2018年9月16日日曜日

神域分ける二千枚

気象予報士によって見解が異なるものの、雨ではなさそうというので嵐山まで往復。インバウンド減少とか様々伝えられてるけど、嵐山に限っては大勢に影響なさげでした。

今日の木津川CRは羽蟻大発生。合同結婚式でもあったようで、雲霞の如くCRに立ち込める。自転車たちは、まるで飛行機が雲間に次々突っ込んでいくように羽蟻の大群に突っ込んでいました。不快感500%。口は開けられないから歌いながらの走行は禁止。目は一応アイウェアがあるけど、夏に蜂が入ったようにたまに入って来る。鼻は極力息しない。耳と首周りは飛び込まれ放題。なかなか難儀な条件でした。帰宅後着替えたら羽蟻がポロポロ、シャワー浴びたら羽蟻たちが流れていく・・・。アントマンに路上から去るよう言ってもらうしかないか。

裏口?なんでしょうか。三条通から入る入口です
嵐電駅前の正規の入口


真っ先に訪れたのは1月にも行った車折神社。前回外したパワースポットの所以たる祈念神石での参拝を思い立ちました。1月はお正月という事あって大賑わいでしたが今日はそれ程でもなかった。
作法として、まず手水を使って、次に「清めの社」を参拝。盛り砂がある所です。次に受付で祈念神石をお買い求め。袋から出して(これ、強調されました)、その御守を掌で挟んでお願い事をします。芸能関係の場合はその後、芸能神社を同様に参拝するそうです。で、お願い事が成就したら、近所の適当な石にお礼の言葉を書いて祈念神石とともに車折神社に納めるのだそうです。

なるほど、私の場合は先に芸能神社行っちゃったから聞き届けて頂けるか微妙な所だけど、これ、女子受けしそうですよね。今回は正面入口も拝見しました。嵐電の停留所の真ん前です。犬は進入禁止だそうですよ。謂れがあるんでしょうか。

総勢二千枚で神域を守ります
次に嵐電と山陰線を越えて油掛地蔵へお参り?油掛地蔵はあちこちにあるのですが、ここのは石仏に鎌倉時代から油を掛け続け、昭和の時代に一旦ディグリーザーで綺麗になったそうですが、その後またせっせと油が掛けられまた真っ黒に。前には線香立てもあるので危険!横に消火器がスタンバイしてました。もうちょっとじっくり見たかったのですが、たまたま行ったタイミングで地蔵横のベンチの下に下着姿の(バカボンのパパみたいな)爺さんが寝そべり、多分泥酔状態なんでしょうけど、救急隊員3名、警官1名が「家に帰って寝てよ」と説得中。爺さんモゴモゴ反抗してました。誰かが通報したからこうなったんでしょうが、救急や警察の仕事増やすなよとマジで思いましたね。

油掛地蔵
そのまま西進しトロッコ駅前を左折し、竹林へ入ります。勿論自転車は押し歩きです。相変わらずインバウンドたくさん。英語・中国語・韓国語程度なら、意味は判らなくても、おお、中華の人やね 位見当が付きますが、見当つかない言語も多数飛び交っているのも相変わらず。相当気を遣い、時間もかかって本通りに出ると一方通行。渡月橋も下流側の欄干が台風21号で倒壊したままでした。

竹林 この画面の下にはインバウンドがたくさん
阪急嵐山駅近くの新しいカフェで休憩後、復路はCRの起点から走行開始。向風覚悟でしたがそれ程当たりは強くなく、休憩含み3時間余で帰宅、本日走行112.2km。

台風21号で倒壊した渡月橋の欄干
芸能神社の玉垣、ダンス部が人気の大阪の府立高校までありましたよ。2年間で13,000円だそうです。でも玉垣って何?はい、神社の神の領域(常世:とこよ)と現世(うつしよ)の境目を示すものだとか。なので本来は境内を囲む形で配置されるべきですが、何しろ既に玉垣は2000枚以上。それでも2か月待ちだそうですよ。従って芸能神社の神域も立て込んで入り組み状態です。

気をつけて下さい。黄泉の国を擁する常世(とこよ)があちこちにあるんです。安易に踏み入れたら後は知りませんよ。
え?常世(とこよ)ってどこよ? あのね、芸能神社なんです。こんなオヤジギャクじゃ修行し直し!と現世に送り返されますよ。

え?戻れてよかった? そう・・・ですね・・・。(^^;

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