散髪のついでに奈良市内中心部をポタリング。話題の鹿だまりでも見に行こうかと思って国道を南下し奈良市ダウンタウンへ。
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クラシックだけど女子大らしく可愛い門です。奥に見えてるのは元・本館。 |
奈良きたまち界隈を走っていたら奈良女子大学の間に出たので門扉で記念撮影。中を覗き込むとレトロモダンな大きな建物の前をエレガントな才媛たちが歩いています。よし、鹿やめた、今日はレトロモダンや。ついては刑務所を見に行こうと進路変更。ホテルにするって最近話題になった所ですね。きたまちから更に北へ走り坂をぐいっと上がります。ここいらは高台になっていて、若草山や東大寺大仏殿を南に見る結構な絶景スポット。確かに刑務所には勿体ない立地。
この奈良少年刑務所は明治時代のロマネスク建築と呼ばれる形だそうで、そう言われれば正門や真中のセンターハウスはヨーロッパの聖堂と似ていなくもありません。が、どっちか言うと、かつて近くにあった遊園地・奈良ドリームランドと似てると密かに思うのは私だけか?格が違うのは百も承知ですが。
刑務所は既に営業停止中で、悪事を働いたとしても中に入ることは出来ないので(そもそも少年ちゃうしね)、高い塀伝いに周囲の小道を回ります。官舎と思しき低層集合住宅が幾棟かあって、運動場があります。あとはレンガとコンクリートの塀ばかり。煉瓦の塀は一部がボロになっていて気長に突けばそのうち穴開くんじゃね?って感じでした。
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奈良少年刑務所の正門。何と素敵にロマネスク |
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こちらは本館?監視棟のようです |
ついでに近所の植村牧場でソフトクリーム食べて東大寺から奈良公園を抜けます。ここいらにもクラシックな建物はわんさかありますけど、これを較べちゃいけません。レトロ=懐古調 には懐かしいなあって実感がないと駄目なんですよ。奈良時代のお寺に懐かしいなあとは思いませんもんね。ま、明治建築だってそうなんだけど、私の高校の講堂も明治建築だったんですが実際にちゃんと使ってたんです。だから明治はOK。本当は地銀の本店や国立博物館も良い建築物なんですが、面倒で早々にレトロモダン終了。
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刑務所から坂を下った所にあった煉瓦造の水道設備 |
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勿論これもレトロですが、古すぎて懐古にならん |
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1枚屋根の新公会堂も綺麗な建物です。若輩者だけど |
奈良公園で今年生まれのバンビちゃんに挨拶し、中学生くらいの鹿が飛び出して道路を渡ろうとしたので注意し、路線バスと抜きつ抜かれつで戻って参りました。本日走行36.7km。気温は35℃でもからっとしていてお散歩日和でした。
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なに? 何の用? |
ここで思い出した。アニメ”境界の彼方”の聖地だった洋食屋さん”PINOCCHIO”が、餅飯殿(もちいどの)商店街に復活です。建物は以前のレトロモダンではなく普通のお洒落なサテン調。あのアラジンのケトル?のような看板はそのままでした。まだ入ってないけど、きっとオムライスは美味しい筈です。
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新生・PINOCCHIO |
移転するって書いてましたけど、この場所と時期は予想してなかった。やられました。オーナーきっと鼻高々でしょう。
判りましたね。 はい、ピノキオですから。
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飛火野はきれいでした |
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