2024年9月28日土曜日

おばさまレスキュー

 なんだかんだで今回も朝練でした、午後から用があったので。昨年と同じ8回目の朝練。毎年7~9月が朝練期間となると、この間は遠出しないことになり年間走行距離は短くなる一方です。本日は2回目の八尾方面。

7月は堺市北花田付近まで参りましたが、今回は「喜連瓜破」交差点まで。大阪の珍名さんです。何と読むでしょう?

案外素直に読めばいいのでして「きれうりわり」と読みます。私も大阪で働くようになって初めて知った地名です。バスの行先表示に書いてあったのですが最初はさっぱり判りませんでした。

で、この交差点、10車線と7車線の道路が交差するビッグ交差点で、この上を最近阪神高速道路の橋梁(高架橋)が一夜にして架かったとニュースになっていたので見に行ったのです(ヒマやね…)。上を走る阪神高速14号松原線はこの橋梁架け替えのため、3年間通行止めでした。(下記)


 5000トンの橋梁の架替えは前代未聞だそうで道路マニア?工事マニア?は大騒ぎ。で、なんぼのもんじゃいと見に行った次第。

工事詳細は

https://www.youtube.com/watch?v=cWgk8JQcF8k

にあります。

 出発は6時15分。もう明るいです。天候は曇。30分でR25に出て、亀の瀬の気温は23℃。大和川沿いをひた走り高野大橋を右折、道なりに走ると突き当たりがほぼ喜連瓜破交差点。時刻は8時。既に車がぎっしり、通勤通学の人もぎっしり。で、阪神高速の橋梁は…なるほど。橋は下から見ないと判らないとTVで聞いたので見上げてみましたが…なるほど。新しげです(当たり前)。確かに一晩でこれを架けたのは凄いことです。万歳。

交差点に架かる高速高架橋

下から見るとツルンとしてる

 で、その橋梁下を昔からの住宅やらシャッター付賃貸ガレージ群やらオサレネームのマンションやらを眺めながら南下すると再び大和川に当たるので引き返し、8時半に八尾空港到着。運用開始時間を過ぎているので離発着があっても良いのですが、辺りはシーン。10分程眺めていましたが何の動きもないので諦めて帰還ルートへ。

がらーん、しーん の八尾空港

市役所にまでこんなものが(KASHIWARA) 柏原市

 R25の気温は26℃。やや向風ながら快適に走り、王寺を経由して奈良自転車道に入って間もなく大和郡山市街地への分岐と言う所、CRへの交差路をママチャリが東(右)から来るのが見え、減速した時です。

 ママチャリが交差路の進入防止ポールに激突、転倒。運転していたおばさまは傍らの防護柵でおでこを痛打。たまたまその付近で川を見下ろしていたおっちゃん(推定65以上)と私、後続のクロスバイクのおっちゃん(推定60以上)の3名(計200歳近く)で「だいじょぶっすか!?」

 ママチャリは電動アシスト自転車で前かごにもリアにも荷物満載で散乱。おばさまはシルバーグレイの髪の60半ば~70代と思しき、すらっとした上品な人でした。自転車を起こして荷物を拾って結わえ直し。おばさまのおでこは出血はないものの、少し腫れていて、内出血に彩られた「たん瘤」になるのは時間の問題に見えました。痛い痛いと仰いますので、ファーストエイドキットから冷却シートを取り出してバンダナで落ちないように押さえて装着。幸いおでこ以外に怪我はなさそうだったのと、自転車にはダメージが無いように見えたのはラッキー。低速だったから良かったみたい。おばさま、ポールを完全に見落としていたそうです。おばさまは恐縮しまくりながら、そのまま田圃の中の道を集落の方へ去って行かれました。本日帰還は10時45分、走行75.8kmでした。

 ともあれ、いつも背負っているファーストエイドキットが役に立ったのは初めてで、やっぱ持ってて良かった。時々「重くない?」とか「背中暑くない?」とか聞かれますし、それはその通りなんですが、こういう時の為に背負っているのです。勿論役立たない方が善きではありますが、備えと言うのはそう言うものなのでしょう。

 防災月間はまもなく終了ですが、備えに終了はありません。


H2A 49号機打ち上げ成功!(9/26)

2024年9月23日月曜日

アンダーパスは呪われた草の海だった

  今日は秋の空気が・・・と天気予報は言ってたのだけど、出走を1時間遅らせ6時半スタートのやっぱ朝練。コースは枚方から三川合流地点を経て羽束師橋まで。

淀川沿いには見えませんね

 気温は予報通りで快適でした。流石にノースリーブは止めましたよ。R168の山間部は多分20℃以下。交野に出ると陽射しがあるのもあって生温い。枚方市駅では最近開業した京阪の枚方モールに立ち寄り。と言っても開店時間前なので中には入れず、オフィス・マンション・ホテル棟?を見上げるだけでした。

この左側が枚方市駅へ続く枚方モール

 淀川沿いの管理道路も木陰は涼しく快適。さくらであい館向かいのトイレボックスも開店前で使えず、止む無くそのまま桂川CRへ。今日は羽束師橋折返し。途中、宮前橋を越すのが横断歩道も何もないためアンダーパスが用意されているのですが、本日アンダーパスに踏み入れてみると、まさに探検モード。顔の高さまでの草茫々でまじ路面も前も見えん。脱輪しそうになりました。正面衝突も請け合いですよ。途中からは道幅が広がり1台分は通れるようになりましたが、脱出後に自転車を見ると、スプロケやチェーンに草がたくさん突き刺さり野趣溢れる生け花か・・・。脛には切り傷・蚯蚓腫れがさみだれ状に出来、草が輪になって脚を引っ張りペダルを外すことまでありました。呪われた(草の)海みたい。

宮前橋アンダーパスなう
左)黄色矢印あたりに自転車道
右)ここは路面が見えていますがこの先は全く見えません

 羽束師橋を渡って桂川対岸(西側)を戻ります。途中からの道路(府道123)は付け替わっていて快適。宮前橋を渡ってCRに戻り、開店したてのさくらであい館でトイレ休憩。9時になると暑くて大変だったのが快適なままで、木津川CRに突入。終盤、チェーンのオイル切れなのかキュルキュル言い出しました。10時過ぎに山田川出口、一休みして帰宅は11時。クーリッシュタイムもありませんでした。ようやく酷暑脱出? 本日走行77.6km 

 私も3連休を頂いておりまして、土日は白浜へパンダちゃんを見に行っておりました。パンダだけでなく、8末誕生のフタユビナマケモノの赤ちゃんも窓越しに公開。土曜日にアドベンチャーワールドに行って、日曜は悪天候だったので早々に帰還。京奈和道無料区間を使うとリーズナブルですが、途中の紀の川ICが完全閉鎖。チラ見したカミさんがアプローチ車路が途中で切れてた!と。崩落したの?と思っていたら、地盤が沈下し路面に無数のひび割れが出来たため、地盤から作り直しているそうです。この頃土砂崩れや路面陥没の映像を見ることが増えたため余り驚かなくなったのが怖いわ。

 パンダ四頭の四者四様とフタユビナマケモノの赤ちゃんを貼っておきます。

結浜(8歳)

楓浜(4歳)

彩浜(6歳)ZZZ・・・

良浜(24歳)居場所から落っこちて固まってるところ

フタユビナマケモノの赤ちゃん(8/28生まれ)

 因みに、このナマケモノの赤ちゃん、生まれた翌日に母親を亡くしたそうです。だから人工飼育になっているそうで、一人で眠っているのが切ないです。故に本日見掛けたこういう光景が輝いて見えるのです。



IMG2836M

2024年9月14日土曜日

いつまでノースリーブ?

 どーなってんだか、土曜日も最高気温34℃で止む無く朝練。第6弾は朝練コース2巡目で明日香へ。しかも先週に続きノースリーブジャージ。ぶうぶう言ってる割に、涼しいから着ちゃうもんです。


太陽は確実に低くなっていて(じゃ何なんこの日射の強さ)、出発4:55はほぼ夜。10分程で東の空が朱くなってきて奈良市街地に着いた5時半はライト消灯。写真は明るいですが実際はもう少し暗かったです。猿沢池には采女祭(来週始め)のドラゴンボートが浮かんでいました。

出発10分後

采女祭準備中

興福寺修理塔と鹿ちゃんのこのこ

県道とR169を南下し、桜井市に入った頃に陽が射し始めました。R169はひむがしの山々の際を走るので日影が長いのですね。これは有難い。西を見れば奈良盆地の町と西側の生駒・信貴・二上・葛城山系には陽射しが注ぎ、早くも暑そう。6時半に桜井市役所を通過し50分に明日香到着。CHKポイント?の飛鳥坐神社横でトイレ休憩。

本日は稲渕まで行ってみました。9月と言えば稲渕の棚田がリコリス(アニメちゃうよ、彼岸花)に彩られているのではないかと、そして昼間は人が押し寄せて大変だけど今ならそうでもないだろうと。が、実際はリコリス皆無。真島に殲滅されたんじゃなくて(あー、イタいですね・・・)理由は不明。千束たちとハワイに移住したのか(あー、やっぱイタいですね)。詳しくは「リコリス・リコイル」をご覧下さい。結構面白いアニメです。

稲渕の朝

仕方ないので早朝の美しい棚田風景を崇めて、田圃の中の小径を行くと蘇我入鹿の首塚。「乙巳の変」で討たれた入鹿の首が飛んで?悪さするのを慰めるために建てられた五輪塔だそうな。んなもので治まりますかね、ク-デターなんだから。

棚田風景

蘇我入鹿首塚

明日香村を出て、橿原神宮の森を通ってセブンでクーリッシュタイム。この頃(8時)になるとちらほらチャリダーも見掛けます。先週と同じ中央CRで帰宅は9時40分。午後予定があったので早々に帰れて良かったです。本日走行75.7km。

自転車道が塞がれつつある・・・

先週、キュッキュ言ってた変速は本日何も言わず。ブランケットカバーを捲ってSTIあちこちに注油したのと、もう一つ、走行中のキュッキュはチェーンオイル切れの可能性があるとの事で、従来使用のWELDTIDEのTF2(開け方が押し回しみたいな奴)から高級オイルのVipro's Keitenに変えてみましたら、音鳴りは無くなりました。TF2があかん訳じゃないですが、Keitenについては価格相当の性能があると思っとります。私の場合ライド2回に1回注油(150km~走行)しています。もう1回乗ってみて観察しないと結論は出せないけど。

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次に、先週末、かねてからスロットルの戻りが悪かったMT125「よたか号」のスロットルワイヤを交換してもらいました(新車補償内)。午後に預け代車スクーターでギクシャク帰り、翌朝受取り。スクーターって教習所以来で左レバーはブレーキです。が、左手にはクラッチの癖がついており一気に握ると急ブレーキになり、翌朝「よたか号」を受け取ってYSPを出発しようとしたらエンスト。今度は左手がブレーキ癖になっていて半クラ失敗。面倒です、癖って。

そのまま和束方面へ試運転。和束ダウンタウンを過ぎ、信楽の入口のセブン迄行ってしまった。スロットルは快調。放すと戻ります(当たり前)。ワイヤが犯人のようでした。てっきり「そう言うものだ」と思っていたので助かりました。

黄色矢印を交換(多分インナーケーブルのみ)

試運転 湯船TopeakMTBランド前

しかし、稲渕のリコリスも暑過ぎて出て来れんのでしょうね。気温がmax25℃位の季節と言いますから10℃も高い。今月中は無理っぽく来月開花となりそうです。もはや彼岸花ではありませんし、

そもそも「暑さ(寒さ)は彼岸を通過」だし。

2024年9月7日土曜日

哀愁のデデポッポー

  9月になりまして、季節カテゴリは秋だけど奈良市の最高気温35℃。やっぱ朝練しかないと朝練第5弾は御所から高取を周るルート。早朝の気温は22~23℃と一時よりひんやり。ですが先週書いた「中華ノースリーブジャージ」を登板させました。

ひむがしの空をイタく染めつつ陽が昇る

出発は5:14。ほぼ真っ暗。ノースリーブはめっちゃ涼しい。夜間走行で富雄川沿いを南下すると段々明るくなってきて、R25を通り越して日の出。第2浄化センターを経て京奈和自転車道(葛城CR)を走って7時前に御所市の葛城公園到着。園内ではおばさま方が早朝から会議中。三人寄るとどこでも会議になっちゃうんですよね。

背後は葛城山です

流石にがらーんとしている市内。JR御所駅にも人影無し。ごせ町センターでトイレ借りて(開いてて良かった)東へ出発。朝日が眩しいのでキャップのツバを前にします。キャップって普通はそうなんですが、ヘルメットとの相性なのか、パールイズミの柴犬キャップは普通に被るとツバが跳ね上がらず視界がイマイチ。そこで通常は後向けに被ってツバを跳ね上げ、後ろを走る人にツバ裏の柴犬を見せびらかしている次第。


走行距離30kmを超えたあたりから、変速時に「キュッ」と言う音がするようになりました。前々回ライドあたりからなので、ディレーラ各部には注油するようにしているのですが、どうもワイヤっぽい。丁度1年前にワイヤー交換していて、精々3,000km走行なんだけど、そんなでなる(鳴る)かなあと疑義はあるものの、STIの方からも注油を試みます。

7時を回ると世は動き出していて車も増え、高取町の土佐街道を下ってR169を疾走。左手に最近よく見る「スーパーエバグリーン」。美術館か醤油蔵のようないでたちはさすが明日香。和歌山発祥だそうで、オークワも和歌山ですし、奈良県内は和歌山スーパーが席捲してる感じです。

高取町の薬屋。県民御用達の万能薬「だらにすけ」取扱中

スーパーエバグリーン飛鳥店

8時に橿原市のセブンで休憩し、以降は大和中央CRをひた走り。10時直前に帰宅。気温は30℃。ノースリーブのお陰か暑さはマシでした。但しジャージそのものは薄っぺらく、ファスナーを閉じた状態でもファスナーを隠し切れず、衿もペラペラ、洗濯するとシワがたくさん。ま、価格相応です。7,8月の酷暑用ですね。本日走行74.7km。

河川氾濫に備えた貯水施設があちこちで造成中

今年の米は豊作なんじゃない?

孤高のキジバト

復路、豊作の田圃の上にキジバトを見掛けました。実は1ヶ月前に我家のマンサクの木にキジバトが巣を作り始め、縁起がいいと言いますし、また野鳥なので勝手に手は出せず、見守っておりました。すると先週でしたかね、空っぽの卵の殻が落ちていて、次いで惨殺された雛がみつかり、キジバトは暫く目の前の電線でデデポッポー鳴(泣)いてましたが、そのうち姿を消しました。恐らくカラスの犯行と思われますが、哀れでありました。今日見掛けたキジバトもデデポッポーと鳴いていて、その声に哀愁を感じてしまった。

やはり秋到来、ですかね・・・。