本日の枚方周回は、そのサントリー山崎蒸溜所を組み込んでみました。なのでいつもと違って淀川北岸を走行。まず枚方大橋を渡ります。これがね、枚方公園駅付近の下道から入ろうとしたものだから道が迷路。目の前に見えてる橋に辿り着けず10分以上ウロウロしようやく渡橋。北側の河川敷の道を北上します。が、やたら門型自転車ゲートが多くスピードは出ません。初めての道ですが対向で自転車が来るので大丈夫やろとのんびり走ります。ずっと前方に山頂に雪を冠した山々が見えました。結構高いけどどこ?
対岸に樟葉を過ぎ川が大きくカーブ、テニスコートが見えてきたら左を走っているR171に登ります。道路と線路を潜って工場横を走って右折すると、天王山の懐に抱かれたサントリーの山崎蒸溜所が見えました。手前にJRの踏切があってカメラを構えた人多数。SLでも来るのかなと待ってると関空特急(一反木綿みたいな顔の)が走ってきました。毎日走ってるし珍しいかなと首を傾げながら踏切を渡ると、大きなタジン鍋みたいなのが鎮座。工場の間を通る道を行くと左右に施設があります。見学の人多数ゾロゾロ。あちこちに巨大タジン鍋があったので、丁度見学者を誘導していた社員さん?に聞いてみました。
「ウィスキーを蒸溜する釜です。寿命が30年位なので、古いのをモニュメントにしています」との事。有難う田中さん。製造工程はよく知りませんが、横から見ると釜の先端が曲がっていて、そこからヒョハヒョハとウィスキー(の原料)が出るのだそうです。それに地形図でこの辺り(島本町~大山崎町)を見ると山が迫って平地がタジン鍋の形なんですね。変な偶然。
再びカメラマン大量の踏切を越えて線路沿いに走ります。狭い道です。ここら辺も天下分け目の山崎の合戦の舞台で、街中の看板には羽柴・明智の家紋が仲良く描かれておりました。道はR171に戻ります。少し行くと大山崎JCT。ここでR478方向に右折し、桂川を越えて府道13号に入るとすぐ御幸橋。そのまま木津川CLを走って帰宅。本日走行73.6km。暖かく、風も少々で快適なツーリング日和、ロードバイクも多数見かけました。春が近いですね。
目前には淀川、背後に山を背負った大山崎は、地形上も「分け目の戦い」に相応しい隘路です。「天下」や「京・大坂」を分けた場所に、今は名神・京都縦貫・京滋BPをつなぐ複雑なJCTがあります。更に秀吉が陣取った天王山には名神高速のトンネルが4本も掘られ、東西交通の幹線になっています。昔は秀吉を食い止める為に明智方が布陣した場所が、今では人や物をスムーズに流す要所になっているって不思議な気がしませんか。400年以上を経て双方のわだかまりもスムーズに流してくれるといいなあと思います。
え?天王山トンネルは渋滞の名所?
スムーズに流れぬ怨念がおんねん。あら。( /_ _)/
いきなりタジン鍋(蒸溜釜)がお出迎え |
堂々 世界一「サントリー山崎」 |
天下分け目の町の中です |
第2名神 木津川架橋開始 橋の中ってこんなの |
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