昨日はえらい暴風でした。今日の天気予報は曇後晴だったので喜んで出走したらいきなりポツポツ降ってきました。何とかなるやろと走り続けると枚方市に入る頃には晴れて来て、枚方大橋を渡って淀川北側の道路へ。強烈な西風に押されて30km/h以上で大山崎へ駈け上がり、本日は西国街道ではなく再び淀川を見下ろす河川管理遊歩道?を走りました。
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後の山が天王山 右が京方面 |
名神高速の大山崎JCT手前で遊歩道は終わり、小泉川と言う小さな川べりの小道に当たります。これを淀川方面に数十メートル行くと、運動公園の駐車場ですが、その一角に看板があって「狐の渡し」。地図では∴マークだったので、何かあるのかと行ったけど、何もなかった。看板によると江戸時代、大阪と京都の間の三十石船が発着した浜だそうで、回船問屋が並んでて対岸の橋本・八幡との渡し船もあった模様。ここに?って言うくらい今は何もありません。曇天の元、誰もいない草っぱらにひんやりした強風が吹き抜け、淋しいばかりでありました。
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狐の渡し 船頭どもが夢のあと |
大山崎JCTの下を潜り、反対側の住宅団地の奥に行くと「明智光秀 山崎の合戦本陣跡」があります。というよりそう書いてある看板と真新しい石柱があります。背後には小さな古墳山があって、その上が天王山の戦いで羽柴秀吉を迎え撃った本陣だったとか。小高いので天王山や西方面が良く見えて本陣にうってつけの場所!と看板にはありましたが、そうなんだろーか。地形が変わっている点は多いと思いますが、本陣は大山崎の隘路が丁度開けた場所で、前には小泉川、背後には小畑川なる川があります。前後が川だから一気には攻められないし、味方にしても背水の陣だけど、やる気満々で戦途中で駈けつける勢いのカタマリみたいな羽柴勢を迎え撃つにはオープン過ぎるのではなかろーか、と私は思います。隘路で急襲して出鼻挫けたら、相手の勢いが少しは削げたのではないかと思うけど、時間がなかったのか真面目だったのか、光秀っぽいんでしょうねえ。来年の大河に出て来るでしょうか。
このあと本陣跡のすぐ近所のベーカリーで休憩。CINQというお店です。窓から中のテーブルが見えたのでてっきりカフェと思って入ったらパン屋さんでした。帰ってから知りましたが有名なお店だそうで、コーヒーも「ウニールでーす」って言われた気がするけど、そもそもワタクシ「ウニール」コーヒー知らんかったし…。パンとコーヒー、どっちも凄かったのね。11時過ぎに入ったのでその時は誰もいませんでしたが、その後お客の出入りが絶えなかったのはそういう訳でした。
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ウニールコーヒーと生ハムサンド by CINQ |
その後はR478で宇治川渡って、御幸橋越えて木津川CR。京アニのアニメCLANNADの聖地らしきで写真撮りながら30km/h前後で飛ばして帰って来ました。本日走行71.3km。
このCR、1ヶ月位前だったかな、目の前を突然猛禽類が横切ってびっくりした。赤茶色でカラスより大きい。田圃に羽を広げて着地したので何か獲物を掴んでいたのかもね。チュウヒとかサシバでしょうか。自然豊かです。ウチの近所では暗くなったらホトトギス鳴いてるし。
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CLANNADのOPと比較 多分ここです |
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CLANNADのEDと比較 ほれ、あそこですよ! |
今日も天気は不安定でした。グレーのミルフィーユみたいな空の下を重そうなダークグレーのモコモコ雲が足早に流れていきます。いきなり青空見えて陽が射したかと思えば、どこからともなく俄雨がバラバラと降ったりで「狐の嫁入り」状態でした。
さて「狐の渡し」は何故「狐」なのか? 看板には書いていませんでしたが、三川合流地点で水の流れがコロコロ変わるので「狐の七変化」に因んでこうなったそう。狐が在りし日の回船問屋街や船着き場の様子を、騙して、いやVRで?「コーン」と目の前に出してくれたり…はありませんでした。
そういうのは、FOX-TVって言います。 (嘘ですコン)
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