8月の自転車落車で左肩の腱を痛め、当初は左腕は水平以上に上がらなかったのが、最近はウェイトでも上げ下ろししない限り違和感もなくなってきたのでパドリングも解禁。但し季節を鑑み本年ラストカヤックです。
場所は先月自転車で見つけたワニ。比較的近いと油断していたら宇治川ラインが通行止めで、宇治田原から大石に出る府道で迂回し(車でっせ)セタ渋滞にも巻き込まれワニ着は11時。ベタな駐車場に車を止めて出てみると風強し。白波も出ていて旗や幟は真横で風速5~6m/sって感じ。勿論波もひっきりなしにザバーッと打ち寄せています。漕げない事はないけど、何年か前に西宮カヌー協会の人に止められた状況と似ているので出航断念。
確か天気予報では、北の方が曇りがちと言ってたな、南北に細長い大津市なので南の方へ車を走らせます。で、過去にも出航した湖岸緑地(明智光秀像がある)に来て見れば、かなりマシ。もう正午なので慌てて組み立てに入ります。で、出航12時40分。15時には戻りたいのでバタバタと漕ぎ出します。進路は南南西。特に当てがある訳でないですが湖岸を観察しながら漕いで行きます。湖面には浮草がなくなって随分すっきり。立ち上がる水草も殆ど見かけません。
ヨットスクールがあるのか練習用ヨットがたくさん。マリーナも多く街を漕いでるって感じ。また湖岸に面して瀟洒な住宅がたくさん並んでいます。庭がそのまま湖に直結。カヤックライフもさぞかし楽でしょうねえ。ヨットや釣り船が湖岸から次々出てきて進路を横切るので、迂回したり停まったり。波を横に受ける事も多く、これに引き波が加わるとグラグラしながら進みます。水鳥が群がって浮かんでいますが近づいてゆくと一斉に離水。その瞬間を写真に撮れないものかと随分苦労しましたが、こちらも上下左右に揺れるので、なかなかファインダーのセンターに捉えられません。写真って難しい。
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唐崎神社付近にあるカッコいい建物 ボートハウス? |
そのうち掛け声らしきが聞こえてくると自衛隊の駐屯地。かつてここに飛行場があったと、何かで読みました。陸上自衛隊なので桟橋もなく(勿論フネもないでしょうね)なんか勿体ないと思ってしまいます。時節柄、余りジロジロ観察してるとまずいかと思い前を向くと、建物の合間に「大津琵琶湖館」の屋根が見えました。8月に孫を連れて行った所です。と言うことで目的地に設定。
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大津琵琶湖館到着 着岸します |
柳が崎を回り込んで、観光船桟橋横の小さな浜辺に着岸。1時間のパドリングでした。結構びしょびしょだったので琵琶湖館には入らず緑地でぼーっとしていると定期船ランシング号到着。2回も乗った事ある馴染みの船です。思わず「はつゆき」と2ショット。そしてランシング号出航の後「はつゆき」も出航。
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彼方に大津プリンスホテルが見えます |
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後がランシング号 |
いつもそうですが、往路は岸に沿ってまったり漕ぐのに、復路は沖合を一直線。斜め前から波が来るので漕ぎやすく凹部をパスする形で進みます。するとずーっと右前方に巡視船に似たカラーリングの「うみのこ号」発見。ヨットや釣り船の間をゆったり進んでいます。大きい船はきれいですね。写真を撮る時以外は殆ど止まらなかったので40分程で緑地の小さな浜辺に戻ってきました。
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水上標識 近寄らないと見えないっす |
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優雅に進む うみのこ号 |
今日は水温も暖かく、湖上で寒いとは思いませんでしたが、岸辺に上がると寒いこと。落葉舞い散る中でカヤックを分解してると濡れた船体布も乾きません。斜めになったお陽様も迫力がなく、辺りはしっとり・ひんやり。私もひんやり・ぶるぶる。
浦の緑地で秋風邪ぞ引く。 へっくしょ。 (>д<)、;;;
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