嵐山へ新年参拝。朝は曇りがちでしたが次第に晴れ間が出て、寒いけどまあ良い日和。嵐山と言ってもまず訪れたのは車折神社。昨年も新年参拝に訪れました。割と混んでいました。駐車場が狭いので整理係が3人いて、出入りの度に声を嗄らしていました。ここの駐輪場はラックも何もないので、またトイレの壁にーと思って素通りしたら、整理係の大きめのおば様が「じてんしゃーあ、こっちーぃ!」とか叫ぶので「そこムリ、玉垣傷つくで」と脅かすと(悪い子やな)、他の係のおじさんが第3鳥居の脇に、上手い場所を作ってくれました。臨機応変とはこのことや。
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新春らしい車折神社 |
車折神社と芸能神社には、若干仕事の絡みがない事もないとこじつけながら、実際はWEB小説の読者増えますようにと全く個人的で調子のいいお願いをして、さっさと撤退。三条通を東へ走ります。三条通もここら辺では2車線の普通の道。そもそも三条通ってここら辺まで必要なんかいなと思わないでもないですが、まあまだ右京ですからねえ。平安京は広かったということで。
到着したのは太秦交差点脇にある南大門。広隆寺です。そう、世界中に数多のファンがいる「弥勒菩薩(半跏思惟像)」がいらっしゃるところです。殆どの皆さんが画像見れば、ああ、これ!と判る程有名。犬夜叉の弥勒とは正反対の、思いに耽る清楚な女子です(菩薩に男女はないそうですが)。
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広隆寺・南大門 東大寺に較べると可愛いサイズ |
私は中学2年の時、担任が美術担当のホトケ女子(生きてまっせ)で、何故か日本の仏像なる手帳位の写真集貰ったのよ。その中でハートを射抜かれたのが彼女でした。初めてご本人と対面できたのが36年前。今回はそれ以来です。 会いたかったー会いたかったー会いたかったーイエー。
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駐輪場は奥に向かって右手のこんな場所です |
自転車を駐車場の一角にある駐輪場に係留し、入館料800円を払って霊宝殿へ。ここは本堂とかではなく仏像の展示施設だそうです。36年前の記憶は一切なく、初めてみたいなもんです。中は博物館のようで、しかし仏像の前にはお供えや賽銭箱が置かれています。説明は毛筆縦書きの日本語。中は随分暗く殆どワンルーム、十二神将が並んでいるのが見えます。正面真ん中に彼女が静かに腰かけておられました。
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霊宝殿 |
しかし・・・見えん! 8年前にレーシック手術したとはいえ、只今の視力は通常で0.7とか0.8程度。サイクリング中は眼を使うためか瞬間判別視力はもっと落ちる。加えて老眼により調節筋力も弱っており、暗順応もえらく時間かかる。なのでご尊顔もぼーっとしか見えん。眼鏡持ってくるんだった。多分10分以上、斜め前でガン見してました。ごめんなさいね。勿論写真撮影はNGですから見るしかないわけね。明瞭とは言いませんが、10分以上見てると何となく見えてくる。これか・・・心眼か!。(ウソです)
綺麗な右手の指が上品に曲げられ、通った鼻筋の下には敢えて閉ざしている唇。そして半眼と言うより溢れる慈愛を止めているかのようなスレンダーな目。美しいですねえ。ドイツの哲学者が人類史上サイコー!と言ったそうですが、そうかも知れんとマジ思いました。館内は人もチラホラ程度でインバウンドの騒音もなく、純に仏様の思索や言葉のない声に浸れる空間です。800円全然高くない。
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弥勒菩薩。36年前の拙作。今よりふっくらされている・・・? |
満足し、太秦交差点から南方向へ走って桂川沿いの遊歩道に。すぐにR9の橋を潜って桂川CRに出ます。北西の風なので半分追風半分横風。陽が当たると心地いいけど陰ると汗を冷えて寒い。ウィンドブレーカを脱いだり着たりしていました。本日走行106.6km。
さてレヴォーグのルームランプをLED化しました。前席のマップランプは早々からLED化し眩しい位になってるけどリアのランプはケチってバッタ物のLEDにしてたんですね。すると全然明るくない。と言うことで前席と同じPIAAの100ルーメン8000カンデラを大枚(2本あるのでね)叩いて装着。いやあ、全然違うわーと言いたい所だけどそれ程でもなかったっす。がっかり。どうもカバーレンズの透過度や模様?みたい。ま、やたらリアが明るいと走行中に点灯したら前方が見にくいってのもあるのでしょう。
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前席がはるかに明るい! |
うむ。心眼で見よ!?
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