御所には金剛葛城CRを利用します。CRがR165にぶつかった所で、本来は左折して明日香方面に向かうのですが、本日は直進。葛城川沿いを走るとやがて御所市の中心に着く筈。CRでもない川沿いの道路は、路面もバリバリで墓地がたくさん、時折家畜の臭いが漂ってくるという、ま、余り快適な道ではありませんが、程なく急に路面がタイル張り?になって、桜橋なる綺麗な橋に到達。周囲には立派な家も増えて、ここらがダウンタウン?
適当に道を辿ってると、ありました「JR御所駅」。むかーしの国鉄駅って感じ。プラレ-ルでSLとセット販売されていそうです。やっぱここらが中心やねん、と得心。しかし駅前には誰もいません。まあいい、もう少し走ると今後は近鉄御所駅発見。こちらは至って普通の駅です。小さな駅前ロータリーにタクシー3台と小型バスが1台客待ち中。国道を渡ってアーチ看板の道を少し入るとアーケードのある、その名も新地商店街。昭和っぽいわーと入ってみるとお店は殆どClosed。人も少なく休日の午前中ってこんなものでしょうか。
100m少しでアーケードが終わるといきなり江戸時代村。クランクの角に高札場がありました。平成版の「御所まち式目」から天保時代のもの「定」など数種類掲示。でも見てるのは私だけ。おばちゃんスクーターが通り過ぎて行きました。
道は碁盤目で、杉玉を掲げた酒屋さん、今どき何を売っているのか「紙屋」さん、玄関脇には大きな壺があって季節の花が入っています。角地にレトロなセミ洋館も発見。そしてBARBER高島。建物は少し痛んでいますが、朝ドラにでも出て来そうな昭和の味です。観光地ではないので、生活タイムを刻む時間だけが静かに過ぎます。ようやく降ってきた陽射しに小さな埃たちがゆったりと舞い上がってゆきました。家の隙間から何気なく出てきた三毛猫も「あれ?知らない人?」と余所者を訝しむ、古きスモールサイズの御所の町並みです。
碁盤目を縦横走した後は、再度桜橋を渡って、橿原方面へ東進。御所と橿原がこんなに近いとは思いませんでした。途中に古墳群やら史跡がありましたが、それは古代の地勢や交通経路の跡形なのでしょう。この道筋で色んな事があったのでしょうね。県道はやがて橿原神宮に達し、サイクリングステーションで休憩後、大和中央CRで帰宅。本日走行71.9km。
御所市には「櫛羅:クジラ」なる地名が存在します。しかもかつての藩名・県名。その昔この辺りはクジラ県だったんですね。なんて素敵な名前。御所市と言う上品な名前も捨て難いですが、いっそクジラ市に改名しては?
ならば本日のポタリングは… ホエールウォッチング!
PS.
新旧CAT-EYEヘッドライト比較写真を載せてみました。真っ暗な所がなくてガレージの端っこです。左の旧ライト(EL-340)では横の外灯の影響が出てしまい、駐車中のR2が明るく見えてます。右の新ライト(HL-460)では明る過ぎて外灯の影響が判りません。シャッターを見れば照射範囲の違いは一目瞭然ですね。
JR御所駅 スカイブルーの電車が走ってました |
高札場 回覧板もここに掲示されるのでしょうか |
可愛い建物ですね。和洋折衷。 |
蝶ネクタイのオジサマが鋏を握っていそうです |
酒屋さん 燐家の松がまたいいですねえー |
CAT-EYEライト比較 左がEL-340 右がHL-460 |
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