2013年4月13日土曜日

内蔵助ゆかりの大石町へ

今朝は揺れましたねえ。奈良では震度3と4の間位ですが、初め小さな揺れがしばらく続き、地震かなあと言っていたらガタガタっときました。ケガをされた方にはお見舞い申し上げます。幸い家にも会社にも影響がなさそうだったので2週間ぶりに「ゆきかぜ」乗車。今日は宇治川ラインを走り、大津市の南端・大石町を回って宇治田原に戻るコースを走りました。

大石町は忠臣蔵の中心人物・大石内蔵助(大石良雄)のご先祖が治めていた地域で、それ故に大石町、逆だ、大石氏になった地域です。瀬田川沿いの山間に広がる長閑な所で、昔からの集落と新しい住宅地がmixされています。なんでそこに行きたかったと言うと、別に行きたかった訳ではなく、瀬田まで行くのは遠いかな、と適当な折り返し点を探したら、そうなっただけでした。
しかし、初めて行くコースで大切なのはトイレ。地図を見てると大石町に「大津市サイクリングターミナル」とやらがあるではありませんか。凄いぞ大津市。

宇治川ラインへは木津自転車道から山城大橋を渡ってデンジャラスラインR307を走ります。今日は土曜日なのでトレーラーだの大型ダンプだのがたくさんで、私の10cm脇を貨物室がすり抜けてゆきました。おお怖。宵待橋を渡ると大津市南郷まで続く南郷宇治線(宇治川ライン)です。(でもどこまでが瀬田川でどこからが宇治川なんだろーね)秋は紅葉ですが、今はまだ山桜がきれいで「駈け抜ける喜び」を感じる良い道です。川沿いの絶景の中をしばらく走ると大きなアーチの橋を渡り、対岸に移動。そのうちに「鹿跳橋」が見えてくるのでこれを渡って大石町です。今日の宇治川ラインは地震とは関係ないと思うのですが交互交通臨時信号が多く(10箇所以上ありました・・・)、都度先行の自動車に追いついたりしていました。

大石町のダウンタウンに入って、まず佐久奈度神社へ。なんでそんな妙な名前なのか判りませんが、由緒正しいみたいで、大石内蔵助のおじいさんが絵馬を納めたとか。取り敢えず家内安全をお願いしてきました。その後、サイクリングターミナルへ。周囲はスポーツ公園になっており、テニスコートやグラウンドが並んでいます。ぐるっと迂回し、サイクリングターミナルの左折看板を見つけ曲がったら、目の前は急坂。マジ?自転車乗った事ない人が計画したでしょ。

坂をヒーコラ登って到達したのは、グランドゴルフのグリーンを前にした如何にも公営施設って感じの建物。宿泊も出来そう。でも無い。駐車場はあるのにロード用駐輪場が無い。(普通の自転車置場もない) これこれ。やっぱ自転車乗った事ないでしょ、作った人。せっかく来たしトイレ行きたかったので、「ゆきかぜ」をグリーン脇に立てかけて入ってみるとやっぱり「公営施設」。周囲に自転車乗りは見当たらずシルバー団体ばっかり。「今日のランチ何やろ」とか常連っぽい。グランドゴルフ仲間なんでしょうか。

長居は諦め、そのまま府道783号線へ。この道が峠を越えてR307の宇治田原町内に続くのです。初めは長閑な田園風景。次第に林が増えて目前に山々が迫り、徐々に坂道の角度も上がってゆきます。ヘーコラ登っている私を尻目に大型車が抜いてゆきます。交通量多いんだねえ。めっちゃ狭い区間もあるのにどうやって大型トレーラが走れるんだろう。行けども行けども上りが続きましたが、猿丸神社で突如下りに。猿丸神社は百人一首にも出てくる猿丸太夫の神社だそうですが、息絶え絶えだったのでスルーしてしまいました。でも良く判った。彼の歌は「奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の ・・・」ですが、昔は見事な奥山だったろーと実感。

宇治田原では「やすらぎの道」をポタリング、途中からR307を戻り、南山城の町を抜けて帰って参りました。自宅まで3km位の所で、ダンプカーの横をすり抜けようとして、右足で地面を蹴ったら、ふくらはぎが攣ってしまい往生しました。山道走行のダメージは正直です。本日走行84km。

サイクリングターミナル、整備や部品販売とかやってくれたら本当の基地になるのにね。ロードバイクを壁にかけるとかしてあったら臨場感出るのになあ。

惜しい。いや おおーいしいー!

佐久奈度神社。 解説できません・・・
自宅から1時間でこんな道を走れる幸せ



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