2015年6月13日土曜日

タケコプター

2か月ぶりに穴虫峠を越えて羽曳野から八尾空港へ。

今日は元気なら八尾空港に寄ろ!程度で出発。まずは北上し北生駒からR168へ。龍田川沿いを南下し、大和川との合流点から更に香芝市に南下しR165に入りました。ざらつく路面の国道を緩々と登って近鉄南大阪線沿いの県府道を登ると穴虫峠。標高は140m程度なので私の自宅と変わりません。故にゼイゼイまで行かず峠越え。太子町からは竹内街道を行きます。旧街道は町中では幅も狭く旧家の軒が迫って良い感じ。チョーヤの梅酒を越してすぐに石川に突き当たり、橋を渡ると南河内CL。そのまま走ると柏原から八尾に出ます。

飛行場にはお昼前に到着。エンジン音nothing。やばいなーと思いつつフェンス沿いを走ると黒いヘリコプターが始動。「たんちょう」を駐輪した途端にフワリと浮き上がり、誘導路を律儀にタクシー(ちょっと浮いて飛んでるのです)。で、ちゃんとランウェイに出てから上昇してゆきました。ヘリって駐機場所からいきなり上昇しちゃいかんのですかな。

風は西風、今度はセスナが東から進入してきて着地 と思ったらタッチ&ゴーしてゆきました。飛行場に静寂が戻ります。草むらから雲雀が離陸、チーチーピーピー鳴きながら上空を旋回。さっきのセスナ、きっと練習中だからまた来るだろうと思っていると、その前に少し大きいセスナが東から進入してきました。カメラ向けたら急遽上昇。どうやらゴーアラウンドを言われたみたいです。直後に練習セスナがまたタッチ&ゴー。そして駐機場から白いセスナがタキシング。練習セスナの着陸を待って離陸してゆきました。この間30分。

色とりどりのエアライン機が来るわけではないですが、素朴に「これがヒコーキ」って感じです。風が吹けばユラユラ揺れるし、時々傾いて入ってきて「無事に降りてよ」と真剣に心配する事もあります。もしや機上では「紅の豚」みたいにレバーが取れちゃったりしているのかも知れません(わお)。最近の旅客機は"FLY BY WIRE"で電子制御化が進んでいますが、ラダーは最後はメタルワイヤで引きたいって気がします。カヤックだってラダーペダルの感触で「あ、ワイヤ絡まってる!」とか感じたりしますから。(ヒコーキではシャレにならんけど)

帰路は通常、国分駅近くの橋を渡って大和川南側の国道を走りますが、今日は橋を渡らず直進。JR高井田駅の横を抜けて蛇行する川に沿って道があり、そのうちR25に合流します。交通量の多い区間をショートカットするため気楽でした。以降はいつものように王寺・法隆寺と進み、今年初の「柿ソフト」を食べ帰ってきました。本日走行86.2km。

本日八尾空港で飛んでた黒いヘリは個人のヘリだそうです。先日兵庫県で個人の小さいヘリが事故ってましたが、個人でヘリ持つって大変な¥です。機体は2人乗の小さいのでも2000万以上、維持費だって法定検査・駐機・法定部品交換・保険等で年間・普通車購入1台分、またオイル交換の頻度も飛行25時間とか高頻度、燃費も4km/l程度だそうです。そして法定検査の集大成のオーバーホールは機体価格の半分近く。そもそも操縦免許取得に数百万。はい、無理っすね。尤も、安価になって、ドローン状態飛びまくりも危険ですが。その点ロードバイクは可愛いものです。身の丈に合ってる…。

身のタケコプター。

TakeOff!

ヘリのタキシング

初モノ!法隆寺の柿ソフト



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