私、小学校の卒アルの将来の夢が「船舶設計技師」でして、就職時は全く考えもしなかったのですけど、今は(これでも)小型船舶操縦免許は持っております(二級だけど)。だから基本、泳ぎは駄目ですが、フネは好きです。シーカヤック乗っていたのもたまたまではない訳でして。
サイクリングしまなみ2024の前日、受付会場となった尾道の岸壁、Gストアとかある建物の向こうで海上自衛隊の掃海艇なおしま が一般公開されておりました。こう言った催しは子供向けなんだろうけど、いい歳して便乗してきました。
掃海艇は敵が敷設した機雷を除去する船で、第二次世界大戦後、磁気感応機雷が出てきたことから、なおしまの船体は木造です。満載排水量590トンで全長54mと、琵琶湖の学習船「うみのこ」より小さい!
掃海艇なおしま(すがしま型4番艇) |
機雷を無力化するための機雷処分具航走体(PAP104)が艦尾に搭載されていて、黄色い船体なのはサンダーバード4号を思い出しますが、こちらは無人航走で光ファイバで艇と繋がります。階段(ラッタル)は急角度で松本城の階段以上でした。
艇内は当然狭い。ちらっと見えた浴槽はほぼ正方形でした。ラッタルを登ってブリッジへ。
すれ違いも大変なメイン通路。みんな体格いいしね |
モーター推進も行うので発電機は4基も!扉は当然木製 |
ブリッジは普通の船と変わらない気がする |
前部甲板には機関砲が据えつけられています。機雷を撃つこともあるのかも知れません。F4戦闘機などに搭載されていたバルカン砲を国内で改良?して生まれた人力操作砲だそうです。
前部甲板 |
20ミリ機関砲 |
艇長にお話聞いたら、このなおしまは来年3月に引退だそうです。新しい掃海艇はFRP製で、もう木造船の出番ではないようですね。常時は阪神基地にいるそうで、なんや、神戸におるんやん。
御朱印を頂きました |
外洋航海はなかなか辛いと乗組員の人は言っていました(でしょうね)。と言っても昔、ペルシャ湾まで掃海艇が派遣されたのですからね、相当なご苦労だったと思います。順路では、私の前に幼稚園男児の手を引き、乳児をお腹に抱えたママがおりまして、最終順路のラッタル降下が大変そうと思い、若い隊員に「将来、あの子が入隊してくれるかも知れんから」とヘルプを耳打ちしたら、隊員、わお!と喜び手を差し伸べたんだけど、幼稚園男児はさっさと一人で降りてしまった。ほぼ遊具感覚。日本の未来も案外明るいかも知れません。
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で、3連休の最終日は嵐山までツーリング。カミさんと現地集合で、私は車折神社に立ち寄ってから嵯峨嵐山駅へお出迎え。相変わらずインバウンドだらけの中、お気に入りの常寂光寺へ。紅葉はまだまだって感じだけど(夏日だったし)苔が美しかったです。竹林はまた大混雑。ガイジンさん、あちこちで道幅を使って記念写真撮るもんだからカオスになってた。あそこ、せめて一方通行に出来ませんかね。その後、JR駅近くのSnowPeakカフェでお昼にしてから解散。14時半近くに現地出発し、17時半に帰宅しました。往路に脚を使い過ぎ、復路はヘロヘロ。16時半を過ぎるとCRもほぼ自転車を見なくなり、冷たい西風が淋しかったです。本日走行112.6km。
和の美 |
なんでしょう、この面白さ |
SnowPeak嵐山店は多分元料亭 |
【予報】嵐山の紅葉は恐らく月末からです
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