。イーゼルっぽくてお洒落でgoodなんだけど、サドルを掛けるバーが巾木形状なので入りませんでした。ま、サドルを上げればいいんだけど、後から調整が面倒で結局ラックに括り付け駐輪。セラSMPのサドルは先端が下がっているのでトップチューブとの隙間が狭いのですね。普通のサドルなら入ったと思います。ともかく鈴屋さんはOK。
店を出て唐橋を渡ります。バギーに乗った幼児とママや部活の高校生が歩いて来ます。弓なりに沿った高欄沿いに段々と見えて来る様は役者の登場のようで、居並ぶ擬宝珠が儀仗兵の如く傅いています。「一人一人、みんながドラマなんだ」 唐橋をゆっくり走りながら、妙に愛おしく思えてきました。無駄なことって何一つない筈です。
そのまま瀬田川沿いを周回。随所に釣人が居て、その傍におこぼれ狙うアオサギやトンビがスタンバイ。これも共存のうち? 滋賀県の最終兵器・南郷洗堰まで回ってから瀬田川沿いを戻ります。向風の筈ですが、山が遮るのか結構スピード出ました。R307に入ってからはダンプカーのオンパレード。何度かヒヤっとしながら南山城ポタリングコースを経由して帰宅。本日走行101.2km。
ところで「急がば回れ」って瀬田の唐橋由来の諺だってご存知でした?
”もののふの 矢橋の船は速けれど急がば回れ 瀬田の長橋”(長橋は唐橋の事)
滋賀県草津市(矢橋)から京都へ行くのに湖上水運の方が速いけど、気象条件次第なので、遠回りだけど唐橋回ってみ、てな意味のようです。今や唐橋は渋滞の名所ですけどね。よって今なら・・・
”貴殿が申された故、回り申さば車だらけ。話が違うでござろう! ゚д´)ノ ”
瀬田の空振り。
瀬田の唐橋 |
鈴屋さんといい感じの駐輪ラック |
まいう~ |
鏡のような水面 |
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