富雄川沿いを北上し、茶筅の故郷・高山地区から県道65号へ右折。既にこの辺で充分カントリーロードですが、道は緩やかに登って山間部に入ります。竹林の奥から鶯の囀りが聞こえます。田畑・林・溜池の中を登って下って府道72号との交差点を北上すると京田辺市。この辺は標高200m余の丘陵地帯で、更に西には京田辺市の山岳地帯?「高船」「天王」地区があります。来年のツアー・オブ・ジャパン京都ステージではこの辺りがコースの候補地だそうで、それに相応しい「山ばっか」の一帯なのです。何年か前にクロスバイクで踏み込んでえらい目に遭いました。
ここらの地名の特徴は「高船某」「天王某」の某がやたら多く、こんなにも地名を分ける必要があるのか と地図を見ると頭痛がするほどです。府道65号沿いには「打田某」、もう少し先に行くと「水取某」「普賢寺某」になります。この一帯から東大寺のお水取りに使う松明の竹を運ぶ話は有名なので「水取」って地名はそれに関係あるのかな。「打田」はその昔住んでいた「内田外記(長岡藩家老)」に由来するそうですが、「高船」やら「天王」って昔UFOから空の大王が降りてきた…って由来?。京都ステージでは是非その辺「ある事ない事」をアピールして欲しいものです。古代宇宙人到来の地を駆ける京都ステージ! 世界の観光地・KYOTOのイメージは、やがて宇宙の観光地に拡がるのだ。
丘陵地帯を駆け降りて、集落のある地域に入ります。きっとこの道はTOJのコースですね。普賢寺で京奈和自動車道の高みを潜ると「ふれあいの駅」がありました。トイレついでに朝取り野菜に並んでた「よもぎ餅」を来客用に購入。更に近所の観音寺にお邪魔。ここは元々地名由来の普賢寺なるお寺だそうで建立は7世紀に遡ります。昔はもっと大きかったようですが今は竹林にそっと抱かれている感じ。参道に桜の木が並んでいたので、あと1ヶ月もすると見事に違いありません。
周囲はすっかり平地になり、関西の名門・同志社大学のキャンパスが見えてきました。山のてっぺんに茶色い近代的な建物が並び、周囲から完全に浮いていて、まるで「同志社マチュピチュ」。ここらに居る人の平均年齢も確実に40歳は若いでしょうね。長女が通っていたので私も何度かキャンパスに入ったことありますが、広大な構内です。教室間の移動はバス停1区間分はあります。スケボーでも乗らないと遅刻します。え?坂?若いんだから頑張れ。
府道をそのまま東進すると、鉄道高架を潜り木津川を越えてR24に到達。ここから府道70号の南山城ポタリングロードを走ります。慣れた道ですが、今日は「蟹満寺」に寄道。「蟹の恩返し」で知られる古刹ですが、行ってみると木の香りも初々しい物件。5年前に建替えされたそうです。お賽銭入れて鉦を一つ叩き合掌。陽射の柔らかい土曜日の午前、箱庭のように美しい境内はひっそりと静まり、瞬きすらコダマになって返ってきそうでした。
再び府道に戻り、上狛からR24を走り佐紀古墳群を抜けて帰宅。本日走行46.1km。緩急も丁度良い午前コースでした。
しかし年度末なのか道路工事がやたら多い。大抵工事区間は片面通行で、誘導のおっちゃんが赤旗・白旗振ってくれますが、共通プロトコルがないのか人によって振り方が違って遠目にはGOかSTOPか判りません。おっちゃんも焦ると持っているのが赤だか白だかどうでもよくなりやたら振り回します。全国統一、赤と緑で挙げるだけにしてくれんかな。人呼んでシグナルマン。
挙げるの間違えると… シクジルマン。 シャレで済まんけど。(゚д゚)
京都ステージ候補の小学校前交差点(奥は枚方) |
同志社大学正門 |
同志社マチュピチュの建物群 |
まっさら感の蟹満寺 |
香炉にもこんなお茶目なカニマーク |
ふれあいの駅に観音寺、お水取りの竹送り、懐かしい〜(*^^*)
返信削除観音寺はもうすぐ一面の菜の花の季節だね!きれいだよ〜♪人も集まるけど、次はぜひその季節に(^-^)/
大学の授業はよく遅刻したなぁ…。ほぼ全授業必修の工学部は100人で遅刻するので恐いものナシなのでした( ´ ▽ ` )ノ
京田辺、凶悪事件やら気象庁の観測器が狂ってたやら、あまり素敵でないニュースでばかり全国放送されるので、次はぜひUFOで名を広めてほしいわ♪( ´▽`)