朝まで雷鳴が響いていたのに10時には曇天になり、雨雲の供給もなさそうなので奈良公園まで恐る恐るポタリング。
なんか面白いこと、ないかなー |
奈良県がやっている県民対象の「いまならキャンペーン:県内旅行が最大7割オフ!」は即日完売とか聞いたけど、天気もあるのか観光客疎ら。代わりに所々で鹿ちゃん密。車道と歩道の間でぼーっとしてたりするので、何度か「ごめんあそばせ」とすぐ脇を走り抜けました。後足キックされたらこっちは一巻の終わりなんですが。
空車 多数… |
東大寺前を通り過ぎ若草山の麓まで行ってみました。小学生の修学旅行らしきが(日曜日なのに)歩いてる。本当に今年は子どもは災難です。ここら辺にも鹿ちゃん立ったり座ったりで屯。停車すると「何かくれるの?」と顔をこちらへ向けますが、カメラを出すと「食べられへんやん…」ってプイっとされます。
ヒマやし…めっちゃヒマやし… |
飛火野を通り過ぎ高畑町を1周。鹿が月極駐車場の植木の葉っぱを食べに来ていました。共生なんだかよく判らんけど、お腹すかせているのは間違いない。
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何気にソーシャルディスタンス |
そのまま少し南下し、大和郡山市内を通って薬師寺脇を走って帰ってきました。本日走行40.6km。
大和郡山市内の地名が城下町らしい…けど、新紺屋町は昭和やね? |
行きがけにテレビかネットかで見た「お饅頭を祀っている神社」とやらを覗いてみました。場所は近鉄奈良駅から西に数十mの近さ。漢国(かんごう)神社の中にある林(りん)神社。小さな祠です。日本でお饅頭を初めて作った中国(元)からの渡来人「林浄因(りんじょういん)さんが祀られています。スイーツと言ってもまだ果物位しかない時代、林さんの餡入り饅頭は大ウケだったそうです。甘党も昔から居たんやね。
林さんの子孫は今も首都圏で和菓子屋さんを営んでおられるようです。因みに、紅白饅頭を配る習慣は、林さんの結婚式から始まったそうですよ。
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林神社の祠(黄色枠内は合成です) |
で、神社ですが、境内社らしい可愛い祠の両サイドには、お饅頭らしき石がありました。狛犬だってパグとシーズーのミックスみたいな可愛い顔です。
が、一体ここで何を願えばいいのか…、みんなは何をお願いしているのか…。
恐らく苦労して饅頭を開発された林さん。安直に「まんじゅう食べたい」など願うと「これでも喰らえ!」と左右両翼の饅頭石が円盤のように飛んできそう。
やっぱり… まんじゅう、こわい。
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