2018年2月11日日曜日

吹雪の信楽

今日は病院へ行かない日。基本的にNICUでの面会は親がお世話や説明を聞くためなのでジジババがしゃしゃり出る事は好ましくないと思ってまして(でも可愛い・・・)私が行くのは親(娘)を病院へ送ってゆくためです。娘はまだあちこちが痛いらしく(産後がハチャメチャだったし)電車徒歩での二時間近くの移動は荷物もあって結構大変で、これが車だと1時間かからないんですよねえ。高速ってすごい。

珍しく一日使えるので少し距離を走ろうと和束から信楽へ。昨日までの雨で路面は酷いだろうなと思っていたら、和束に入ったら霰が降り出し、霙になって、湯船あたりではしっかり雪に。それでも信楽町に入ったら日射しも出たりして、まあ快方に向かうと思ってたのが甘かった。大人しくR307のセブンで引き返せばよかったのです(横殴りの雪だったし)。色気出して信楽駅前の大狸様は今頃何をお召しになってるか見てみようなんて思ってついつい東へ走ってしまいました。
本日の大狸様。 この時は青空&陽射し!
それでも大狸様にお会いし、訳判らんお衣装ですけどお似合いでございますねえと愛想言って、折角来たし蕎麦でも食べようかと思ったら、陽射しがあった空が一転俄かに掻き曇り、いきなり吹雪!結構な勢いだったので積雪にでもなったらまずいなとそのまま帰る事にしました。まあ、和束まで行ったら回復して、和束の新しい店でパスタでもという大狸様の前で恐縮ながら狸の皮算用。
こんなのも。6名様までご案内(ご変身)可
たった5分後、車庫の列車は映画のポッポ屋みたいに!


R307を西に走ると正面から吹雪が吹き付けます。まるで荒れたスキー場みたい。こんな中を走るの初めてですよ。居合わせた地元の高校生たちも帰れねーとか大騒ぎ。逆方向から信楽方面を目指すサイクリストと次々すれ違い、今から行くの?と心配になったりもします。
行く先はこのような塩梅でしたー
府道5に左折しても前方の空は真っ白。まだ続くんかいと毒づきながら府県境を越えます。下り基調なんで寒い寒い。この頃から足先の感覚が消失。何しろ私は通気性抜群のランニングシューズなんでね。湯船へと下って行くも雪は続き、びしょびしょの上にグローブやライト前面に積雪。道路脇はうっすら白くなり、茶畑も頭が白くてちょっときれい。和束ダウンタウンにかかってもまだ雪は止まず、気温は2℃。そのまま加茂まで突っ走ります。R163まで出ると雪は若干弱まり、結局止んだのは旧木津町エリアに入ってからでした。大型スーパーに飛び込んでようやく休憩。凍えた身体には温かいうどんと思って、イートインで注文したら「あー、今うどん切れてんねん。ちょっと待ってて。調達して来るからー」。看板には「手打ちうどん処」とあるんですけど、もしや女将さん、食品売場に買いに行った?手打ちじゃなくなったかもの玉子とじうどんは15分後に頂けました。まあいいや。

府県境を二つ跨ぐ信楽ツーリングは季節を選ぶべきでした。山の天気は変わり易い。帰宅後、びしょびしょのシューズと靴下見て、シューズカバーはやっぱり必要と思った次第です。本日走行95km。

さて、いつも走っている木津川沿いの府道に、薄茶色の点線が描かれ”京都やましろ茶いくるライン”と書いてありました。まあ、星野リゾートが突如和束町に進出するとか言ってるし、インバウンドも増えているから京都府がサイクリングに力入れるの有難いのですけど、サイクリングロードの目印は全国共通にならんのかな。全国どこへ行ってもブルーラインに沿って走れば安心!とかの方が判り易いけど。まさか、まさかとは思いますが「お茶」と「茶色」をかけてるなんて古典的なギャグではないですよね。何しろ日本茶はGreenTea。お茶畑も一面Green。外人さんには通用しませんよ。

お客さん :Why brown?
担当の人 :質問の中には答えがないものだってあるさ 
お客さん :はい?
担当の人 :チャーリー・ブラウンの言葉っす
お客さん :茶りんこブラウン? 
担当の人 :深読みしすぎー

茶化されてます。

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