その葬儀の終盤、ウチの母親がホール内で転倒し腰骨を骨折、「大わらわ²」になりました。初七日法要会場の3階まで階段で登り、最後の一段で蹴躓いたとの事で、そのまま動けず救急車を依頼。時刻は17時を過ぎ、その日のお通夜で1階ホールが賑わう中、喪服の婆さんを乗せたストレッチャーを救急隊員が押して、受付や参列者の皆さんに唖然とした目で見送られてしまいました。皆さまご迷惑をお掛けしました。<(_ _)>
そのまま近くの総合病院へ入院し手術を受け、全治1か月~2か月の診断。セレモニーホールからもお見舞いを受け、病室には葬儀屋さんと寺院さんから頂いた花が並ぶ凄い光景になっております。まあこれ以上悪くはならないのは気が楽ですが、何の準備もなしに入院されるとフォローが大変。車で30分位の場所ながら「あそこの下の、あれ?上かな、あれ持ってきて」とか譫言並の指示でモノ探して往復ですから手間かかる事。年寄が無理に頑張ると碌な事にならんと言うことです。
なのでこの週末も病院通い。幸い場所が奈良市ダウンタウンなので、昨晩は「なら瑠璃絵」の最終日を見に行けました。奈良公園・東大寺・春日大社・興福寺付近を光の回廊化する冬のイベントです。新公会堂庭園から東大寺にかけての奈良公園はまさに瑠璃色の幻想の中。最終日とあってたくさんの人で賑わっていました。オレンジ色の回廊を歩くと、傍らに霧立ち上る水面とそれに続くLEDブルーのコラボが新しい幽玄を醸し出し、鎮魂の瑠璃にも見えました。能装束が重なって見えたのは錯覚だったのでしょうか。
日本の灯りと言えば古来から提灯や行燈のように和紙を透かした柔らかい光。当地はまさにそのような灯の似合う地なのですが、意外にもLEDの直線的な光とのコラボは新鮮。東大寺大仏殿前の鏡池では水上にプロジェクションマッピングまで映し出され、時代チャンネルが一つ回された感がありました。大仏様はどう感じたでしょうね。
そして本日2週間ぶりのペダリング。午前中にそそくさと木津川CLの御幸橋まで往復。天気予報では高気圧に覆われてくる筈だったのに、北の方を遠望すると靄の中。御幸橋まで来ると遂に雨がぱらつき始め、木津川東岸の管理道路を退却。山城大橋から南山城の街道ポタリングの予定でしたが、山際は重いダークグレーの雲の傘。諦めてCL往復となりました。本日走行68.2km。
しかし、この節電時代にあちこちで光の祭典ができるのは、本当にLEDのおかげですね。
Low Energy Display (!)
なら瑠璃絵 新公会堂庭園 |
なら瑠璃絵 幽玄の舞台です |
本日の流れ橋 修復中なのか諦めて放置されてるのか不明 |
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