今井町は中世から称念寺を中心とする寺内町として発達した経済力のある自治都市ですが、今なお当時の街並みが多く残る事から、建造物の保存地域に指定されています。何度か回りましたが、公共施設や店舗もお揃いの形になっており、縦横の狭い路地を散策するには良い所です。
格子の続く街並みは迷路のようですが(そう作ってある面もあるようです)、ふと「めいぷる」という看板が目に入り入ってみました。メープルと付くモノには異常に親近感が湧くのですね。中は雑貨屋さん兼カフェです。カフェと言っても土間で靴を脱いで畳の間に上がります。床の間?にまでバランバランに置かれたバラバラの机と椅子。板を張った壁には世界の民芸品や小物たちが掛けられ、低い天井からも金魚始めいろんなものがブラブラ。見事な雑多屋さん?でした。
ですが梁には電線が縦横無尽。電化製品が増え、カフェ用公衆Wi-FiのAPまであったりして、中世の家屋では相当無理があります。床も傷んできたそうで、現状保存と機能保全のギャップは深刻です。この店もそろそろ考え時との事でした。気のせいか周囲に空家(廃屋)も目立ちます。寒い冬の日、街を散策する人もまばら。狭い道で縄跳びする子供達はこの街が「生活の場」である事を語っています。建物を維持するだけでなく近代生活の場とテーマパーク要素を連立する難しさは容易に想像できます。みんなひっくるめて街ごとリフォームする匠は出てこんかな。
で、「めいぷる」の由来を女将さん?に聞くと、元共同経営の友達が「メープルシロップがどうのこうので…めいぷる!」と付けたそうで結局何も判らず。少なくともカナダとは関係ないみたいです。メープル繋がりをいろいろ探しても面白いかもね。本日走行60.1km。
さて、1週間ほど前の晩、突如左耳に耳鳴り発生。キーンとシーンの間くらいの音がコンスタントに聞こえます。「小さいアラレちゃん」が飛んで来たかと思いましたが、取り敢えず綿棒でゴソゴソやっても変わらないので昨日耳鼻科へ。聴音・骨導聴音も調べてもらい、結果は「加齢と疲れによるもので治療不能」。聴力は充分なのでNo problemとベテラン女医殿に断言されました。加えて毎年発電所並みにバチバチ大変だった静電気が今年はまだチラホラ。電力不足の時に役立たずとは思いますが、身体状態は地殻変動のように静かに(耳鳴りはうるさいけど)進んでいます。もしやこれはフジサンのフンカを予知しているのか?
いやオジサンのヘンカです。 ( ´灬`)
今井町ではKUMONも寺子屋風 |
めいぷる さん(エアコンのダクト配管苦労してますね) |
勝手に駐輪していると「不届き者 御用だ!」になります? |
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