2015年1月24日土曜日

宇治紫

冬の晴れ間、宇治田原から宇治を周回しました。

出発はいつもより1時間半遅れ。木津川自転車道からR307へ。今日は一段とダンプが多く、何度かヒヤっとしました。R307の周囲では山がガバッと削られているのを遠望できます。まるで怪獣が山を破壊したみたいですが、何なのでしょうね。新名神の工事だけでもないように思えるのですが。

宇治田原からは宇治川ラインで宇治市内に出ます。只今、天ヶ瀬ダムは工事中で、自転車の通り抜けはできませんでした。行けない事はないのですか「階段ばっかりやからなあ。やめとき!」と警備員のおっちゃんが言ってました。
今日は宇治橋を渡って北上。府道7号線を走ります。初めはきれいなレストランや、宇治茶の名門・伊藤久右衛門本店とかあって(流石にこの恰好じゃ入れん…)「明るくてきれいなところ」と喜んでたのですが、京滋バイパスを越えた辺りから急に2車線の狭い道になり、すり抜ける隙間もないため自転車も一緒に大渋滞。こらあかん と左に見える線路の向こうの平行道に逃げました。すると小さな店の前に大行列。「何なん?」看板見ると「たま木亭」。帰宅後調べたら「京都随一のベーカリー」でした。しまった…と思うものの、あの列には並べんわな と妙に納得。因みにこの辺りの駅は「黄檗(おうばく」と言います。正直、読めませんでした。

「黄檗(おうばく)」は「キハダ」って薬用になる樹木の意味だそうです。また和色名でも「黄檗色:きはだいろ」なんですね。明るいクリームイエローですが、お経の紙はこの色に染めてたそうです。薬用成分の防虫効果があるから。昼間のこの街はまさにこんな色でした。でもやっぱり宇治の色は…。

道はどんどん細くなりながらも地下鉄・六地蔵駅に到達。そして元の府道7号線、相変わらず混んでます。渋滞の隙間縫って走ってると右手に「大善寺」。六地蔵の地名発祥のお寺です。ちょっと入ってみましたが意外に近代的。隅っこの六角堂が唯一「昔はこんなんやったんえ」と言っているようでした。この中にお地蔵様がいらっしゃるのです。「6」と言うのはお地蔵様の数。仏教ロクレンジャーみたいなもんです。

そのまま走ると「伊賀」やら「根来」やら「江戸」やらの地名が出現し硝煙臭い。伏見桃山の外郭に当たるので宇治川から侵入する敵を食い止める為のゾーンだったのでしょうか。そして観月橋到着。ここから先の高架道は自転車禁止なので観月橋を渡りました。名前ほどの風情はありません。超立派な歩道橋みたい。そのまま宇治川沿いの小道に入り、途中から元巨椋池の干拓地を走ってR1バイパスに入りました。上に高速が走っている道ですね。途中の久御山JCTは自転車・歩道もJCTになっていて目が回ります。道は木津川を渡り八幡市・上津屋に出て、木津川自転車道に合流。自転車道はやたら工事中で通行止めが多かったのですが、陽が傾いた16時に帰宅。本日走行81.7km。

宇治橋の袂の紫式部像の横に「源氏物語 宇治十帖 夢浮橋」のあらすじが掲げてあります。高貴な血を受けながら不運だった「浮舟」が最後に自ら心を閉ざす話です。源氏物語最後にして行方が判らない謎のエンディング。結果的にフラれた薫の君の歌も、特に下の句が渋い。

 ”法の師と尋ぬる道をしるべにて思はぬ山に踏み惑ふかな”

薫、浮舟、そして読者の心も定まらない。蓋をされた心に千年を超えて響き続ける紫の声。宇治川の水と織り交ざり永遠に流れるのです。

余韻、これぞ宇治紫の迫力。

宇治橋と紫式部

大善寺六角堂

宇治川の流れ




2015年1月18日日曜日

明日香・小山田遺跡説明会

本日たまたま、先週未知の方墳が見つかった小山田遺跡の説明会に参加しました。

明日香に行ったのは、この発見がきっかけですが、その場所がよく前を通る養護学校だったので「発掘風景でも見れるかな?」程度の興味でした。

最近、明日香村へはR169を南下して香具山脇を通ることが多いですが、本日は奈良自転車道で大和郡山に出て、県道108&193を南下、特に県道193は一部が神社の参道と兼用で、いきなり路上に鳥居が現れるほか、格子や蔵が並ぶ古集落を抜ける一方通行道もあり、傍らに半鐘やら大黒様瓦やら提灯掛?やらあってポタリングには楽しい道です。

県道が大和川に当たってからは大和川沿の「はせがわロード」を桜井まで走り、山田寺跡横を抜けて明日香村に入りました。畑には菜の花が満開。陽の光に黄色の花がきれいに揺れて、そこだけ寒さが少しマイルドに。 甘樫丘の麓を周回し養護学校に向かいますが、既に人がたくさん。冬の明日香にこの人出は変。セブンイレブン前の信号付近はもう人だらけ。警備員や警察まで来ています。こんな大勢が養護学校を見に来るんや とびっくり。ゾロゾロ歩いているので私も「たんちょう」を押してついてみました。

細い道を上がると、警備員のおっちゃんから「兄ちゃん、自転車そっちに置いて!」と声が掛かり「爺ちゃんなんやけどな…」と思いながら養護学校に入ってゆくと黒山の人だかり。ここで初めて「説明会とやら」がある事を知りました。「たんちょう」を駐輪場に括り付け人だかりの方に行くと、係のお嬢さんが「受付はこちらでーす」。パンフを頂くと「そのまま歩いてくださーい。立ち止まらないでー」と発掘現場に案内されました。

こんな所見るの初めてです。老若男女が150人単位で3列に並んで渡し橋を歩きます。前提知識が皆無なので工事現場にしか見えません。「大きい四角い穴は学校建物の基礎でーす。遺跡ではありませえーん」いやもうパシャパシャ撮ってるがな。周囲のみんな、判ってましたか? 気を取り直しいよいよ発掘現場を観覧。うーん違いが判らん。石敷の堀が見つかったそうですが、よく古墳って解ったねーと感心。

深くは詮議せずそのあと明日香村役場方向へ。説明会の流れで人が多いっす。突き当りを左折して本日の第2目的地「今西誠進堂」へ。ここはNETでみつけた「やきもち屋さん」なんですね。「やきもち焼き屋」じゃないですよ。入ってみると明るい和風の店内。イートイン用の大きなテーブルと切株椅子はペンションのロビーみたい。「やきもち」「草もち」をお茶セット(+50円)で頂きました。いいですね、ツーリングと和菓子は相性がいいです。次回はいい香りで焼きあがっていた「みたらし」食べよ。

説明会で時間食ったので、そのまま自転車道に入り、橿原神宮を経由で帰ってきました。昨日とは打って変ったいい天気。ロードバイクも度々見掛けました。本日走行72km。

学校の下に眠るのは一辺が50mの巨大方墳だそうで、その主は「舒明天皇か蘇我蝦夷かはたまた別の大物か」で話題沸騰中のようです。上には校舎がしっかり建ってるんで検証は大変でしょう。

今こそ出番だ、妖怪ウォッチ。

小山田遺跡 堀の底に石が敷かれています

小山田遺跡 堀の法面に平板石が階段状に敷設

やきもち屋さんの小奇麗な佇まい

2015年1月13日火曜日

幻の首都

昨日は朝から北西風が強烈。時間の都合もあり加茂から奈良公園を回ってきました。

加茂へはいつもの木津川沿い府道を走ります。今日は恭仁京跡に行ってみました。恭仁京とは平城京から遷都されかかった幻の首都です。8世紀に聖武天皇が一旦、平城京から恭仁京に都を移したのですが、完成を見ないまま3年後に難波京、その翌年には平城京に戻るというバタバタだったそうです。

そんな未完成の都跡ですから何もありません。礎石のようなものがある原っぱって感じ。親子が凧上げを楽しんでいました。桜がたくさんあったので、4月はきれいでしょうね。びっくりしたのは隣接する恭仁小学校。今時珍しいALL木造一部2階建て。勿論サッシ等は替えられていますが講堂なんかは昔のまんまって感じです。私が入学した小学校も木造で、ぼやーっと風景を覚えていますが、同じ感じです。内装や設備類は替えざるを得ないと思いますが、外装はこのまま引き継いでいって欲しいなあ。木はいろんな事を語ってくれます。

再び加茂を経由し奈良方面へ。今日は住宅地を横切るのではなく、その手前の農道を走ってみました。府道44号から「上梅谷」の看板を左折、始めは田畑の中の小道です。舗装はされていますが土砂が流失したようで、殆ど砂に覆われている部分もあって、しばしスリップ。飛ばすと危険でした。そのうち農村の集落の中に入り、住宅地の擁壁に沿って走ると林の中の急勾配。登り切ると奈良市の浄水場がありました。

住宅地の外周に当たる小道を西に走ると奈良街道に降りる急坂。出た所はお馴染み植村牧場の少し北でした。地理は判ったので、そのまま南下し、奈良北町から東大寺へ向かいます。少し正倉院の周りを押し歩いてみました。宮内庁の事務所棟はすぐに判りましたが、それ以外はどこに何があるのやら。周囲には冬鹿たちが屯、カメラを取り出すと「何かくれるの?」っていう眼でこちらを見てくれます。親鹿は「あ、これは駄目パターン」とすぐに察しますが、小鹿ちゃんはずっと期待して見てくれます。目が合っちゃうのが照れくさい。「ごめんねー何もないよー」を繰り返していました。バンビがっかり。

冬の東大寺を抜けて飛火野へ。さすがに人は少ないです。「たんちょう」を風景の中に置いて写真を撮ると、カタログ写真みたい。流れる雲は速く陽射しも出たり入ったり。気まぐれな冬の天気に寒くなり、そのまま帰ってきました。本日走行48.6km。

なんで度々遷都したか。当時の聖武天皇は仏教派の真面目な人だったようで、何かしら災いが起こると、それを気にして首都を代えたみたいですね。天皇が宣言すれば遷都は成り立ったので今ほど大層なことはなかったのかも知れませんが、5年で3回(恭仁・紫香楽・難波)ですから行政官たちも「いい加減にしてくれい」と怒ったと見え、最後は平城京に戻ったようです。優れた和歌を残して居る文化人なので、時代の巡り会わせもちょっと可哀想でした。

因みに聖武天皇は本名を首皇子と言います。彼がコロコロ都を代えたので、以後「首都」と言うようになりました。

ウソです。<(_ _)>

恭仁小学校 いい風景ですね

くれるの? くれないの?

GENNIX-R2 2014年型 at 飛火野



2015年1月10日土曜日

雲の切れ間に見えたもの

有難いことに三連休。滋賀県・瀬田方面に走る予定が、気象レーダーでは途中経路に既に雨雲。大津市は日中雨雲が断続的に通過する予報。奈良県も東部及び南部に雨雲、北東に目を転ずれば枚方付近にも雨雲。何と言う事でしょう、雲がないのは南西方向のみ。レーダーなので本当に雨が降るかどうかは解りませんが、わざわざ雨雲方向に走るのも嫌なので南西に転進。

微妙なのです。あまり南に行くと雨雲ですから、久し振りの穴虫峠を越えて羽曳野・柏原を回ってくるコースを選択。幸い午後は晴れるとの事なので峠を越えれば何とかなりそう。しかし行く手には北西から風に乗って次々黒い雲が流れてゆきます。西方向に薄いブルーの空が見えますが多勢に無勢な感じ。黒雲にかからないように富雄川沿いから香芝市へ。二上山から南は怪しい空模様。R165は辛うじて降っていません。そのままじわじわ走って穴虫峠を越えます。この空の下、たくさんの子供達が屯鶴峯に登ってゆきました。

峠から羽曳野市へ下り込み。ノーブレーキだと50km/hオーバーの道ですが強い西風を真面に受けて42,3km/hしか出ません。風神は凄い。峠を降りたらR166竹ノ内街道を北西に進みます。上ノ太子駅付近までは走った事あるルートですが、以降は初めて。若干迷いながら、スマホの地図見て進みます。実は昨秋スマホを機種変してパワーアップ。以前のはシングルコアで遅い上、電池がすぐ消耗するので、実質ガラケーに近い使い方しか出来なかったのですが、今のはクアッドコア。auの追跡アプリ”Run&Walk"を動かしながら気象レーダーも見れて、かつGoogleMapも参照できます。

近鉄の駒ヶ谷と言う小さな駅の横に、梅酒のチョーヤさんの研究所がありました。梅林がある訳でもないのに不思議と後で調べたら、元々ワインを作ってたんですね。羽曳野一帯は葡萄の産地なんですよ。そして研究所と思っていたのは実はチョーヤさんの本社でした。こんな小っちゃい駅の傍にねえ…。梅の実くらいのプチびっくり。

少し行って臥龍橋を渡り南河内CRに合流、ここからは知っている道です。石川沿いを走って大和川に出て、R25を戻ります。この頃には本来のきれいな青い空が広がりお陽さまも顔を出して、先程までの寒さが嘘のよう。追風を受け王寺・法隆寺を経由し富雄川沿いを戻ってきました。本日走行69.1km。

さて、2015のGarneau-Bikeラインナップを見てびっくり。GENNIX-R2が消滅しています。Garneauはチタンシフトを進めているように見え、美しい「たんちょう」の雪・漆・丹のカラーリングもない様子。昨年買ってて良かったーと心から思いました。カーボンバイクも相対的に減らしてゆくのでしょうか。

昨日たまたま東レの榊原会長(経団連会長)の講演を聞く機会がありました。半分は経団連のプレゼンスでしたが、世界に冠たる東レのカーボンは、元から飛行機に使うつもりだったと仰っていました。青い空に黒い(カーボン色)の飛行機を飛ばすのが夢だったそうです。東レのカーボンはB737に始まり少しずつ採用範囲が増えて、B787では全面に採用され、次は車のカーボン化が進んでゆきます。今日は雲の切れ間に生駒山を越えて伊丹空港に着陸する飛行機をたくさん見ました。「黒い飛行機」は今や「たんちょう」と同じく雪・漆・丹のカラーや今日の空と同じ濃淡ブルーに塗装され、榊原会長はじめ多くの研究者・技術者の魂を乗せて飛んでいます。

ニッポンはこうでなくっちゃ、と何故か思いました。カーボンバイク大切にします。
差し当たって、黒い自転車に戻らぬよう明日は「たんちょう」にワックスかけよう。

雲の切れ間に新年の誓いが見えました。

二上山から南は不穏な雲行き

極めて味気ない(汚い?)穴虫峠

チョーヤさんの看板には梅繋がりの道真の歌


2015年1月4日日曜日

初乗りは初瀬ダム

明けましておめでとうございます。皆様におかれましても幸多き1年になりますように。
全国的に荒れた天気だった3ヶ日、奈良市でも少々積雪があり元旦から雪景色でした。で、初乗りは本日、行き先は久し振りの長谷寺。

桜井方面へのルートなので、いつものように奈良市街地・猿沢池畔に出て、県道&R169を南下。相変わらず三輪明神付近は大渋滞。三輪明神(大神神社)は、子供の頃から「蛇の神様」と聞いており、蛇をいじめると「三輪さんに謝りなさい」とか言われたものです。最近はパワースポットになってるようで、ご神体の三輪山は実は巨石文明の遺産で特殊な電波が出て宇宙と通信しているとか、壮大な話まで出てきます。中には山のお告げを聞いた人もいるとかいないとかで、ミワちゃまもその流れ??

まあいい、ややこしそうなので私は近づかないようにしてましてR169でスルー。中和幹線を左折しそのままR165に入り長谷寺門前町へ。思ったほど人はおらず、「たんちょう」押して仁王門付近をウロウロしていたら「自転車はそっちに置いて」と係のおば様に叱られてしまいました。お参りしないんですみません…とそそくさ裏道下山。すると目の前に朱塗りの橋。これは連歌橋と言って、昔々坊さん達が連歌を習うのに渡って行った橋だそうです。名前の割には頑強そうな橋でした。さてどうしようと付近の地図を見たら「初瀬ダム」が近くにあります。折角だからと坂道を発進。

山間ののんびりロードですが、ダムアーチが見える付近からは結構な坂。ヒーコラ登るとダム管理棟の看板発見、ダムアーチに乗り入れてみました。なかなかの絶景です。アーチを渡り対岸に着くと残雪たくさん。山の陰で溶けないのでしょう。そのまま周回道を走ってみましたが残雪が多く、車の轍をこわごわトレース。そこだけトリミングしたら一体どこへ行ったん?って感じでした。ただ、天理ダムで感じた「怪しい気配」はなく、気候が良ければピクニック名所と見ました。

ダムを周回して戻ります。車も少なく下り坂は爽快、なのですが50km/hまででブレーキ。だって寒いもん、顔凍りそう。登りはしんどく下りは寒い。冬の山道はやっぱあかんです。

門前町で草餅食べて、熱いお茶まで頂いてほっこり(平宗さんご馳走さま)。R165を桜井市街に戻り、大和川沿いの「はせがわロード」を北西進。向かい風です。大和川は大阪湾に注ぐ川なので、本来東から西へと流れているのですが、川の流れはどう見ても逆。西風に煽られ波が東進しているのでした。水面を泳ぐカモたちも右往左往ならぬ東往西往しているように見えました。本日走行79.6km。

平和に帰宅したように見えますが、実は最後の休憩ポイント「大和郡山外濠公園」から秋篠川沿いのCRに出ようとして迷子になりました。何回走っとんねん!ってルートです。今回はコンパスを装備していたので方角は合っていたんですが結局戻る事に。これまでドンピシャと行けた事ありません。さすがは城下町。感心してる場合やないけど。

迷える羊年が始まりました。                                 

長谷寺 門前
初瀬ダム 雪の鉄橋


ダムアーチ

ダム湖(まほろば湖)

2014年12月30日火曜日

年末イリュージョン

年末押しせまる週末、滅多にない休みが取れたので斑尾へスキーに行って来ました。
ゲレンデはお馴染みタングラムスキーサーカス。世の中の少子化が嘘のようにチビッコたくさん。バイキングレストランは幼稚園の運動会のよう、夜の売店もお金を握りしめ、お土産を抱えた小さいのが、レジに長蛇の列。「初めてのお使い・団体編」のようでした。可愛いいんだけどね。

初日はナイターのみ滑走、2日目は快晴の下、朝からナイターまで滑り膝が外れそうになりました。天気が良いので景色も見事。黒姫・妙高等の山々がスカッと見え、夕景も見事。まるで信濃のマッターホルンでした(褒めすぎ?)。
雪質も新雪2日目みたいな感じで、陽が当たる所は多少氷結しザラザラしていましたが、全体的には快適。量も十分でしたが、これについては通りがかる家々でじいちゃん・ばあちゃんが背丈以上の雪下ろしをしているのを見て、少々複雑な気持ち。

帰宅の3日目は朝から天気が急変。曇空に雨が降っています。気温が高くツララも短くなっていました。路面も雪が溶け泥シャーベット。下り坂も余り気を遣わず走れました。経路は名神・北陸・上信越道で、中央道経由の方が若干距離が短いのですが、中央道のUPDOWNと名神・一宮付近の常設渋滞?を嫌って北前ルートを走っています。今回はチェーン規制もなく、帰省ラッシュにもかからずラッキーでした。

帰路、魚津市の辺りで富山湾方向に観覧車が見える地点がありますが、ふと見ると観覧車の上に海があってその上に煙突やら建物?がゴニョゴニョ見えます。はい?海の上に煙突?運転しながらのチラ見でしたので正確な事は言えませんが、なんか不自然な風景。もしやこれが富山湾名物の蜃気楼?と今でも考え込んでしまいます。この季節に見えるものなんでしょうか。寒気が抜けた後の少し暖かい雨の直前、気象条件は当て嵌まりそう。報道もチェックしましたが、幻だったか、いちいち報じられるほどのものでもないのか全く見当たりません。

一応有磯海SAで停車して確認しようとしたのですが、上り線側って海の方が見えないんですね。仕方なく幻覚覚めやらぬまま再度北陸道へ。そこで次の事件は起きました。走行車線の観光バスを追い抜くため右車線に出て加速し始めた瞬間、センターから大きなビニールのようなものが目の前に飛来。避けることも出来ずそのまま跨いで通過したら車体アンダーから「ブオオーーン」の異音発生。あちゃー、ビニール引っ掛けたかな。走行車線に戻って速度を落とし、メーター類を見るも異常なし。幸い少し先に流杉PAの表示があったので80km走行でPAに転がり込みました。床下覗くとビニールの切れ端が落ちてます。他には異常が見えず、ジャッキアップするのも面倒なので再出発。ソロソロ走るには何ともありませんが速度を上げると先程とは違った「クオオオーン」的な異音。私は機械異常は異音からと思っていますので、このまま300km以上走る訳に行かぬと、一旦、高速を降りることを決意。これまた幸い、次は主要都市・富山IC。

ICを出て、地理も解らぬまま4車線道路(R41でした)を少し走ってバス停に寄せJAFコール。私がJAFを呼んだのは、初めての愛車スバル・ファミリーレックスの電磁クラッチが繋がらなくなって以来30年振りです。受付に状況と現在場所、会員番号を伝えると「長らくのご加入有難うございます」の挨拶とともに30分程度で行けるとのこと。雨が激しくなる中をJAF救援車をじっと待ちます。初めての場所なので結構心細いっす。脇をビュンビュン車が駆け抜けてゆきます。

そして約30分後に到着したのは富山基地のM隊員。温厚そうな方で、丁寧な口振り。状況を確認して手早くコーンを設置しレガシィの床下を覗くと真ん中あたりからビニールが垂れ下がっています。あら、いつの間に、どこから と案じる間もなく「ジャッキアップしますんで乗車していて下さい」と。雨の中ですから申し訳ないと思いながら、チョロチョロしてても邪魔なんで指示に従い車内へ。M隊員はものの数分で下に潜りビニールを除去、「プロペラシャフトに絡まってました。完全に取れてると思うので、このまま走行して頂いて結構です」。いやあ頼もしいJAF。御礼を言ってナビに従い再度富山ICに入り走行開始。恐る恐る速度を上げてゆきますが、先程のような異音はnothing。お蔭様で残り350km程を走り切れました。まだ、ビニールが焼けた残香は少しありますが、そのうち無くなるとの事で1件落着。

しかし気になるは蜃気楼。本当にミラージュ? それともイリュージョン?いや、背中から食べる方ではないっす。

食えない話で今年もおしまい。皆様よいお年を。

快晴のゲレンデ 妙高が美しい

ナイターゲレンデも幻想的です


付近の道路はこんな感じ

2014年12月21日日曜日

カラスもトンビも凧でした

早々と年賀状に目途がついたので枚方周回コースを走行。

このコースの1stトイレポイントは県府境付近にある磐船神社横の休憩所。早めの対処が大切と用を足し磐船神社を通過、しそうになったのですが今日に限って一時停車しご神体の巨石「天の磐船」を眺めました。デカイよコレッ!! と庄司Dなら言ってしまうデカさ。言い伝えによると、この岩は神様が降臨された時の乗物だったそうです。時が流れ化石になったUFO? 生駒山系にはUFO基地があると聞いた事あるので、もしやここが古代の宇宙連絡船発着港だったのかも。因みに乗ってきた神様とは「天照国照彦天火明奇玉神饒速日尊(あまてるくにてるひこあめのほあかりくしたまにぎはやひのみこと)」。ながいよコレッ!

R168に戻って山坂道を下ります。昨夜の雨が路面に残り北西風が冷え冷えとします。と、またしてもトイレ警報。枚方市駅脇の公園に2ndトイレポイントがありますが、そこまで持つのか…。幸い前傾姿勢だとあまり感じず、信号待ちでも前傾姿勢で見てると変ですが、背に腹は代えられません。時間も距離もあっという間に過ぎて枚方市駅到着。冬のコース選びは本当にトイレ中心です。

淀川CRに出ようと門型ゲートを潜ってちらっと下見ると、路面に極太蚯蚓(ミミズ)発見。轢かれたようで絶命していましたが丁度人差指くらいの太さと長さ。何これ。きしょい。そして10m程走ったところで再度同様の蚯蚓発見。この辺りに生息する種類なんでしょうか。昨日の雨に誘われ出てきたものと思いますが、今まで見たことないサイズ。勝手に枚方人差指ミミズと命名しましたが写真も撮れない気持ち悪さ。これがうじゃうじゃ出てきたらパニック必定。付近を走行する方は気を付けて下さい。

淀川CRは追風受けて快適走行。路面は落葉に小枝だらけ。加えてミミズを見張りながら御幸橋到着。そのまま飛行神社に寄ると拝殿で祈祷中。神社らしい光景を初めて見ました。終わるの待って参拝し(ま、御礼1割お願い9割と勝手なもんですが)、その後資料館に初めて入ってみました。小学校の図書室くらいの広さに文献類や寄贈(奉納)された飛行機・ロケットの模型、古文書・古写真、実物の部品等、UFO以外の飛ぶモノ関係がずらっと並んでます。なかなかのコレクションです。中でも創建者が考えたカラス型飛行器!は何だかユーモラスだったのでパチリ。退館時、扉に「撮影禁止」を発見、大変御免なさい。因みに入館料は300円です。

コースはそのまま流れ橋SAを経由し木津川CRへ。西風が強く車体が煽られフラフラします。路上に屯するカラス達も私が近づくと慌てて飛び立つものの風に押され仰け反りながら後ずさり。少し高みではトンビも凧状態。ピンチなんだか遊んでんだか判りませんが、これが本当のウィンドサーフィン。私はラスト10kmの西行きで風にも溺れてました。本日走行65km。

最近やたらUFOが気になります。ペヤング事件で売り上げ伸びるかと。(そっちかい!)

UFOの化石 天の磐船(岩) 後ろもずーっとあります。

禁を犯して撮影した カラス飛行器。眼がキュートです。

石清水八幡宮前の安居橋