天気も良さげ、気温も〇、滋賀遠征サイクリングは、琵琶湖大橋袂のピエリ守山から湖東・日野へ。
の筈でした。朝6時40分に車載で出発し、湖周道路をご機嫌で走っていたら電光表示に「琵琶湖トライアスロン大会で通行止め云々」が目に入りました。ほぉ。皆さん頑張れと思いながら琵琶湖大橋東詰交差点まで来ると、直進(湖周道路)は完全通行止め。基地になるピエリ守山は左折で入るので問題なく、すいすいと駐車し8時過ぎ自転車出発。
いつものように湖周道路を走っていったら「なぎさ公園」入口の三差路で歩道(CR)まで完全通行止め。車だけちゃうんや。警備のおっちゃんは「30分ちょっと待ってもろたら」と仰いますが、鈍足の私でも30分走れば10kmはゆきます。咄嗟に本日行程を再計算するも、あ゛あ゛!…と要は面倒になり、大会と関係なさげで真逆方向である南湖を回ろと易きに流れ、交差点まで戻って琵琶湖大橋を久し振りに渡橋。南湖1周は50km位しかなく、街中多くポタリングです。
まずは堅田の昔の漁村?をポタしながら南西方向へ。堅田港、浮御堂と狭い路地を入って覗きますが、湖岸沿いの道はないんですね。なので櫛状に行って戻っての繰り返し。道なりに走ると内陸の方へ行ってしまい、うーん湖岸に出たい!と丁度野球少年が自転車で走ってゆくのでついて行ったらプチ半島の突き当りがグラウンドでドボンでした。湖岸は諦め次なる目標「近江神宮」に向けて県558を走って、覚えのあるカネカ工場で旧道へ。カヤックで着岸した覚えのある唐崎公園、水城だった坂本城址碑を見てから山手への細い道を登ってゆきます。
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造船所がありました!
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浮御堂 絵になります |
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かつてはカヤックでやって来た浜 |
最後は短い勾配で京阪石山坂本線の踏切越えると県道47号。大津市中心に向けて下ってゆくので見晴らしも良く気持ちのいい道です。隣り合う線路にはラッピング電車頻発。近江神宮前の三差路を山手に登ると神宮の裏口?、かるたの聖地がある近江勧学館に到着。ふう、やっとトイレ行ける…と入ろうとすると表に
「競技かるた 名人位 クイーン位 西日本予選が行われています 館内 お静かにお願いします」
の看板が。途端に緊張。そーっと入って抜き足差し足でトイレへ。控室には試合待ちの人が静かに控えていて、また2階の競技場との間の連絡要員も行き交いお邪魔感満載だったので、お土産:アクリルかるた札付きリング?を、そーーっと買って退散。近江神宮本体では七五三と婚礼の方々たくさんで晴れ晴れムードでした。
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近江勧学館 |
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健在でした 詩暢&千早パネル
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背後はたぶん選手控室 |
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近江神宮は賑わっていました |
そのまま山手地区を走って琵琶湖疎水を跨ぎ、大津絵の道(感じのいい小径ですよ)を走って浜大津からは湖岸沿いをポタ。大津港には琵琶湖の大型船「うみのこ」「ビアンカ」が並んで接岸。沖合からは外輪船・ミシガンが入港して来て、いいですねぇ港があるって。心底羨ましい。
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琵琶湖疎水の源
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ミシガン入港 |
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旧琵琶湖文化館 |
近江大橋辺りからはいつも走っている道です。唐橋まで南下したのちに湖周道路をせっせと走り、博物館のある「烏丸半島」を一周、守山に近づくと、やはり走行距離は55km程度になりそうなので、思い切って佐川美術館前から今浜コスモス畑へ走りました。せめて60kmは走りたいなと距離を稼ぐため緑地沿いをぐるーっと回って佐川美術館に戻り、ピエリ前まで来て欲が出ました。そうだ、ビワイチ像まで行って写真撮っとこ。ピエリ前を通過し出発時と同じ湖周道路を進むとビワイチ像の手前で歩道完全封鎖。歩道を走らないとビワイチ像には入れないんだけど…と思いながら指示された通り車道を走ってゆくと、この辺りがトライアスロンのフィニッシュらしくお祭り騒ぎ状態。皆さん次々にフィニッシュされていてお疲れさまでした。私には到底真似できないので尊敬の一言です。今日泳ぐの寒くなかったのかな。
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烏丸半島の埠頭 ボラードにもたれさせています |
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ここどこ? ってビワコです |
そのまま突き進んでも仕方ないので、大会参加者とともに交通誘導員に道路を渡らせて頂き、また琵琶湖大橋東詰交差点に戻って、ピエリに帰館。3回同じ交差点を渡るとは思わなんだ。最後がお粗末でしたが走行距離は予想を上回り69.2km。
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コスモス風に揺れる |
しかし、湖を身近に感じるのはやっぱ南湖かも知れない。北回りは段々見飽きるから感動が薄くなっていきますが、南湖は文化を感じるのと、人と湖との触れ合いが様々見られ楽しいです。車多いし距離短いし…と遠ざけていたのを反省しました。
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本日の おみや |
でもね、本日、近江勧学館を訪れていた「ちはやふる」ファンの人たちは「しーっ」と行儀良かったのに、大会関係者に見えるスーツのおっちゃん二人はそうでもなかった。詠んで差しあげたい。
”わが身一つの場所にあらねど”
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