2019年8月26日月曜日

白馬の森の女王

夏休みです。有休と土日で3日間、夏の白馬・栂池高原に参りました。ここは20年ほど前に家族で訪れたことがあります(記憶が薄い・・・)。中日に朝から栂池高原の入口駐車場に車停めてゴンドラに25分乗車、終点でロープウェイに乗り替えると栂池自然園の入口に到着します。
栂池高原
栂池自然園は湿原などを5.5キロ周回するトレッキングコース。木道が整備されているところが多いですが、木の根っこだらけの狭い斜面もあって、最低スニーカーじゃないと歩きにくいです。ゲートの標高は1860m。一番高い所でも2020m。3歳くらいの子どもたちから本格装備のシルバー山ガールまで、大勢の人で賑わっていました。

私は普段履きのスニーカーで湿原の木道をポクポクと歩きます。風は清涼で曇ると寒いけど、日射があると暑い感じ。山々には所々雪渓が見え、また滝が落ちています。湿原には小さい白い花、青い蕾みたいな花が風に揺れています。はぁーーきっもちいいー。この空気、持って帰りたーいと皆思っていたでしょう。
赤トンボが飛ぶ中、ひらっとタテハチョウが木道に舞い降りました。翅を拡げると黒地にきれいな瑠璃色のライン。ルリタテハです。全国的に生息するそうですが、見ないよねー。直ぐに舞い上がり見えなくなってしまい、写真撮る間もなく残念でしたが一瞬の感動でした。
風穴(犬夜叉じゃないよ)の残雪
岩が積み重なった中の洞には残雪が少々。中は冷蔵庫みたいな気温。20年前にもここ見た覚えがあります。道は上がったり下がったりで、そのうち清流に木橋がかかっています。河原に降りてみて、水に手を浸けると、冷たーい!! じっと浸けていると痛くなるほど。流石は白馬山系から滝となって落ちてくる水でした。
楠川の清流
清流の中。泡が炭酸水みたい。上が水面です
木々の間からは(多分)ミソサザイの囀りが聞こえ、池では大きなトンボが水面にお尻をチュンチュンつけながら飛び回っています。産卵でしょうか。水の中には黒っぽい生き物が「ミョン」と移動していました。ヤゴ?
ハート型orクマさん型の水溜りがありました
最遠地点では白馬大雪渓を望めました。白馬岳と杓子岳の間に拡がる雪渓は有名だそうです。ガスがかかるとすぐに見えなくなったりしますが、見ごたえ十分でした。一回りの時間は3時間半。2~5歳位の3姉妹も完走してました。よくあのちっちゃい足であの道歩いたなと感心してましたが、ゲートに帰ってもなお走り回っていて、あのパワーはどこから湧くのかほんま不思議。
白馬大雪渓 左が杓子岳、右が白馬岳
14時半にゲートに戻り「サルナシソフト」タイム。サルナシって何やろって、私も知りませんでした。マタタビの仲間でキーウィフルーツの先祖だそうです。へーぇ。キーウィみたいな黒い種がソフトクリームにも入っていました。
ソフトと言うよりシャーベット感覚。ほんのりとした甘みがありました。その後ロープウェイ乗場へ。ギリ15時発のロープウェイに乗り込んだものの、車内で添乗員から只今ゴンドラが停電で止まっているのでゴンドラ駅で待機していてくださいとアナウンスが。なるほど少し離れたゴンドラ乗場には大勢の人(170人とか言ってた)が所在なさ気に立ったり座ったり。ゴンドラはビターッと停止し風に揺れています。強風のスキー場では間々ある風景だけど滑って降りる訳にいかんしね。

係の兄ちゃんが「停電で現在予備電源で乗ってる人を収容中」と案内があり、更に20分ほどで「マイクロバスで代行輸送」とありました。辺りは自家発の臭いが立ち込めてます。間もなく代行輸送のマイクロバス到着。これが「痛バス?」。黒いボディに”ARE YOU READY? SPICY RENTALS”と大書きされノリノリって感じ。勿論答えは”Yeah! WE ARE READY!"だわな。マイクロですから20名余で一杯。間もなく次のが来ました。これまた黒のボディーに”SESSIONS”。レジャー会社の送迎マイクロなんでしょうね。ドライバーは日焼けした兄ちゃんたち。2種免みんなもってるんやーとちょっとびっくり。我々は4台目に乗車で、結局5台と車椅子用の軽バン1台で輸送完了したようです。
代行バスはこんなだったー!

痛バスに乗り込む皆さん
バスはゴンドラ中間駅まで20分ほどを曲がりくねった細い道を(上手に)走って降りました。無線の交信聞いていても手際よく、隣に座ったおじさまは「慣れとるからなー」と言ってました。そうなん? でも陸運業出身の私が見てもスムーズな代行輸送でしたよ。中間駅からは折り返し運転中のゴンドラに5分ほど乗って下山できました。

今回初めて見たのは災害用自販機。停電ですからゴンドラ駅の自販機も真っ暗。ですが、あれってバッテリとか積んでるのかなと思ってたら、手回し発電で充電するのね。スタッフなのかお嬢さんが一人、正面左側に取り付けたハンドルを一所懸命回していました(普段はカバーがかかっています)。そのうちインジケータランプがグリーンになって充電完了。何本買えるのかは不明ですけど、見たの初めてでした。
災害対応自販機 手動充電中
翌日の帰路、白馬ジャンプ台に立ち寄りました。ラージヒルの展望デッキなんて「ひゃー」ってほどの高さです。登る途中の階段は網網で下が丸見え。カミさんは途中でリタイアしました。ここに来るまでのタワー内はEVに乗ります。女子選手が1名一緒でした(選手優先ですが、いいよいいよって言ってくれた)。あとで見たらその日の練習チームは「全日本女子」。びっくりして更に調べたら平昌五輪に出場した岩渕香里選手でなかったか? SNOW JAPANの強化選手でもあり、小顔、ショートヘアに大きな目ですらっとしたお嬢さん。束の間でしたし確かめようはないけれど、今後断然応援しちゃいます。
ラージヒル展望デッキより。右のはノーマルヒル
デッキへは、こんなスケスケ階段を登るのだ
最後にチョウチョの話。ホテルの屋外通路のテラコッタ上に黒いチョウチョが落ちていました。大きな美しい蝶です。あ、カラスアゲハ?触角が動いているので生きています。そっと指を差し伸べると細い足でしがみつくように乗って来ました。飛びあがろうとしても、どこかに衝突でもしたのでしょうか、翅の一部が欠けていて上手く飛べません。やむ無く通路脇の花壇の花に止まらせました。せめて蜜でも吸って(好みは判らんけど)生きながらえて欲しいと思いました。カラスアゲハって飛んでいると真っ黒にしか見えませんが、翅を拡げてみるとマイカ塗装のように、深いブルーの光沢が混ざり、息を呑むほどの美しさです。女王ってこんな感じ?と思いました。栂池から帰ってきて同じ場所を見るとまた地面に落ちています。飛び立とうとして不時着したのでしょう。また指に載せて花の上に載せましたが、中の方へ入りこんでしまった…。ま、いいか、表に出てると危ないのでそのままに。その夜は激しい雨でした。翌朝、同じ場所を見てももうどこにいるのか判りません。あの状態ではそう長くないなと思うものの、あの美しさ。切ない思いにかられました。
これ偶然なのかな。只今制作中のWEB小説次作は、タイトルが”FLY AGEHA”でして、翅の欠けたアゲハチョウが羽ばたこうとするシーンがあるのですね。想定は普通のアゲハチョウだけど、それに自然界ではよくある事なのかも知れんけど、引き寄せられた気もしました。
厳密な種類は判りませんが、翅がボロになってます
夏の明るい山林には美しい哀しさがありました。

2019年8月16日金曜日

E-BIKEと電動二輪の境目

人間ドックに向けての最終調整(何をやねん…)のため夏休み(有休やけど)を1日取って、台風明け早々に枚方周回に出掛けました。夜中は大雨でしたが明けると薄曇りに陽も射して、この分じゃ路面はすぐ乾くだろうと出走。まだ強風域にギリ入っているので南西風が強く、こりゃ行きはヨイヨイ帰りは怖いパターンやなと思いながらをR168天の川沿いを30キロ以上で快走。今回は一ヶ所寄り道しました。
織姫・彦星の年イチ逢瀬の場としてはちょっとなぁ…と思うた
七夕のネット記事を見てる時、交野(かたの)市の逢合橋(あいあいばし)で七夕の行事云々ってあったのですね。ん?逢合橋?聞いた事ある…と思ったら、R168からスタコ坂(妙な地名ばっかやねえ)に右折する交差点がそんな名前やった。という事で少々迂回して逢合橋を渡ってみました。下を流れるのは勿論、天の川。本日は茶色い水でドロッドロ。逢合橋も、ま、普通の橋です。婆ちゃんとおばちゃんがママチャリで出会っていらっしゃる。
場所は交野市内の織姫の本拠地・機物神社と枚方市香里の牽牛石(彦星)の中間地点だそうで、七夕にはライトアップされて実物の?彦星様と織姫様が逢われるそうな。マジか…。

枚方市駅を抜けて、淀川沿いの河川管理道路に入るとガラガラ。横を見ると、うわー、淀川の水面が道路と同じ高さ!泥水がどっぷんどっぷん流れてる。三つの大きな河川をまとめて大阪湾まで引き受けてる川ですからね、午後になったらもっと流量増えてヤバいんちゃうん。と思って機嫌よく走ってたら、あらら…前方にでっかい水溜り。道幅いっぱいなので、これまでのように避ける訳にいかないわ…、え?右(淀川と反対側)の草原まで水で一杯。しかも先まで続いてる。これって淀川の水ちゃうん?ハンランじゃー出合え出合えー、みたいな。
うわーっと叫んでしまった、この水量
恐る恐る進んでみると徐々に深さが増し、10cm以上あったように思います。前輪が舳先になって水を切ってまるで船。靴も靴下もびしゃびしゃ。対向してきたロードの人も同じように水を切って走ってきて苦笑いしてはりました。100メートル位あったかな、水中を進み上陸。対向車に教えてあげたかったけど、こういう時、どうすりゃいいんだい?
振り返って撮ったので右が淀川、左が市街地
ずっと向こうまで「川」状態です
幸い以後、氾濫区間はなく、御幸橋のさくらであい館で休憩。木津川沿いを南下しますが、案の定、向かい風。木津川も目一杯の水を運んでいました。台風って凄いわ。本日走行65km。
木津川。流れ橋は無事でした
今朝の新聞に、しまなみ海道で、電動スポーツ自転車(E-BIKE)プロジェクトが紹介されてました。1回充電で100km以上走行可能(な車種もある)で、6時間3000円のレンタルだって。んなもん邪道じゃ!と切り捨てるのは簡単だけど、100km以上走れるってちょっと魅力的。勿論速度制限あったり、フラットバーだったり、サドル選べなかったり、いろいろあるんでしょうけど、「自分でブレーキも踏めんようになったら車なんか乗るなぁ!」と思っていた自分が「アイサイトって楽やん」とか言ってますからね。電動化にはヤマハやBoshなど今まで圏外だった大メーカーが進出しているので新鮮でもあります。電動ロードはナンですけど、ランドナーなら別にいいんじゃね?とか思ったり。輪行重いけど旅行の形態を変える可能性もあります。 

これには伏線がありまして、先週、狭い道を走っていたら後ろから軽い音がして、折畳みミニベロみたいなのに抜かれたんですね。ほよ?と思ったらそのミニベロ、ナンバープレートがついてる。何じゃこれ?と思いましたがつーっと先に行ってしまいました。きっとモーター駆動の自動二輪と思うものの見た目はどっちか言うと自転車。自転車寄りの電動自動二輪とE-BIKE。ナンバープレートの有無や免許の要不要は異なるもの行きつくところは似たような感じで、こういうスモールモビリティが、気がつけばわらわら走るようになるんでしょうね。境目はやがて霞んでゆく気がします。

原付も原動機付自転車やしね。ペダルないけど。

2019年8月11日日曜日

36℃線の攻防で珍百景信号を見た

この2,3年、気温36℃の中を走って、ヘロヘロになりました。はっきり言って熱中症の初期症状ですね。今年は流石に学習して、先週末の36℃超は出走を見合わせました。この週末は更にパワーアップして37~38℃予想。更に台風来るってぇ? 冗談じゃない、一年の総決算・人間ドッグが次週末に迫ってるのだ。2週連続で全く走らないと体重・体脂肪がエラい事になる。そうなんですよ、結構年間走行距離と相関がありそうで。

やむなく?早起きして朝走行。6時前に出てなるべくさっさと帰って来れる橿原方面フラスココース。葛城CRで行って中央CRで帰って来る60kmほどの定期航路です。流石に6時前は爽やか。気温は26℃くらい。今日はサイクルジャージではなくノースリーブのTシャツなので余計に涼しい。余談ですけど、日焼け対策さえちゃんとできればノースリーブのサイクルジャージってありですね(あるんかな・・)。
後述の南郷(大津じゃないよ)環濠集落
往路は一時コースを逸れます。先日TVでやってた広陵町の珍百景信号機を通ろうと思ったのです。ついでに同じ番組でやってためっちゃ低い鉄道ガードも寄れます。その場所・鉄道ガードは、定番の休憩場所・第2浄化センターから南へ300mほど。近鉄田原本(たわらもと)線というローカル線です。単線ですしガード下道路も生活通路って感じ。高さは1.3m。Oh!ごくたまーに通る京阪宇治線のパナソニック工場の近くのガード下より10cm高い。といっても勿論そのまま通ったんじゃ頭打ちますから自転車は降りて通りましょう。


見上げた図 電車が通るとお腹が見えます、たぶん
そのまま南に走ると、集落の中の細い道と少し太い道が繰り返し、周辺には環濠集落が点在。中世時代に自衛と水利目的に作られたと奈良県のHPに書いてありますが、ちゃんとクリークみたいなのが囲っています。どれほど自衛の役に立ったんかいなと思わないでもないけど、河童とかピラニアとかいたらそれなりに効果もあったのでしょう。

で、信号です。朝早いのに車が一台引っ掛かってました。珍百景通りに赤信号3分20秒です。一般的に交叉道路(主じゃない方)の赤信号は1分程度と感じているので確かに長いし、そもそもこの道が幹線側に見えます。番組でもその先が狭くて対面できないからこうなったって言ってましたので、実質交互通行用みたいなものです。そうならば、実は明日香村の飛鳥寺前の交互通行用信号機って赤が4分なんですよねえ。いつも退屈する場所だからよく覚えてる。
珍百景信号機 上が常用の?赤、下が貴重なショットの青
見るもの見たので、中和幹線から脇道に逸れて葛城CRへ入って橿原神宮迄走りました。途中でも結構自転車見ました。皆さんやっぱ朝、走ってるのね。確かに気持ちいいんだけどトイレがみんな閉まってた…。本日走行65km。

本日はもう一つトライアル。Thermosの自転車用保冷ボトル。CAMELBAKのチル保冷ボトルでは流石にこの気温に対抗できない。本日はこのチル保冷ボトルに真水を入れボトル毎凍らせたものと、新鋭・Thermosの魔法瓶風自転車用保冷ボトルにスポドリと氷数個を入れたものを携行。Thermosのは氷こそ30分位で溶けちゃいましたが、帰宅時(3時間)まで自販機で買った時位の冷たさをキープ。キャメルの真水は完全に溶けて「ぬるい水」になっていたので、相当効果はありそうです。ボディがステンレスでボトルケージと喧嘩しても困るので、ペットボトルカバー(ミネラル麦茶のオマケ)を被せたら安定して良かったです。
左がすっぴん、右がお召し状態

因みに本日の気温は発表値+2℃として(アメダスは恵まれた場所にあるんで)帰宅時10時に≒35℃。きわどい所だったー。

話、割り込みますけど、甲子園で立命館宇治高校の吹奏楽部が「響け!」のOP”Dream Solister”やるってね。感激してしまった。長いけどいい曲です。この気温じゃ金管楽器なんて触れない程になる気がするけど、気をつけて頑張って欲しいです。

本日の結論としてThermosの保冷ボトルは使えそう、やっぱりサーモス!って言いたいとこだけど、イオンで買った仕事用のマグボトル。この炎天下の車の中に数時間放置しておいても、氷溶けないんですよね。無記名なのでどこ製だか全然判らんけど高性能。飲み口が✖ですが、お値段は数分の一の数百円…。

ワオ(ン)!

2019年7月28日日曜日

モヤモヤする

先週梅雨が明けた途端に豪雨がやって来て、奈良市でも「避難レベル4 全員避難」って出たけど、1時間半で警報も解除になって、こりゃ判断難しいなと思いました。取り敢えずの荷物持って大雨の中を避難場所へ行って、エラい雨やねえーとか言ってるうちに解除って感じで、雨ならまだしも河川の増水はその後も続くだろうし、結局自分の目で情報を見て自分の勘で判断しないとって事でしょうね。

台風が抜けた本日は曇天ですが昼から雷雨とか言ってたので、遠出はせず御所市から橿原を回ってきました。要は雨を避ける場所が多そうな経路です。香芝から御所までは「ならクルルート」を走ったので、集落を抜ける道が多く、夏祭りの準備で一時停止になったり、道路を横断するカメさんをヘルプしたりのまったりツーリング。橿原を経由したので橿原神宮付近の「境界の彼方(京アニ)」の聖地らしきを幾つか訪問しました。「境界の彼方」は奈良が一番たくさん出て来るアニメで知ってる場所も多かったので、尚更いちいち記憶しておらず、ネットでの情報も見ながら「多分、ここ聖地。覚えてへんけど…」みたいな感じです。本日走行75km。
ごせまち 高札場です
それにしても正午を回った頃から気温上昇、高温多湿で全身がモヤモヤ。橿原市のサイクリングステーションにドリンク補給と身体冷却に寄ったのですが、スタジオではちっちゃい子たちがダンスの練習、幾つかあるテーブル席では中学生やら大学生(かな?)のお嬢さん達が勉強中。オッサン一人はちょっと恥ずかしく、自販機で飲み物買ってボトルに詰め替えたらそそくさと出てしまいました。ま、いいんだけど。みんな勉強したいって思ってるんだから、図書館も自習禁止とか言わないで開放してあげたらいいのに。フードコートでも高校生たちたくさん勉強してるよ。

聖地① こういうシーンがあったような…
聖地② 車まで一緒だそうで、え?何年乗ってらっしゃるの?

聖地③ 橿原神宮の中にある池です
聖地④ 池のほとりも描写されていました(らしい)
さて京アニの件、また亡くなった人が増えました。気の毒この上ない。犯人は匿われ高度医療を受けてるって言うのにね。解るんだけどモヤモヤします。しばらくあの場所には行き辛いな。聖なる場所って感じがして、きっとまだ「なんで?」って思ってる人たちが、あの場所に残っていらっしゃる気がするのです。それはきっと京アニさんが再スタートを切って、みんなが安心して作品を見られるまで、要は「大丈夫そうだ」と思えるまで続くんだろうなと思います。哀しいですね。

京アニ応援音楽もYOUTUBEに増えました。演奏している人もそうですが、コメント見ても外国人(英語)が多いです。ピアノメドレー動画を出した中国の人が「タイトル漢字間違えた!」って平謝りでしたけど(日本と中国って違うんですねえ…)、コメントにはDon't worry! が溢れていました。そう言えば「加油」って中国の表現が今回話題になっていましたけど、しゃあないですよね。だってずっとこれ使ってるもん… ですからね。
ピアノ動画に触発されて、私も2年半ぶりに「響け!ユーフォニアム」のOP”Dream Solister”の楽譜を出して来て弾いてみました。あかん、指が記憶喪失。5回繰返してようやく、ああ、こここんな感じやったかも知れん、ですからね。歳をとるというのはこういう事なのだと思いました(腕のせい? はい、そうでした)。
今月は珍しくドビュッシーを弾いてて、やっぱこう言うのもいいなあと思ってたんだけど、またアニソン路線に戻りそうだわ。

最後に番宣です。Web小説3サイトに連載中の『透き通ったバク』は今夜公開分で完結します。ヒロインのアイリちゃんを載っけときますね。

津田藍里と申します

2019年7月20日土曜日

やはり今日は宇治へ走りました

京アニの件、全く言葉がありません。夢も才能も将来もある人たちがなんであんな目に遭わねばならんのかと。 お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、怪我を負った方々の一日も早いご快癒と復活をお祈り申し上げております。 人もシステムも歴史すら欠損してしまった状態から元の日常に戻すのはとんでもないパワーが必要ですが、しかし京アニはきっと復活するだろうと信じております。
疾走する宇治川
という思いと仕事絡みの別件もありまして、本日は宇治ツーリング。いつものように木津川CRからR307、宇治川ラインで天ヶ瀬ダムから宇治市内へ。林からクマゼミの声が聞こえ、夏休みの匂いがします。天ケ瀬ダムでは折からの雨を大放流中。宇治川の流れも速く、一緒に走った感じでは時速15km/h前後、つまり8ノット。めっちゃ速いです。落ちたらえらい事です。

ド迫力の天ケ瀬ダム放流
雨が続いたせいか宇治の人出は少ない方でした。平等院の表参道で呼び込みやってましたからね。
宇治川はずっと工事中で、北側はまだ幕のようなものが張り巡らされていました。あじろぎの道の方は一段落したっぽかったので、宇治橋を渡り”ユーフォの聖地ベンチ”へ行ってみました。ポンプ小屋は美装され、護岸壁も立派になりました。新装記念に写真一枚パチリ。が、この直後にフェンスにもたれかけていた「たんちょう」号が写真左手の崖下に転落。(よく見ると写真でも落ちかけてる…) 慌てて駈け降りて車体を持ち上げると…、パンクはしてない、ディレーラも大丈夫そうだ、お、右のSTIレバーが内側に曲がっとる。
ユーフォの聖地で転落の様子解説
崖から車体を引き上げ、右STIのカバーを捲って、ボルトを回すもカ・カタイ…。蚊は寄って来るわ、次の聖地見学の人も寄って来るわで、その場での修理を断念。幸いその他の部分に異常はなくちゃんと走れましたので、朝潮橋を渡って京阪宇治駅の裏から、いつものコースへ向かいました。すぐに三室戸駅。その駅前に花屋さんがありました。そう、本日一番重要な任務、献花用の花束を作ります。

事件があった京アニスタジオは私は全然知らない存在でしたが、宇治から伏見桃山に抜ける途中で、何てことないそこら辺の風景をスケッチしている若者に出会うことがありました。きっと京アニの子なんだろうなあ、木幡(京アニ本社所在地)から近いからなあと思っていたものでした。もしかしてあの子たちが今回巻き込まれたのではないかと思うと、忸怩たる思いになります。

スタジオはいつも走る六地蔵駅前の道から見える場所です。ニュースではその脇に献花がたくさん。走り抜ける訳には参りません。花屋さんのお姉さんは事情を聞いて上手に作ってくれました。白・黄・薄青の3色で、バックパックに差して走れる程度の大きさ。長さも切り揃え、白いリボンを巻いてくれました。有難いことです。

花束背負っていつもの道を北上、六地蔵駅に近づくとこれまで見たことのない車の渋滞。周辺にはマスコミたくさん。そしてスタジオが見える場所に花束が積まれていました。私も自転車を降り、そこへ献花。いざ手を合わせると言葉が出ません。結局「本当にごめんね・・・」しか言えませんでした。テレビカメラが旋回して来るので建物の方向に頭を下げてすぐに走り出しました。京アニの描く風景が好きとは言え、ここでは部外者ですから。

府道7から観月橋を渡り、R1BPを走って上津屋の流れ橋PAで休憩後、木津川CRを走って帰宅。本日走行79.1km。

歪んだSTIレバーは帰路の途中にあるCBAさんで治してもらいました。やはりペロッと捲って太刀打ちできなかった六角ボルトをクルっと廻しひょいと戻して10秒で完了。あら・・・。
誠に有難うございました。左のSTIも少々歪んでいるので自分でやります。

これだけ曲がりました の図(下が修理後)
そもそも何故崖下に転落したのか? 写真で解る通り地面に勾配がついていたのですね。実際は写真の下矢印付近に停めたのですけど、ジリジリ動いて勾配がきつくなった所で、ツルっと滑った!

たんちょう号ですから。(ほんなら飛べよ! と)

◇ 後日の追伸
京アニの応援、いろんなところでされています。これは京アニ作品のテーマ曲ピアノメドレーを聴くことでのドネーション?何回も聴いちゃいます。

これはFonziさんの演奏(YOUTUBE)のHCです

 

2019年7月14日日曜日

サイクルウェアの寿命

レーパンってどれくらいの期間履いていますか? 使用回数と言った方が良いかも知れませんが、何となく私は5年と思っております。大雑把に夏・春秋・冬用と分けたとして1年に4ヶ月稼働。ホリディチャリダーの私は月4回走るとして仮に2着でローテすると一つのレーパンは年間8回使用。5年で40回です。意外と少ない感じがしますが、2着を公平にローテしなかったりしますから実際は50回位ですかね。

この夏、やたらお尻が痛くなったのがやはり数年物のWIZARDハーフパンツ。生地はしっかりしてますが、何となくパッド部分が「スカ」になってきた気がする。そもそもWIZARDってこの頃見ないなあと思って調べたら丁度2年前に会社が破産してた… (゜゜)~  価格が手頃だったので誠に残念ですけど、そりゃパッドも力落とすわ。

これまで最もお尻が楽だったのはGOLDWIN。確か7年使用しました。勝負レーパンだったのでツアーの時は必ず登板。落車の際に出来た穴も隠さず奮闘していましたが、昨年とうとう引退。1年中使っていたので200~300回履いていた感じ。パッドはまだ大丈夫でしたが穴が拡大し、ダメージジーンズみたいになったので流石に止めました。現在GOLDWINにはC3fitシリーズという高級製品が残ってます。値段見て諦めてますけど。
私のお尻はどうもパール〇ズミさんと相性宜しくないみたいで、割とお尻痛くなる。パッドは厚いと言われてますが、ケツの形が悪いんですかね。代わってのMyブームはSHIMANO。今回もWIZARD代替に購入。冬用は相性良かったので期待大です。

ジャージの寿命はって、破れない限りいつまででももちそう。私も自転車乗り始めて最初に買ったGARNEAUのジャージは今でも問題なく現役です。油がついたりポケット部分が多少ブヨブヨ感はあるものの、流石はアパレルが発祥源であるガノですわ。ジャージは常に汗を吸い、伸縮し、雨に打たれ、草木に擦れと過酷な環境ですから普通の寿命は5年程度でしょうか。私の場合は10年?新しいの買えないのでたまに癪になります。

反して短命なのはグローブ。ハーフ・フル・耐寒の3種を揃えていますが、使用頻度の多さからかハーフタイプの寿命が短く2~3年です。3年前に鳴り物入りで購入したイントロハーフグローブも親指付け根に穴が開いてしまい予備役に下がり、5代目としてMAVICを投入。MAVICって手袋も作ってるんやあとちょっとびっくり。フルフィンガーの薄手グローブは、あまり使わないので多分まだ2代目。冬用は3代目ですが気温によって2代目パールイズミと3代目SHIMANOを使い分けています。フルフィンガーグローブは寿命5年という所かな。

という訳で大雑把には5年で全体衣替えって感じでしょうか。
やはり黄色のイメージカラーがついてるMAVIC
さてこの週末、天気予報見てがっかりした人多いと思います。私も雨の隙間を縫って、昨日は午前にTOJ京都コース近傍を30km余、本日は14時の雨雲到来までに田原本辺りまで南下し戻って来るつもりで出発したら、天理で雨になり雨中を40km余。昨日はポツポツ雨でしたが今日はちゃんとした雨で、以前ビワイチツアーでごっつプライスさんから頂いた簡易泥除けが初めて活躍しました。戻り道は2度目の「京奈和自転車道」を走りましたが、佐保川の両岸を右往左往するコースで、2度コースミッシングしました。予告標識があれば助かります。

ビーバーテールみたいな樹脂製緊急用泥除け
京奈和自転車道では雨はポツポツでした
近所でも先週から蝉が鳴き始め、梅雨入りした所なのにもう梅雨明けかいなと思っていたのですが、近畿では本当に来週に梅雨明けしそうで、梅雨は1ヶ月未満になります。梅雨の期間は平均42日で、最近40年間では30日未満はないそうですから久々の記録なんですけど、水は足りるのかなとか、いや時々大雨降るから大丈夫とか、それって危ないやんとか、議論になりそうです。誰にも解らんなー、

水モノだけに。

【番宣です】
エブリスタ・カクヨム・なろうの3サイトに連載中のファンタジー小説『透き通ったバク』のバナーを右に貼りました。某星宇宙空軍戦闘機パイロットと地球の女子高生によるちょっとコミカルな「悲しみを探す」物語です。1日に1話ずつオープンしていて月内には完結予定です。

2019年7月7日日曜日

スカーレットな登り窯

朝ドラ気になりますね。千遥は本当に幸せになれるのか、なっちゃんたちと会わなかったことが今後どう響いて来るのか… と言っても私は最初の5分だけ見て出勤するので、3分の1頭出しで一喜一憂しているようなものです。ま、夏空はタイトル字もオープニングアニメも素敵なので私の中では好感度100%です。で、9月からの次の朝ドラはなんと信楽が舞台だそうです。戸田恵梨香主演のスカーレット。本日はそのロケ地になってる信楽の窯元を訪ねました。
スカーレットな宗陶苑っす!
雨は大丈夫そうだけど空気が湿気でめっちゃ重い。私の脚もいつもどおりめっちゃ重い。往路の府道5号は抜かれまくりましたね。こっちは20km/h巡航ですからね、何やっとんだあいつ、みたいな感じだったでしょう。目的地である「宗陶苑」はでっかい看板がたくさんあるので普通の人は迷うことないです。私はちょっと違うとこ着いちゃいましたけどね。
坂の上では七福神が出迎えてくれます。案内所があったので「すんませーん、ちょっと見せて頂くってできますか」と尋ねると、案内パンフ見ながら見学コースを教えてくれました。繊細なものもあるので見学の際はちゃんと申し出ましょう(無料だし)。

登り窯ってのが有名でロケにも使われているそうで、現在「ロケ仕様」になってるから触らないでと言われました。順路に従って歩くといきなり「なんなんだオマエたち」みたいな焼き物が並んでいます。誰が何のために作ってんだか。
なんなんだオマエたち! おう、見学かい、転ぶなよ
登り窯は火が落ちた状態です。原理としては階段状に窯が繋がって並んでて、一番下の窯から密閉し火を入れます。1400℃まで上げるそうで、その熱気が上に登って2番目の窯は1000℃位まで上がります。そこに薪を入れて1400℃まで上げて密閉、以後その繰り返し。全部の窯に薪をくべて温度を上げなくて良いので省エネ。全部の窯に一斉に焼き物を入れて順番に焼き上げるのだそうです。へえー。宗陶苑の登り窯は11の窯が繋がってて国内最大規模だそうでした。
登り窯。左側に各窯の入口?がありました
窯の中 左の棚に焼物を置くのでしょうね

逆サイドから。ナウシカの溶けた巨神兵を思い出した…
見学は登り窯以外にも実際に陶芸されているところを覗くこともできました。話しかけ禁止なので見るだけです。向こうもオッサンに見られても嬉しくないだろうからチャッチャと回りました。
信楽の街中は朝ドラの広告で一杯かなあと思いましたが皆無。まだやっちゃ駄目なんすかね。しかし、観光客が増えることを意識してか、駅前の大ダヌキ様は妙に艶っぽく再塗装されておりました。今年の秋は賑わいそうです。
二宮金次郎さんは狸とエイリアンタヌキを引き連れておわしました

他にもいろんな焼物がありました
滋賀県らしく?、フレンドマートのイートインで休憩しましたが(美味しいベーカリーが復活!)後ろの席で中学生の男の子と女の子たちが店内で買ったと思われる握りずしで、アナゴだイクラだネギトロのネギは苦手だと騒ぎながら昼食中。別に悪くないし、残さず食べようとしていた良い子たちなのですが、あまり見ない光景やなあと勉強になりました。タピオカだパンケーキだと騒ぐより身体には良さげだけど。
復路は下り基調なので楽ちん。水の音や鳥の声が響く森林の中を駈け抜けるのは本当に癒されます。本日走行92.7km。

【番宣】本日WEB小説新作公開開始しました。まずエブリスタとカクヨムの2サイト(手が回らん)。
初めてファンタジーに手を出しました。タイトルは”透き通ったバク”。バクってあの動物のバクです。キャッチコピーは「宇宙からやって来た悲しみを食べるバクとJKの一年一夜の物語」。某星宇宙空軍の戦闘機パイロットと地球の女子高生のお話ですが、民話や古典のエキスと若干の科学技術を混ぜ混ぜして振りかけています。通勤通学のお伴に是非ご賞味ください。
https://estar.jp/novels/25502480
あの手描き絵がデジタル化されるとこうなります

科学技術と言えば、宗陶苑では自転車のタイヤ止めだけでなく駐車場のタイヤストッパーも焼き物でした。バックで駐車する時、昼寝中のワンちゃんを轢きそうな気分で怖いわ。

お、これが抑止効果! 

ね!
こっちは自転車用だけどロードはムズいです