半年振りに信楽へツ-リング。昨晩、急に信楽に行こうと思ってしまったのです。狸に呼ばれたのか?
それ程寒くはなくR163から府道をテレテレ上がってゆきます。和束ローソンでCerveloにご乗車の人に声掛けられました。自転車乗りって大抵色が黒くてサングラスしてヘルメット被っているので年齢はよく判らんのですが、てっきり50前位と思ってたら私より上でびっくりしました。マシンは見た目もすっきりで、観光自転車「たんちょう」とはオーラが違います。重量も2kgは違うみたい。これで山岳路を走り回っているそうで「凄っ」の一言です。山があれば迂回するのを定石とする私にはとてもマネできません。ただ、収穫はCerveloがカナダブランドだと知ったこと。名前は聞いた事ありましたが実態はさっぱり解っていませんでした。メイプルリーフの資格ありって思ったけど、価格聞いたら「資格だけあり」に変わりました…。ローソン出発後、少し先の精肉店で猪毛皮の洗濯物?に見とれてたら矢のような速さで抜いてゆかれました。座布団1枚!って言いたい位。
府県境を越えて、信楽のダウンタウンに向かいます。まず信楽駅の大狸はこれは何だろ、雪だるま?盲腸付近の!公衆電話がアクセントなのか痛々しいのか微妙なところ。日射し燦燦の如月・日曜日の正午。幾組かの老若カップルが散策し、学生が、資料らしきを見ながら改札を通ってゆきました。それ以上のことは何も起こりません。静かな時間がいつも通りに流れて行く小さな町の小さな駅前なのでした。
駅前を脱出し、陶芸村に行ってみました。紫香楽一乃宮から道なりに進むと大看板があったのです。しかし駐車場はあるものの周囲の建物は場違い。奥へ進むと路地が坂になっており、その先が陶芸村でした。が、そのような雰囲気はなく、やたら焼き物が並んでいて、作業場のような建物が坂沿いにあって、電灯はついているものの人の気配なし。自転車を置く場所もなく、やむを得ず坂の途中に倒してそーっと坂を上ると土蔵に洞穴が並んでいます。チュニジアのゴルファと似てなくもない感じ。説明板を読むと「登り窯」というそうで、斜面に沿って開いた洞窟は一つ一つが窯で、一番下がメインバーナー、各洞窟は中の穴で繋がっているので、順に火炎が送られて焼き上げるようです。煙は上に行くので煙突は一番最後。
うろうろ覗き見していたので結構怪しい動きなのに依然として人の気配なく、ネコさえも出てこないので諦めて下山。
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坂に設けられた登り窯 |
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窯の中もタヌキだらけ |
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各洞窟ではタヌキがご案内 テーマパークか? |
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タヌキだけではありません。ライオンだって縁起物? |
そのまま道なりに陶芸の森まで行きました。以前車で来たことある場所で、展示館やカフェを擁する広大な公園です。斜面にあるので上からの眺めも良く、家族連れで訪れるには良い所です。なので一人で来ても手持無沙汰でさっさと撤退。来た道を引き返し、途中のフレンドマートのイートインで休憩、再び府道を戻りました。風向きが西に変わっており、結局往復アゲインストはいつもと同じ。一気に加茂まで走って、奈良市街地へ入って奈良自転車道を経由して帰宅。本日走行は100.1km。
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タヌキだけではありません。誰よ?これ。(陶芸の森) |
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働くタヌキもいまっせ。土鍋の蓋を被ってる理由は不明 |
陶芸村の坂の横手では「狸パーティ」みたいに狸たちが楽しそうに植え込みから顔を出していました。動きそうで動かない。まるで「だるまさんが転んだ」で振り向いた瞬間です。うーむ、こいつらが昨晩私を呼んだくせに、いざ来てみたら知らんぷりしてる。目や口まで開けているくせに…これがホントの
タヌキ寝入り?
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オラ知らん… |
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